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2009年4月の記事

2009年4月30日 (木)

影が立つ

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 何となく、忙しくって慌ただしかった1日。

 そんな中、夕暮れ時にはようやく一段落ついて、ぼんやりと作品を眺めながら、「明日はどこに手を入れようかな?」とか「次は何を描こうかな?」などと、やっぱりぼんやりと考えてみる。

 海の向こうでは、新型のインフルエンザが猛威を振るっているようですが、この近所でだって、旧型インフルエンザが、やはり猛威を振るっていて、子どもの通っている学校では、胃腸炎や溶連菌感染症と合わせると学級閉鎖や学校閉鎖になってもおかしくないくらいの数の子どもが休んでいるそうな。

 運動会を前にして、休む訳にも行かない事情も判りますが、それってある意味、ちょっと危険だけど「(海外旅行を)直前でキャンセルできないから、とりあえず行っちゃおう!」って言うのと本質的には同じような気もします。

 まあ、とりあえずこのままゴール目指して突き進むというのなら、これ以上病欠者が増えない事と、当日、晴天になる事を切に祈るしかありません。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
  何もないサイトですが、受賞作品だけは見れます。

http://www.ueno-mori.org/kobo/taisho27/index.html




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2009年4月29日 (水)

ミュージアム・ショップに売っていないもの

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 もちろん、ミュージアム・ショップに売っていない物なんてたくさんあります。生鮮食料品などの日用雑貨はもちろん、自動車やバイク、家電なども売ってはいません。
 そんな物をあげていっても切りがないし、そもそも何の意味もないんです。

 じゃ、いったい、何が言いたいの?・・・続きを読んでみて下さい。

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 先日、出かけた岩手県立美術館のミュージアム・ショップで、うちにあるのと同じ作家さんの手による香立てを発見。「こんな所でも買えるんだ」と感心しつつ
、よく見るとこの一角だけ、地元作家さんによる「オリジナル・アート小物」みたいな物が販売されているコーナーになっています。

 ミュージアム・ショップ(以後、ショップ)と言えば、一昔前は、企画展及び収蔵品の絵葉書や図録、複製画とその他関連書籍などがおいてあるぐらい。それがいつしか、クリアファイルにノートやメモ帳など、作品写真がプリントされた関連グッズなどに始まり、今ではバッグやハンカチ、マグカップに傘など、その範囲は広まる一方で、福島県美で見た、ワイエスの絵がプリントされたTシャツにいたっては、「これをどうすりゃ良いの?」などと悩むほどで、最近はちょっと節操もなくなって来ています。さすがに「蜷川実花の花がプリントされたパンティ」なんてのはありませんでしたが、一つ間違えばそんな物まで出て来そうな勢い。
 おまけにいまじゃ、あまり珍しくもない「美術館オリジナルロゴ」入りのグッズなども、ボールペンやエコバックくらいなら笑って済ませられますが、カフスボタンやタイピンなどの装身具にいたっては「美術館関係者以外、誰が買うんだろうか?」と首を傾げてしまいます。

 そしてもちろん、どこぞの美術館のロゴも、似たような物ばかりで

「パッと見、区別がつかないぞ!」

 ・・・・・と突っ込んでおくのも忘れません。

 そんな事を思いながら、ショップを眺めていて、ふと、妙な違和感が胸中をよぎります。

「もっともミュージアムらしいのに、
        決してショップでは売っていないもの」


 そんな物がある事に気が付いてしまいました。

 それは・・・・・・・・「絵画と彫刻」 

 皆さんの中で、美術館で絵や彫刻を購入した事のある方はいますか?そこまではいかなくとも、そんな物が売っているミュージアム・ショップを見た事がありますか?

 もちろん、展示室に展示されている作品は売られてもいませんし、当然買えません(「市民ギャラリー」みたいな例外もありますが)。だからその代替えとしてポストカードや複製画などが販売されています。そしてそこから派生して、今では実に様々な関連商品が売られるようになり、「アート小物」的な、ちょっと部屋に置いたり、または使って楽しいグッズなども販売されるに至りました。

 しかしながら、今だ複製ではない、本物の絵画や彫刻を常時販売しているミュージアム・ショップを、私は知りません。

 「美術館」とは美術品を好きで見に来る人たちの集まる場所のはず。
 しかし「絵画や彫刻」とは、それを愛好し観に来てくれる人々にとっても、「手の出しづらい、買いにくいもの」なんでしょうか?

 では、「絵画や彫刻」はどこで、誰に売れば良いんでしょうか?



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
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第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
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2009年4月28日 (火)

これからが楽しみです/岩手県立美術館

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 先日の「蜷川実花展」を開催していた美術館の紹介。

 私が弘前で学生をやっていた20数年前にはなかった美術館。詳細は判りませんが、ここ最近で来たようで、市内からはちょっと離れた広々とした場所にありました。

 こちらは駐車場側からの外観で、こちらの入口に立って正面を眺めると目の前に岩手山が見えると言うなかなかのロケーション。まわりにマンションなどの高い建物が立たない限りは、大丈夫でしょう。

 ただこの時は気が付かなかったのですが、どうやらこちら側は「裏玄関」。正面入口はそのエントランスの反対側にありました。

 中に入るとこんな風です。

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 左の写真のような吹き抜け構造のエントランス(またはだだっ広い廊下)&階段で、この吹き抜けの右側に一階が企画展示室とショップがあり、2階には常設展示室とライブラリーがあります。

 このライブラリーは絵本も充実しているらしいので、美術鑑賞の苦手な子どもと来館した時は、こちらに連れて行って夫婦交代で鑑賞する、ということも出来そうです。少なくともこういう施設でごまかしながらも、小さい頃から美術館に来るという習慣を付けていく事は、決して悪い事じゃないと思います。

 右上の写真は一階企画展示室の途中にあった休憩室からの眺め。
 天気が良ければ岩手山も見えるバツグンのロケーションでしたが、エアコンが効いていないせいか温室状態で、2、3分いただけで喉がからからになって来ました。

 その下の写真が2階へ続くだだっ広い階段の突き当たりから下を眺めた風景で、この建物のスケール感が何となく判ります。この写真の左の方に写っているのが常設展示室へと至る廊下です。

 ここの常設展示は、萬鉄五郎、松本竣介、船越保武をメインに岩手県にゆかりのある作家の作品を多く収蔵・展示してありました。

 そんな中に大学でもお世話になった教授の作品もひっそりと展示してあったりします。懐かしい物を感じつつ、生前の元気な姿をよく知っている私にとっては、この方がすでに他界している事実も、何となく信じ難い気がします。

 その他一階にはレストランもあり、こちらは美術館の営業時間外でも独自で営業できるような構造になっていました。

 そうそう、一番最初の写真の入口前にジャンボタクシーが停まっているのが見えると思いますが、行きがけに中をのぞいてみたら、これから結婚式でも始めそうな衣装の女性が見えました。で、館内を見終えて、ふと窓から外を見ると少しは慣れた所に今度は和装の結婚式衣装に身を包んだ人たちと、それを中心に十数人の集団が歩いている姿が見えました。ひょっとしたらあのエントランスの階段をバージンロードに見立てて結婚式?それとも写真撮影?そんな事を想像させるワンシーンでした。

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 周囲には科学館や博物館みたいな物もある広い敷地内に、その美術館はありました。まだ、真新しいおかげで、その公園自体も、植えられた木々が小さかったり、工事が途中みたいだったりで、まだまだちょっと落ち着かない感じでしたが、あと数年、市民に愛され、大切にされていけば、きっとのんびりと落ち着いた時間を過ごせる素敵な公園に育っていくのではないでしょうか?



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2009年4月27日 (月)

何見てるのかな?

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 あんまり近づくと逃げちゃいそうだったので、デジタルズームにて失礼。

 この塀はキャットウォークと化していて、毎日、猫たちがあっちに行ったり、こっちに来たり。時々、冗談半分に窓を叩いて驚かしたりしますが、さすがに落ちる猫はいませんし,最近では慣れて来たのか、動じる事もなく、こちらに眼を飛ばしてきます。

 ただいつもは素通りするだけなのに、今日のこの猫は立ち止まって、何やら下の方をうかがっている様子。私もそちらの方を眺めてみますが、何を見てるのかは判りません。

09042702 しばらく長い事、眺めてました。

 一度写真を撮って、15分ぐらいしてからもう一度眺めてみると、まだいます。

 で、また少ししてから見てみると、やっぱりいます。

 で、また写真を撮ろうとカメラを向けたら、そんなこちらの存在に気が付いて、

「何、見てんのよ!」

 と言わんばかりの目つきで睨んできました。



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2009年4月26日 (日)

ザワザワしている!!/蜷川実花 展

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 東京に行った時は、会場まで行くのが面倒くさくなってしまって、観に行かなかった展覧会。

 たまたま盛岡まで行く機会があって、そしたらちょうどやっていた展覧会。

 地上の花、天上の色  蜷川実花 展

 4月11日(土)〜5月31日(日)(休館は月曜と5/7 5/4は開館)
 9:30〜18:00
(土日祝は20時まで/入館は閉館の30分前)
 岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅12-3)

 チラシを見ても判る通り、初っ端からすごい色が襲って来ます。プリントの仕方が特殊ならしく、そのせいで、余計にギラギラ感が増しています。時には裏から光を空かしたり。

 そして次に目立つのが、ポートレートのモデルとなった様々の有名人たち。ほとんどマスメディアに乗っかっている人たちで、どれもどこかで見た事ある人たちばかり。
 もともと俳優など見慣れている人たちで、個性的な人たちですから、ただ撮っても写真がモデルに喰われてしまいそう。
 ということで蜷川実花はどうしたかと言うと

「蜷川実花"色"に塗りたくる」

 という方法を取っています。

 簡単に言えば蜷川実花が描いたキャンバスの上に穴をあけ、そこからモデルたちが顔だけ出していて、その姿を蜷川実花がカメラに収める、と言った感じ。

 モデルが個性的だから、成り立つ写真であり、その辺りの普通の人々では難しいでしょう。

 とっ散らかされた物と色。

 この凄まじい「物量」

 余韻さえもザワザワしていて落ち着かない。

 悪く言ってしまえば、「ただ派手で、落ち着きがない」作品。

 一つ一つの写真はともかく、展覧会として、集められ、まとめられる事によって説得力を持つ作品群。
 だから「写真展」ではなくただの「展」

 「蜷川実花」という個人そのものを見せつけられているような展覧会。

 個性が静かににじみ出すような作品が好きな私にとっては、あまり好きになれない展覧会。

 でもとりあえず、「次の一手」を楽しみにしています。

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09042603 こんな物が関連グッツとして売られています。この他にサクマ式ドロップなんかも。

 こういう「子ども的な物」と「大人の持つドギツさ」を合体(コラボ)させたような商品、ちょっと前から巷ではよく見かけるようになりました。奈良美智さんの作品なんかでもそうかもしれません。

 たぶんこれも時代の流れ、流行のようなものなんでしょうね。

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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年4月25日 (土)

今回で17回目!

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 予想通り、昨日、国画会より「鑑査結果通知」が届きます。

 発表の日にこの通知が届くのは例年通り。そして結果は・・・・

 「入 選!」

 審査からの僅かな期間にここまでやって頂ける事務局の方々には、本当に頭が下がる思いです。

 これからもしばらくは色々と忙しいのでしょうが、よろしくお願い致します。

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 ここからは私事。

 気のせいか、会場が新美術館に移ってから、初入選の数が増えているような気がします。今のうちは会場も広いみたいので良い事ですが、そのうちそれも限界になってくれば、昔みたいに審査も厳しくなるでしょう。常連だからとウカウカしてはいられません。

 別段の何の補償も後ろ盾もないので、作品が良くなければ、選外になっても何の不思議もありません。

 まだ都美館でやっていた頃は、壁面に限界もあり、号数も最大100号と今よりも小さく、審査自体もかなり厳しかったようで、2点以上出さなければ、よっぽどの事がない限り「選外もやむなし」なんて噂も耳にしました。
 もちろん私のようなただの「常連」会友(計10回入選しただけで自動的になれる)には、そこの辺りの詳しい話は、風の便り程度にしか聞こえて来ませんが。

 それにしても今回の私の作品、ただの夕暮れ空を描いた風景画なんです。

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 でも、前回展の図録を見た所、一般入選者の中で普通に見たままの風景を写して描いているような人ってほとんど皆無なんです。本当にこれだけの入選者がいて、その数はかぎりなく「0」に近いんです。

 「それじゃ〜」って訳ではないですが、今回で17回入選しましたんで、あと3回、つまり20回入選するまでは、このバリバリ「風景そのまま描きました」路線で行ってみようかなと思います。

 それでダメなら潔く退会でもしますか?



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地上の華、天上の雪/八幡平

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 地上ではG.W.を待たずして、すでに桜は盛りを越えそうな勢い。その一方で、天上では、すでにその存在を忘れかけた雪が、今だに不思議な姿を見せておりました。

 向かうは八幡平アスピーテラインの「雪の壁」。
 やっぱり雪が好きな私は、半ば強引に家族を巻き込んで、雪景色を追いかけています。

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 家を出発する時は雨模様のあいにくの天気でしたが、田沢湖を越えた頃には雲も切れ,日差しが差し込むようになりました。

09042502 途中、玉川温泉に立ち寄り、湧出量日本一の「大噴(おおぶけ)」を、子どもにも見せてみようと思いましたが、あまり興味がないみたい。
 ちなみに右の写真の「危険」は、うちの子どもじゃなくて、その横から吹き上げてくるガスの事で、よく見ると、こんなすごい勢いのものばかりではありませんが、地面のあちこちからガスが吹き出ているのが判ります。
 今日は久々に天気が良かったせいか、たくさんの人があちこちにゴザを広げて岩盤浴の真っ最中。ここはどちらかと言えば病気療養のためなどの「湯治場」として利用される方が圧倒的に多く、一般的な観光地のように、みんなでワイワイ散策すると言う雰囲気ではありません。走り回る子どもと一緒に歩いていると、なんか場違いの所に来てしまったような印象さえ受けます。

 散策を終え、八幡平へ向けて車を走らせます。
 「大沼」のビジターセンター辺りまで来ると、昨日の悪天候で雪が降ったおかげで、辺りは真っ白な雪で覆われ、その反射光が目に痛いくらいギラギラしています。

 期待に胸を弾ませながら、後生掛温泉を過ぎた辺りで、目にした看板で、何やらイヤーな予感。

 で,やっぱりゲートは閉まってました。
 この場に来ていた人は皆、「こんなに天気がいいのにどうして?」と思った事でしょう。当然私たちもそうです。しかし閉じたゲートを突っ切る訳にも行かず、ここで泣く泣くUターン。

 しかしやっぱり、胸の辺りにうごめくモヤモヤしたものが、気になって、途中の大沼ビジターセンターで聞いてみると

「12時に開通しますよ。」との事。

 やっぱり聞いてみるもんですね。さすがはうちの妻。私はこの段階ですでに頭に血が上っていて、冷静な判断力が失われていましたから・・・。

09042503 ということで待つ事30分ほど。するとそれらしい人たちが集まり始め、12時には開門、一路、八幡平に向かいます。
 この辺りからは両側の雪の壁も徐々に高さを増して行きます。ただ頂上に近づいているにもかかわらず、思っていたほどの高さはなく、「一番高い所で8メートルぐらい」と、聞いていたので、ちょっとがっかり。

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 当てが外れたような気分でしたが、それでも頂上付近から眺めは最高で、適度に雪も締まっていて、これなら頂上まで長靴でも歩いていけそうな感じです。今回は時間もないので、あきらめましたが。

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 という訳で、写真を撮ったり、ソリ遊びをしたり。
 でも冷静に考えたら、前日は雪が積もった訳で、おまけに今日のこの晴天ですから、雪崩の危険性もかなり高かったのかもしれません。スキーの後もあったし、スノーシューで上っている人も見かけたましたが、充分、注意するに越した事はありませんね。

 十分楽しんだ所で、そろそろ山を下ります。何となくまだ一度も行った事のない、「樹海ライン」にも行ってみたいような気もしましたが、今日はとりあえずアスピーテラインの方を降りていきます。

09042507 ここを降りてみて判った事なんですが、この「雪の壁」、秋田側よりも岩手県側の方がはるかに高くて立派でした。その理由は定かではありませんが、写真でも判るように、高い所では人の背丈の2倍以上の高さで雪が残っていました。
 でもこの日は平日でまだ車の台数も少なかったので、途中で車を止めてこんな写真を撮る事も出来ましたが、この連休中はきっと車やバスでいっぱいになり、ただでさえワインディングロードで、おまけに
これくらいの高さの壁がどこまでも続くのであれば、視界は最悪ですので、これから行かれる方は十分気をつけて下さいね。

 下まで降りてくると、今までの景色が夢まぼろしだったかのように、あちこちにいろんな花が咲いています。
 一般的にはこの花盛りの下界に降りて来た事の方を「桃源郷に足を踏み入れた」とでも表現するんでしょうが、ちょっとひねくれた私にとっては楽園を追われたアダムのような「失楽園」みたいな気分になってしまいました。

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 「せっかくここまで来たんだから・・・」
 ということで、帰りの道すがら、「小岩井農場の一本桜」を観に行きましたが、ご覧の通り、まだちょっと早いです。この連休中に暖かい日が続けば、良い具合に開花しそうですが、天気予報では、また崩れる模様とか。

 雪も花も、こればっかりは人間の力ではどうしようもありませんね。




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2009年4月24日 (金)

「静けさ」を収納する・・・・

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 誰もいない図書室。

 壁一枚挿んだ向こう側の喧噪の直中。

 でもそんな雑音も、見えない箱に押し込められ、空いた本棚のスペースに収納されてしまったみたいに、ここには静けさだけが満ちています。

 騒音を吸い込み、静寂だけを静かに吐き出し続ける、誰もいない図書室。

 見えない何かを収集するために取り付けられたような本棚が、静かに並んでいます。

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 そんな風に書きたくなるくらい、新築できれいな図書室なのに、全然、本がありません。

 子どもたちの夢や希望がたくさん詰まっているはずの空間のはずの図書室に、本がありません
 決して総数は少なくないのかもしれませんが、「印象」とは怖いもの。ここを覗いた途端、「本が少ない」というイメージが、頭の中に植え付けられ、ここからみんなの足は遠のくではないでしょうか。

 あまり言いたくはないけれど、これも「ハコもの行政」のたどり着く見本みたいな場所なんでしょう。

 図書室を立てる予算はあるけど、図書の予算はないよ!

 というのが見え見えです。

 こうなるまで、こうなる事が予想できなかった大人たちの想像力の貧弱さに飽きれて、攻める言葉さえ見つかりません。
 と同時に、例え本がたくさん収まったとしても、今度はそれを活用できない大人たちが、ここを「無用の長物」にしてしまう恐怖さえ感じます。

 今はただ、この本棚に,子どもたちの溜息が収納されない事を、切に願います。



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2009年4月23日 (木)

春眠?それとも「大いなる眠り」?

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 飽きもせずに、雨。

 時々、強風も伴ったりして、桜の花の「命短し、恋せよ乙女」。
 って、よくわからない?

 学生の頃は、季節に関係なく、いつも眠かったけど、今はどうでしょう?とりあえず、昨日は昼頃からあくびの連発でした。

09042302 大いなる眠り
 レイモンド・チャンドラー 作
 双葉 十三郎 訳/創元推理文庫 刊


  チャンドラーの処女作。
 とある老富豪から調査の依頼を受ける私立探偵フィリップ・マーロウ。そこにその富豪の娘二人が絡んで来て、話はどんどんややこしくなり、深みにはまっていきます

 富豪だから当然お金持ちなのに、全然幸せそうじゃない人たち。ただ惰性で生きて来て、その勢いが止まりそうなのを自覚して、焦っているようにさえ見えます。


 探偵小説と言うか、推理小説と言うかはともかく、その手のジャンルの本と思って読むと肩すかしを食らいます。

 良い意味で。・・・たぶん

 この作家はひょっとすると、推理小説にお決まりの「最後の謎解き」みたいのがあまり好きじゃないのかもしれません。だからマーロウもそんな事はしません。
 実際、私もあまり好きじゃない。これは映画などで見るとより判り易いんですが、最後ばかりが重くなり全体として不自然な印象になるからなんでしょう。

 その不自然さを解消する方法。それは主人公が

「刑事ではなく、私立探偵である」ということ。

 推理小説の定番を、あえて無視する事で、登場人物たちが血肉ある存在として、生き生きと物語の中で動いているのです。

 「どうやって殺すの?」
 「アリバイはどうしたの?」

そんな「方法」よりも、もっと重要な

 「なぜ、そうしてしまったの?」という動機みたいなもの。

 そこへ行き着つかなければならなかった人たちの「悲しみ」みたいなものが垣間見えて、何ともせつなくなる一冊でした。



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2009年4月22日 (水)

桜の涙、そして闇の中で白く蠢くもの

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 ここの所、毎日のように雨。そんな中ですが桜の樹々も踏ん張って、散らずに花をつけています。同時に、力尽き散りゆく仲間を眺めながら、涙を流しているようにも見える雨の雫。

 最近、時々訪ねるようになったとある漫画家さんの日記を読みながら、その内容に自分も涙が出そうになりつつ、「他人事じゃないな」と妙に納得。私のように売れない画家ならともかく、知名度もあり、ヒット作も世に送り出している優れた作家さんでも「安心して仕事に没頭できない」現実に、改めて「好きな事を仕事にする大変さ」を実感させられています。

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 昨日は仕事の打ち合わせのため、出先から夜の11時頃に帰宅。


 その途中、広域農道を車で走っていると。ライトの中に白く小さく光るものが見えます。
 最初は、「散った桜の花びらかな」とも思いましたが、どこまで行っても点々と続きます。そして時々、何やらその白いものが動いているのです。跳ねるみたいに・・・

 「これは桜じゃないぞ」と思い、しばし考えを巡らします。

 そしてたどり着いた結論。

  アマガエル

 この数日の雨で、一気に湿り気を帯びたので、みんな元気に活動を始めたようです。途切れる事なく、あっちでピョン!、こっちでピョン!

 この数ではたぶん、踏んでいない訳ありませんね。

 昔愛知にいた時は、ヒキガエルだったので「パン!」と音がして、パンクと勘違いした事もありましたが、こっちは小さなアマガエルなので、感触さえありませんが。



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2009年4月21日 (火)

不思議な落とし物

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 「桜土手が満開だったよ。」

 そんな妻の言葉を聞いて、のそのそとカメラ片手に、雄物川の堤防まで歩いて行きます。すると・・・

 こんな風に見事に咲いています。でもよく見ると、まだ開ききっていないものも多く、「もう少しかな・・・」という印象。

 去年もここの桜を写真に撮って,それを絵にしたのですが、その時はもっとサクラ色が濃かったような気がします。ただそれが「まだ開ききっていない花」に原因があるのか、それとも単に劣悪な環境と加齢により「樹勢(?)が落ちているせいなのか」は定かではありませんが。

 ただ今日辺りから天気が悪いみたいなんで、この花たちも一体どうなることやら。

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09042102 この前の日曜日、町内会の「春の朝清掃(正式名は忘れました)」がありました。で、いつも子どもがお世話になっている公園の柵のまわりに生えている雑草を抜いたり、落ち葉を拾ったりしていたら・・・。 

 「あれっ、これってクルミでは?」

 「都会ッ子とは言い難い生育歴」を持つ私ですが、さりとて田舎で野山を駆け巡って大きくなったとも言えない、極めて中途半端な人生経験しかなくても、これはやっぱりどう見てもクルミ。

 でも、辺りを見渡せど、立派な桜の樹こそあれ、クルミの実がなるような樹はこの辺りにはありません。
 ひょっとするともう少し足を伸ばせば、近所のどこかで見つかるのかもしれませんが、少なくとも、そこからここまで転がって来たとは考えにくいです。

 どこかの鳥が見つけて、食べようとくわえて来たけれど、割ることが出来ず断念したものか、それとも、どこかの子どもがおもちゃ代わりにもって来たものの置き土産か。

 今となっては確かなことなど判るはずもありませんが、とりあえずちょっと不思議な落とし物でした。



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2009年4月20日 (月)

曖昧なもの

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 20年も絵を描いていると、例えのんびりでも、頭がぼんやりでも、さすがに自分の表現したいもの(同時に表現できること)の輪郭が少しずつではありますが、ぼんやりと見えて来ます。少なくとも昔よりは。

 例えば、山を描いている自分。

 この中で本当に描きたかったのは、「山そのもの」なのか、その後ろの「空」なのか、手前の「風景」なのか、それとも「山全体を取り巻く空間」なのか・・・

 選ぶモチーフに寄っても、その辺りは変化しますし、途中で気が付くこともよくある事なので、答えを一つに絞り込むことは出来ませんが、少なくともどこかの段階で、自分が何を描きたかったのかをぼんやりと理解していきます。

 想いを巡らせば、そこには何らかの「共通点」もしくは「共通項」のようなものがあるような気もするし、そうじゃないような気もします。
 この曖昧さはきっとその「共通の要素」自体が上手く言葉で表現できないような「イメージ」だからかも知れません。 

 「ぼんやりと理解する」

 自分が表現したいと思っていること自体が、具体的な名前や姿を持っているとは限らないのです。

 「あいまいなもの、捉え難いもの、不確かなもの」

 そんなものが目指す目標であった時、そちらの方に顔を向けて、その辺りを見据えることは出来ても、そこへ至る最短距離が見つかる訳ではなく、そこへたどり着ける補償も、それが到達点である確証もありません。

 そんなよく判らないものに向かって、また今日も歩みを進める訳であります。



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2009年4月19日 (日)

もうすぐG.W.だけど

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 近くの公園はほぼ満開。

 ということは今年もゴールデンウィーク前には、たぶんほとんど散ってしまうでしょう。この時期の花見客を当て込んでいる観光地には、気の毒な話ですが、まあ、こればっかりはどうしようもありません。
 それに加えて昨年のようにあっという間の短い間に散ってしまっては、さらに救いようがありません。せめてもう少し長い間楽しませて欲しいものです。

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 4月26日から5月10日までの「15連休」なんて、喜んでいいんだか、悲しむべきなのか、よくわからない状態の所もあるそうですが、子どもの通っている小学校では、なぜか運動会が、このG.W.期間の真っ直中にあるので、そんな休み方は当然出来ません。(最もする気もありませんが)

 その他にもなんか色々あるみたいですが、頭の中の整理がつかなくて、全然把握できてません。



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http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
  何もないサイトですが、受賞作品だけは見れます。

http://www.ueno-mori.org/kobo/taisho27/index.html




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2009年4月18日 (土)

マーロウ、再び・・・

09041802

 「桜も開花!」

 なんて書きましたが、のんびり市内を巡ってみると、場所ごとにまだまだバラツキがあるようで、雄物川沿いの土手の桜などは、もうちょっと時間がかかりそうな感じ。最もこの土日で晴れて、暖かくなれば、一気に・・・なんて事にもなりそうです。
 何たって生ものですから・・・あっ「生き物」か!

09041801 さらば愛しき女よ
 レイモンド・チャンドラー 作
 清水 俊二 訳/ハヤカワ文庫 刊


  運悪く?殺人現場に居合わせてしまった私立探偵マーロウ。そしてその事件解決の為に、警察に協力させられるハメなった探偵は、捜査を進めていくうちに新しい事件に巻き込まれ、どんどんと深みにはまっていくのでありました・・・。

 とまあ、探偵小説と言うジャンルから考えて、あまり細かく書いても行けないので,詳細が気になる方はまず読んでみて下さい。

 以前、村上春樹訳「ロング・グッドバイ」が、存外面白くて、また機会があったら読んでみようと思っていたのですが、図書館にはチャンドラーの作品はこれ以外にない・・・と思っていたら、文庫本のコーナーで見つけまして、早速、借りて来て読んでみました。

 で、その「ロング〜」の方なんですが、読んだときは

「村上春樹さんの訳だから、何となく村上春樹の作品っぽいのかな?」

 ぐらいに考えていたのですが、この別の人の訳による「さらば〜」を読んでみると、文章の言い回しや、ちょっと普通じゃ考えにくい比喩の突拍子のなさなど、所々に「村上春樹っぽさ」がやっぱり感じられます。

 そんな部分がチャンドラー独特のものなのか、それともアメリカのハードボイルド特有のものなのかは「チャンドラー以外」を読んだ事がないので、判然とはしません。

 ただこの「道路に投げ捨ててしまった?」ようなちょっと投げやりのような、何とも力の抜けたような文章や台詞が、結構楽しかったりするんです。

 事件の解決そのものよりも、フィリップ・マーロウという主人公の、生き生きとした生き様を感じさせてくれる文体と台詞が、読んでいて心地良く、このキャラクターがすっかり気に入ってしまいました。

 と同時に、村上春樹さんのルーツを垣間見せてくれるような側面もるような気がして、そちらのファンの方にもちょっとお勧めの一冊です。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年4月17日 (金)

桜前線

09041701

 色々書こうと思っていた事はあったのですが、今日は朝寝坊をしてしまったので,短く済ませる事にしました。

 昨日、2階のアトリエの窓から見える近所の公園の桜の樹が、ほのかに色づいている事に気づき、早速,見に行きます。

 昼過ぎまで雨まじりの冷たい天気だったせいで、まだほとんど花開いてはいませんでしたが、中には気の早いヤツも。

 今日は天気も良さそうなので一気に花開く事でしょう。

 いよいよ花見の季節がやって来ます。

 最も、かれこれ20年くらい、宴会みたいな花見はしてませんけど。



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2009年4月16日 (木)

なにもこんな日に・・・

09041601

 しばらく続いていた春らしい陽気も、2日ほど前からちょっとお休み。朝夕、肌寒い日が続いています。

 「庭の桜が咲いてるよ。」

 妻のなにげない一言を耳にして、カメラ片手にいそいそと外に出てみると、もうすぐ花開きそうな花芽が点々とついているのが見えます。

 この場所に植えてから2年目の春の出来事。

 私たちと同じ年にこの庭にやって来た桜が、子どもの入学の年に開花します。

 でも、何もこんなどんよりとした天気の日に咲かなくても・・・。

 よく見ると、どの花も開ききってはおらず、花たちも自分が開くにふさわしい日を待っているのかもしれません。



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2009年4月15日 (水)

およそ20時間の悪夢

09041501

 たまにはパソコンの点検を・・・。
 バックアップついでに環境改善もしようとハードディスクの「最適化」を始めたのが運の尽き。

 始めたのは午前9時頃。かかっても4〜5時間だろうと軽く見ていましたが、午後の3時になっても終了する気配がありません。

 2400近い「断片化されてファイル」が400まで減ったのが案外速かったので、軽く考えてましたが、残りの300位から、1時間経っても5〜6個しか減りません。

 開始から12時間でようやく残り100を切りましたが、ここまで来ると「カメの歩み」どころか「カタツムリの歩み」程度の速度です。よっぽど途中で止めようとも思いましたが、何せハードディスクのデータそのものをいじっている訳で、何となく恐ろしくって手をつけられず、その日は結局そのまま就寝。

 今朝の5時半頃に起きてみると、ちょうど終わりました。

 ここまでかかった時間、およそ20時間。結局、その間何も出来ず、時折、恐る恐るモニターを眺めているだけでした。



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2009年4月14日 (火)

早朝の散歩

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 子どもの卒園と同時に朝の登園もなくなり、その後の「力水」通いもちょっとお休みしてました。しかしこれではいけないと2・3日前から早朝に出かけるようにしました。
 これも全てメタボ対策と登山のための体力作り。昨年は鳥海山登山の後、一週間近くも使い物になりませんでしたからねぇ〜。

 そんな早朝ですが、結構ウォーキングをしている方を見かけます。それも3人4人なんてものじゃなく,30分歩いて10人以上のそれらしい人とすれ違います。

 といっても、歩いているとまわりに誰もいない事が時々あります。聞こえるのは鳥の鳴き声と、自分の息づかいぐらい。国道さえも車が途絶え、静けさと朝の日差しだけが辺りに満ちています。

 こんな街の中を歩いていると、20年ほど前に一人で欧州を旅していたときの事をふと思い出します。

 朝一番の電車や都市間バスに乗るために、一人安宿のベットから駅やバスターミナルへと向かう時、こんな風に静かな朝が待ってくれています。

 この町での思い出を噛み締め、同時に次の街への期待を膨らませながら、でも、時間に遅れないようにと足早に、重い荷物を背負いながら歩きます。
 昼間、あんなに五月蝿かったメイン通り。
 見慣れない東洋人に向かって「Chino!」と言ってからかう子どもたちの集団。

 そんな事が、幻だったかのようにひっそりとした街並・・・。

09041402 昔の事を思い出しながら、ふと目の前を見るとそこには「湯沢駅」。

 ここから電車に乗れば、またそんな旅が始まるのでしょうか?



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2009年4月13日 (月)

陽の沈む場所

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 ここ何日か晴天が続き、雲が一つもない空に、なんとなく物足りなさを感じていました。

 でも先日見た、飛行機雲がタテ・ヨコ・ナナメにと空に走り、それが夕日で、金色に光っている光景は素敵だったなぁ。
 カメラが手元になくて写真には撮ってませんが。

 さて、今日もなにげなく屋根の上に昇って、夕日をパチり!

 その写真を眺めていたら、ある事に気が付きます。

09041302

 どちらも同じ方角を写したもので、似たような電柱が写っていますがどちらも同じものです。(この写真は12月17日の写真を絵に描いたものです)
 見た目にも明らかに、太陽の沈む位置が違うのが判ります。

 よくよく思い出してみれば、義務教育の頃に習った事であり、今更驚くほどの事でもないのかもしれませんが、こんな風にその現実をまざまざと見せつけられると、やっぱり驚いてしまいます。



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2009年4月12日 (日)

うじゃ、うじゃ、うじゃ!

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 春です。

 ツクシです。

 私の記憶の中のツクシとは、まだ生えそろわぬ新緑の間から、ちょこんちょこんと控え目に顔を出しているものでした。
 だから「ツクシ目」にならないと見えません。

 えっ、「ツクシ目」って、わかりませんか?

 ツクシを捜そうと意識を集中して、辺りを眺めている時の状態をいいます。

 似たようなものに「サカナ目」とか「マツタケ目」なんてのもあります。

 ・・・・・余談でした。

 そんな品よく可愛らしく生えていると思っていたツクシが、こんな具合に群生しています。

 写真では判りにくいですが、この歩道脇の左手、1.5メートルほどの幅ののり面に、この先7,80メートルほどにわたって、びっしりと生えております。

 昔みたTVアニメの「ムーミン」の中に出て来た「ニョロニョロ」の大群を想起させるようなそんな光景でした。



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2009年4月11日 (土)

梅は咲いたか、桜はまだかいな?

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 庭の梅の花が開き始めました。

 時々眺めると、時間の経過とともに開く花の数が増えてくるのがはっきりと判ります。
 確か、昨年もそう思って、この樹の前に三脚でデジカメを固定し、15分おきに撮影した写真を、パソコン上でスライドショウにして流してみたら、しっかりと花の開く動画になっていた事を思いだしました。

 そんな開花する様子を眺めながら、植物もまた一つの「生き物」何だなあと実感していました。

 そんな梅の花に誘われて、狭い庭に出てみると、あちこちに「小さな春」が見つかります。

 引っ越して来た時に植えた桜の樹も今年は花をつけるかもしれません。



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2009年4月10日 (金)

飯森山公園/酒田市

09041002

 酒田市にまつわる紹介はこの辺りでとりあえず終わろうと思います。
 その最後に選んだのも、前回紹介した酒田市美術館の側にある公園です。

 飯森山公園

 高台になっているこの辺りは市街地からはちょっと外れた所にあり、麓から歩いて15分弱の飯森山の頂上から辺りを見渡せば、美術館などの建物以外で眼につくのは最上川ぐらい、と言ったロケーションです。

 その公園の中にあるのが、写真のようなコンビネーション遊具。時期的にはまだちょっと早いため、調整中のものもあり、またここには写っていませんが、古タイヤを使ったロープ滑りなんかもあります。

 丸太を多用し、その風合いを生かした優しい遊具です。ただ所々難易度が高い部分もあるので、就学前の児童さんは親が眼を話さないようにした方がいいかな?

 あと野外用木製遊具の宿命なので仕方がないのですが、時々ササクレが出ていて、まれにそれが刺さる事があるので、出かけるときは毛抜きと絆創膏持参がいいかもしれません。

 実を言えば、うちの子もすでに2回ほどやっていて、その度に毛抜きを会に走る始末。でもこればっかりは気をつけていても、どうしようもありません。まあ、そんな事にも懲りずに遊ぶんだから、それはそれで「いい体験」なのかも知れません。

09041001 その他、ここで特徴的なのが、右の写真のローラー滑り台。
 森の中をぬうように降りてくる滑り台ですが、その長さがかなり長く、私たちがこちらの方に住むようになってから見た中では、一二を争う長尺です。おかげで運動不足の体だと、乗り口まで登るだけでも結構疲れます。

 ただ見た目よりも傾斜が緩やかなので、危険なほどスピードは出ないので、子どもも怖がらずに乗れます。もちろん、落下速度は体重に比例して速くなりますので、大人が乗るとけっこうなスピードで降りる事となり、充分間隔を開けないと目の前の子どもにすぐに追いついちゃったりしますけど。

 余談になりますが、ここの施設の良い所は、この遊具が美術館から直接見えないこと。
 これを入館前や鑑賞途中に見つけてしまうと、子どもの気持ちが一気にそちらの方へ傾いてしまい、せっかくの美術鑑賞に集中できなくなってしまうのですから。

 「森の中を歩いていたら、楽しい場所に出会えた」

 そんなロケーションが良いのかもしれません。



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2009年4月 9日 (木)

のんびりできる場所/酒田市術館

09040901

 上の写真は、夕日に輝く金閣寺・・・じゃなくて、山形県は酒田市にある土門拳記念館。
 この建物が出来て間もなくの頃、一度行っただけの美術館でしたが、昨年久しぶりに訪問して、この施設にすっかり惚れ込んでしまいました。

 ここのいい所は館内のあちこちにあるイスとその置き場所なんです。ずっと座り込んで作品を眺められるものはもちろん、目の前に広がる池をぼんやりと眺めながら、そこに遊びにくる渡り鳥を観察したり、そのまわりの桜並木を鑑賞できたり・・・。
 一方その外側に出て、その池をまわりを散策したり、眼下に流れる最上川が夕日に染まる光景に見とれたりなど、ちょっと町外れにあるので、散歩がてらというロケーションではないのかもしれませんが、ちょっと車で来てのんびりしたり、犬を連れて散歩に来たりできる素敵な場所でした。
 これはもちろんよそ者である私の感想ですから、実際、地域住民がどう思っているのかは判りませんが。


09040903
 

 そしてこちらがそのすぐ側にある酒田市美術館
 一見、どこにでもありそうな地方美術館なんですが、そのなにげない佇まいに秘められた工夫に驚いてしまいました。

09040902


 入口を入るとそこには縦長のエントランスがあり、その一方がガラス張りになっていて、そこには広場があり、さらにその奥には酒田の町並が見えます。
 この広場を囲うように右手に喫茶、左手に企画展示室と常設展示室がコの字型に配されています。その企画展示室自体は、それほど大きくもなくこじんまりとしていて、それほど目立った特徴もないのですが、その先の、わずかに下るように廊下を歩いてたどり着く常設展示室の方が面白いんです。
展示されている作品自体には好みもあるので何とも言えませんが、その辺りは笹薮と木立に囲われていて、雑木林の中に迷い込んで来たような不思議な感覚にとらわれます。さらにその奥のガラス張りの休憩室なんですが、立っているときは笹薮の向こうに酒田の街並が見え、一方、イスに腰掛けると、薮と木立の間に空が見えるだけとなり、そこでぼんやりしていると、森の中で瞑想しているような気分になってくるんです。

 ちょっと気分転換にのんびりとできる場所。

 今回絵本原画展を観に来たのですが、春休みということもあり、月曜日にも関わらず、休まずに営業されているのです。こんな細かい配慮もちょっとうれしいです。

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 私の住む秋田県でも、美術館の移転計画が進行中です。でも騒がれているのは、「どこに移転するか?」とか「誰に設計を頼むか?」なんてことばかり。
 近所の某近代美術館を見るに付け、
「窓から景色を見るなら高い方が良い」的な発想で、建物を高くし、「大は小を兼ねる」が如く無闇に広く、その実中身はスカスカ。企画力も集客力もない「箱」がまた増えるのかと思うと、頭が痛いです。

 本来、美術館の問われるべきものは「中身」であります。作品もなければ、人材も無く、ましてやその為の資金も思案もないのであれば、せめて、市民が憩える場所としての機能だけでも充実させて欲しいと思います。

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 本当に、前述の2つの美術館が存在するというだけで、ちょっと移住してみたくなる、そんな酒田市にある素敵な場所でした。



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2009年4月 8日 (水)

素敵な世界/あべ弘士絵本原画展

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 「アベヒロシ」と聞いて「阿部寛」じゃなくて、「あべ弘士」と即座に浮かぶ人は、絵本に詳しい人か、旭山動物園をよく知っている人、かな?

 そんな、日本全国からいい大人たちまでもが、ツアーを組んではるばるやって来る北海道は「旭山動物園」にとてもゆかりのある絵本作家の原画展が、今、映画のロケ地でも話題となっている山形県は酒田市の美術館で行なわれているので、ちょっとここでご紹介。

 旭山動物園の物語  あべ弘士絵本原画展

09040802
 3月20日(祝)〜19日(日)
 9:00〜17:00
(入館は16:30まで/会期中ほぼ無休)
 酒田市美術館(酒田市飯森山3丁目7-95)

 私が今更、紹介するまでもないほど「知る人ぞ知る」の方ですが、一応書いておくと、もともとは旭山動物園の飼育係だった人で、みごとな変革を遂げたその動物園の基礎作りから関わった人の一人だったそうです。そしてそんな人がいつしか絵本を書き・・・今に至る、ということです。

 こういう人の絵は技術がどうとか、デッサン力がどうとか言う前に、ただひたすら「魅力的だ」ということ。見る人を惹き付ける魔力でもあるんじゃないかと思うくらい、見入ってしまいます。
 きっと動物が好きで、よく観察しながら描いていたら、こう言う作品が出来上がったんだなあ、という感覚です。

 絵を描く事の基本に「対象を良く見る」というのがあります。その基本が同じであっても、一方で技巧的で写実的で、その対象と寸分違わないような作品が生まれ、そのもう一方でプリミティブだったり、戯画的(?)な作品が生まれます。

 どちらか一方を否定するのは簡単ですが、どちらにもそれぞれの魅力があり、人を惹き付ける力があるのです。

 動物たちの「素敵な世界」を垣間見せてくれる、良い展覧会でした。

 また後日書きますが、ここの美術館の施設自体もとても素敵でした。ただここでボーッとする為だけに、もう一度足を運びたくなるような所です。

 終わる前に、是非どうぞ!



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2009年4月 7日 (火)

鳥海山、ぐるっと一周。

09040701

 今日も朝から晴天。

 本日は、昨日偶然見つけた展覧会を観に急きょ、酒田市に行く事になりました。昨日の今日で、どうかとおも思いましたが、展覧会の会期が19日までということなので、今日を逃すとしばらく行けないという結論に達し、いざ、出発と相成りました。

 出発は、妻の用事を済ませてからのお昼近く。朝、子どもとの登校練習の時には霞のかかっていた鳥海山が、この時間にはくっきりクリアーに見えるではありませんか!

 ということで、国道13号線南下、新庄方面ルートなら近いものを、わざわざ仁賀保まわりルートに変更します。
 基本的には先日のルートと同じで、上の写真は、その時撮った場所とほとんど同じ場所、県道70号(鳥海矢島線)は笹子峠付近で撮りました。
 この日は左手の方にたぶん「丁岳」と思われる山もくっきり見えました。

 さて、ここからぐるっと鳥海山をまわってみようと思います。

09040702

 この写真は、県道70号を離れ、鳥海荘やオコジョランドスキー場のある猿倉地区辺りからの眺め。
 ここもよく写真を撮るスポットで昨年の登山の時にもこの辺りから写してます。(写真は掲載していませんが)

09040703

 途中県道32号線(仁賀保矢島館合線)に乗り、花立牧場付近で撮影。前の写真から観て15分ほど走ってからの撮影ですが、結構形が変わっている事に気が付きます。

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 もうすぐ県道を離れ、土田牧場のある仁賀保高原です。

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 仁賀保高原キャンプ場からの眺め。にかほ市らしい風景が一望できる所です。今日も風車の羽根が歪んでます。

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 県道312号などを利用し、海沿いを走る国道7号線まで一気に駆け下り、もうすぐ山形との県境です。
 いつの間にか山の硬いが全然違って見え、秋田県側からの、富士山のような眺望が当たり前の風景になっている私には、突然これを見せられても、同じ山田とは到底理解できません。
 またここから見ると、この山も決して一つの山ではなく、山脈でこそありませんが、複数の山が重なり合って構成されているのが判ります。

09040707

 ここで、一旦国道7号線から345号に乗り換え遊佐町へ向かいます。これは「道の駅鳥海」を過ぎた辺りからの撮影です。
 「なぜ、酒田に行くのに国道7号線」を離れるんですか?」と思われる方もいると思いますが、途中、とっても美味しいパンやさんに寄る事になりました。でもちょっと時間が気になります。

09040708

 これはそのパン屋さんの裏手から撮った写真。だいぶん山の裾に近い所です。
 これはもう2つの山みたいですね。

 さて、この時ですでに時間は3時を過ぎ、そろそろ急がないと美術館の開館時間に間に合いません。
 そう思ってあわてて飛び出して間もなく、ふと山の方を見ると、あっという間に立ちこめた靄のおかげで、山の姿は全く見えなくなっていました。

 という訳でで鳥海山をまわる旅は、この辺りで終了。ほぼ半周をしたくらいでしょうか?こんなことが出来るのも独立峰ならではの事でしょう。

 酒田で見た展覧会についてはまた後ほど。




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2009年4月 6日 (月)

とても不毛な二者択一

09040601

 ここの町でも、もうすぐ市長選投票日。

 しかしその候補者を見て、とても不毛なレースである事に気が付きます。

 候補者は二人。

 一人は元市議。
 こちらは支持政党が嫌いなので、論外。どんな素晴らしい政策を打ち上げようと、この人には投票したくありません。

 もう一人は現職。

 じゃ、こちらに投票するかと言うと、それも疑問。
 今の市制に付いてはかなり不満があるので、続投はしてもらいたくない。

 「選挙に行こう!」と言われても、どちらにも市長になって欲しくないので、どちらにも投票する気はありません。

 それじゃわざわざ、投票所に行って、私は何をすれば良いのでしょう?



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2009年4月 5日 (日)

ふ、二日酔い

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 昨日は町内会の総会。でその後はお決まりの懇親会。
 自分ではそんなに飲んでいないつもりだったのに、気が付けば結構酔っぱらっていて、家に帰っても寝間着に着替える気力も無くなっています。

 そして今朝は当然の如く二日酔い。まだ頭がボーッとしています。

 という訳で今日はこの辺りで失礼。



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2009年4月 4日 (土)

誤報,また誤報

09040405

 TV番組がピリピリしてきました。たぶんあちこちでピリピリしているんでしょう。

 原因は例の国のミサイル(又はロケット)

 秋田県で誤報を流したと思ったら、今度は政府も間違えて、同時にNHKも間違えました。

 そのNHKではその伝達方法を伝えつつ、遠回しに「自分が悪いんじゃないよ」と言っているみたい。

 政府も、「誤探知」と言ってるけど、間違って迎撃ミサイルでも発射しちゃったらどうするんだろう?

 最も情報を確認している間に,ミサイルはすでに頭の上を越えているんでしょうね。



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風の行方

09040401

 「いつか鳥海山を描いてみたい。」

 そんなぼんやりとした気持ちをいつか実現しようと、天気が良くなると鳥海山の方へ足が向きます。
 ただ山という素材は、あまりに近づき過ぎるとその形は曖昧になり、また場所を変えると全然馴染みの風景とは違うものになったりします。
 そんなことは百も承知なのに、ついつい近くに行って眺めたり、違う表情を捜して別の角度から眺めようとウロウロしてしまう訳です。

 今日は子どものお守りも兼ねて、二人で出かけます。子どもの目的地はにかほ市にある「フェライトこども科学館」なんで、方角以外はこちらの意図とはかなりの隔たりがあるような気もしますが、そこはそれ、いつも一人でフラフラ出かけてばかりいると、この先何を言われるかも判りませんし・・・。

 今日は趣向を変えて、県道70号(鳥海矢島線)から県道32号線(仁賀保矢島館合線)と行く「県道コース」で行きます。こちらの方がいつも利用する国道108号線(通称矢島街道)よりも高度が高い分、見晴らしが良かったりするので、景色もいいような気がします。
 ただ残念なことに、上の写真のように周囲の天候とは裏腹に鳥海山は雲に隠れ気味。この段階ですでに鳥海山本体を拝むことは半ばあきらめて、心はすでに散策ドライブモードにチェンジ。変にこだわり過ぎると、その周囲の興味深い風景まで逃してしまうので、

 「運が良ければ、鳥海山」

 ぐらいの気持ちに切り替えておきます。そうすれば最悪、転んでもただでは起きずにすみます。

 途中、冬師と言われる辺りを眺めながら、夏場に一度通った時とは、ずいぶん違った表情を見せていることに気づき、もう少し雪深い時にくれば良かったと後悔。後1年ほど待たなければダメですね。

09040402 仁賀保高原は、強風のただ中!ここに風力発電を作る理由がよくわかるくらいの天候の中、その風車をよくよく観ると・・・

 羽根が歪んでます!

 写真ではちょっと判りにくいかもしれませんが、確かに先っぽの方を湾曲しながら回転しています。この風車も好きで、よく色んな所に観に行ってましたが、こんな光景は初めて見ました。

09040403 そのすぐ近くの土田牧場でランチタイム。チーズトーストとソーセージを頂きます。値段はちょっと高めですが、美味しいので、まあ、満足。ソーセージもちょっとピリ辛だけど、子どもも美味しそうに食べてました。でもいくら辛くても、お試し品の「飲むヨーグルト」は一杯だけにしておこうね。でもこんなに食べるなら、2人前にしておけば良かったかな?

 この後はお約束の「フェライトこども科学館」へ。四日前なら無料だった我が子も、今日は300円を払っての入場です。まあ仕方ないか。
 リニューアルしたということですが、大きな改装ではなく、体験装置が一つ増えただけで、大きな変化ではありません。その新しい装置も春休みの子どもたちでいっぱいで、なかなか順番が回って来ませんでした。
 以前からあるディズニーランドの「スターツ・アーズ」みたいなライドも人気で、順番待ちでした。これはこの中でも結構楽しめる乗り物ですが、小さい子にはちょっと怖いかもしれません。
 あと、外にあるゴム製のひょうたんを縦に半分に割ったみたいな形のトランポリンですが、これが結構楽しいんです。この日は遊んでいる人数も多く、それぞれが好き勝手にはねると、予想外の所でジャンプしたりして、それが面白いようで、寒空の下、汗がでるほど飛び跳ねてました。

09040404

 帰りはもと来た道を戻るように,仁賀保高原の方へ向かいます。その途中見つけたのが、こんな風景でした。

 残念ながら最後まで鳥海山のてっぺんを拝むことは出来なかった今日の旅ではありますが、変わりに「九十九島」風のステキな風景を見ることが出来たので、今日は「これで良し」としましょう。



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2009年4月 3日 (金)

この道を通います。

09040301

 先日、妻が幼稚園の先生から聞いてきた話。
 卒園式の次の日の朝の幼稚園での一コマ。二人の年中さんが仲良くブロックで遊んでいたときの会話です。

 「このブロックはKくん(うちの子)が使うから、使わないでおこうね。」
 「そうだね。」

 それからしばらく遊んでいましたが、どちらともなく、

 「Kくん、来ないね。」
 「うん、おそいねえ。」

 ほどなくして一人が気が付きました。

 「そうだ、Kくん、もう来ないんだ。」
 「もう卒園しちゃったもんね・・・」

  混合クラスならではのやり取りで、ちょっと微笑ましくもあり、寂しくもある光景ですね。

 そんなうちの子ももうすぐ小学校に通う事になります。歩いて20分強の距離で、集団登校ということもあり、それほど心配する事でもないのですが、でもやっぱり気になります。

 ということで「登校練習」なんですが、自分が子どものときはこんなことしたかなぁ、と思いつつ、この一週間、一緒に行きました。

 こんな風に並んで歩けるのもいつまでのことやら。
 気が付けば、手をつなぐのも、一緒に出かけるのもいやがるのかな。
 まあ、これも「成長」ですからね。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年4月 2日 (木)

大量のチラシ、さばききれないチケット

09040201

 上野の森美術館大賞展の事務局さんから、宣伝用のポスターとチラシが届きます。そしていつもの事ながら、その処置に迷ってしまいます。
 今回は上手い具合に会期がゴールデンウィークと重なっているので、上手く宣伝すれば集客も見込めそうなのかもしれませんし、一人でも多くの人に見ていただくための努力は、事務局はもちろん、当の出品者だってするに越した事はありません。

 ただやっぱり、秋田から東京はあまりにも遠く、そこに至る時間と経費と手間を考えると、近所の人に大きな声で勧める訳にも行きません。実際「東京まで行くよ!」という人がいたとしても、まさかこれからディズニーランドに子どもと一緒に行く予定の家族にこの展覧会を勧めるには、やっぱり躊躇してしまいます。
 となると結局、この大量のチラシもチケットも部屋の片隅で虚しく朽ち果てて行きます。

 一方、この展覧会、例え入選者であろうと、図録をもらえません。もちろん直接会場に行って、自己申告すれば頂けるのですが、決して無料で郵送などしてくれません。

 「使い道のないチラシやポスターより、図録を送って欲しい!」と思っている、地方(特に東北以北と中国・九州地区など)から出品している人たちは結構多いと思うんですけど。
 まあ、こればっかりは事務局の方針に従うしかないのですが・・。

 そんなぼやきはともかく、その展覧会のご案内。

 第27回 上野の森美術館大賞展

 4月28日(火)〜5月11日(月)
 10:00〜17:00(会期中無休)
  前期(名字の「あ〜そ」):4月28日〜5月4日
  後期(名字の「た〜わ」):5月5日〜5月11日

 上野の森美術館
(東京都/JR上野駅・公園口より徒歩3分)

 この展覧会の変わっている所は、入選者が多いためか、会期を全後半に分けて、展示の入れ替えをするということ。誰かにポイントを絞って観に行くならともかく、全体を眺めようと思ったら、複数回、会場に足を運ばなければなりません。

 正直申しまして、何回も出品しているのですが、東京展は今だ観た事がないんで、詳しい様子は判りません。入賞でもすれば行こうかとも思っているのですが、なかなかその機会はめぐって来ませんね。

 という訳ですが、もし興味のある方、近くにおいでの方がございましたら、ぜひ足をお運び下さい。

 数に限りはありますが、どうしても入場券が欲しい方がおいででしたら、ウェブサイトの「問い合わせ」の方から連絡下されば、お分けする事も出来ますので。
 なお、そのサイトの方で今回の入選作も掲載させていただきましたので、興味のある方はトップページの下段の方からアクセスしてみて下さい。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年4月 1日 (水)

「ワイエス展」を観る、その3/福島県立美術館

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 今から20年くらい前、実を言うと2度ほど、ワイエス展の図録を買い損ねた事があります。
 どちらも原因は売り切れ。今ならあまり考えられない出来事ですが、当時はそんな事がありました。ただ、どちらの図録も、後に展覧会の副題を冠した、大層立派なハードカバーの作品集が発売されました。掲載内容は展覧会の図録とほとんど同じでしたが、価格は倍以上に跳ね上がり、学生の身分ではとても手に入るような代物ではなく、泣く泣くあきらめたのを憶えています。

 それがトラウマになっているのかどうか定かではありませんが、最近はどうしても「観たい」or「欲しい」展覧会の図録は、出来る限り事前に通販で買うようにしています。って言っても年に1冊ぐらいの事ですけど。

 今回のワイエス展の図録は前回の巡回先の愛知県美術館(何故か県の後に「立」がつかない)の方で購入したのですが、その際同封されたチラシと福島での展覧会のチラシ見比べてみると、だいぶん趣が異なる事に気が付きます。共通項こそあれ、裏面の解説など細部を比較すると大きく違う事が判ります。
 この両者の違いの明確な意図は判りませんが、こんな風に違う事に気づかされたのが初めての経験だったので、ちょっと面白くって紹介してみました。

「ワイエス展」のたぶん最後/水彩画の白

09040102 水彩画における白。写実的な描写において、この白が光を表現する時、その部分は、その画面の中で最も明るい所(最明部)を表しています。白く光る金属、反射光、太陽、海の波頭、雲、雪などなど。
 それが何を表現するかはさておき、(透明)水彩画においての白色は「絵の具の白」ではなく「紙の白」であり、そこは最初から最後まで、

一度も色を塗られなかった部分な訳であります。

 そう思ってワイエスの水彩画の作品を見直してみると、改めて彼の作品の凄さを実感させられます。

 例えば、その上の写真の、轍のような部分に細く積もった雪の表現。
 この部分は最初からこの形を「抜く」ようにその周囲だけに色がおかれ、それが最後までしっかりと守られています。また作品によってはこの「白抜き」の形の境界線をぼんやりにじませる事で、また違った雰囲気を醸しているものもあります。

09040103 私のように油彩画を描いていたり、テンペラを不透明絵の具として多用するのに慣れている人間だとどうしても、

「後から白で塗ればいいや」

 と思ってしまいますし、実際その方が、その周囲を描くの時も、楽にきれいにできるんです。

 しかしワイエスはそうしていないのです。

 そこにどんなこだわりがあるのか、彼が亡くなってしまった今では、尋ねる事も出来ません。
 けれども、そんな形の中に、作品の背骨を引き締めるような緊張感を感じるのです。

 作家が最後まで明確な意図を持って塗り残し、守り抜いた「白い明部」の中からは、何も描かれていないのにも関わらず、実に雄弁に何かを物語っているような気がするのです。
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 子どもの頃の「図画・工作」の時間に「画面に塗り残しがないように塗りなさい」なんて先生からよく言われたの思い出しました。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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