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2009年3月25日 (水)

手が見えた朝に

09032501

 朝、目が覚める。

 長い冬眠から醒めた直後みたいに体がごわついて、上手く起き上がれない。
 それとは相反するように、頭は妙にすっきりしている。

 温まった布団の中で、なんとか体を動かしてみる。

 視界の中に、無造作に投げ出された自分自身の左手が転がっている。
 まるで自分の手じゃないみたいに見える。

 見える。

 すでに朝日は高く昇っていた。

 朝寝坊してしまった事に気づく。

     ×      ×      ×     ×

 昨晩からの雪で、外は銀世界。汚れたガラス窓を通して入ってくる朝の光は、キラキラしていて、笑っているように見える。

     ×      ×      ×     ×

 昨日の会話を思い出す。

「『売れない画家』とは書けないよ」

 しばし考える。

 でも他に上手い言葉が見つからない。

 で、今さっきふっと思いついた台詞。

 「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。」

 じゃ「飛ばねぇ画家」は、ただの画家?!



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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