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2009年3月17日 (火)

見てみたい風景

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 もうすぐ入学式のシーズン。北国とは言え、いい加減、冬や雪の話をするのも、どうかと思われるくらい、穏やかな日々。悪天候の雨風の音さえも、一歩ずつ近づく春の足音のように思えてきます。

 子どもを幼稚園へ送る道すがら、消えゆく雪を惜しみつつ「もっとたくさん降って、空まで積もれば良いのに・・・。」なんてたわいもないことを言う我が子。確かに今年は思いのほか雪が少なく、大人たちはともかく、子どもたちにはちょっと物足りない冬だったかも知れません。

 そんな事をぼんやりと考えながら、家や道路がすっかり隠れるくらいに積もった雪の野原を想像します。

 朝、目が覚めると晴れた真っ青な空の下、眼が開けられないくらいの反射光の中に広がる真っ白な雪原。遠くに言える山並みと、所々に頭を出している電波塔や高層ビル。高圧線の頭は、きれいに列をなして並んでいます。動いている物は空を飛ぶ鳥とわずかに浮かぶ雲だけ。

09031702 そんな景色を窓から眺めながら、最後の珈琲を一杯。上手にいれられなかったのは残念ですが、それを味わいつつ、飲み終わったら、絵筆を取り、キャンバスに向かうのです。・・・・

「家も埋まった中、あんたはどこで眼を覚ますんだ?」なんて野暮な事はこの際、言いっこなしでお願いします。
 もしそんな風景を見る事ができたら、不思議な絵が描けるかもしれませんね。

 でも、そんな事はもちろん無理ですから、後は想像するか、あきらめるしかありませんね。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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コメント

ginchan 様、コメントありがとうございます。
私が生まれ育ったのは道東の方でした。
私は当時からちょっと変わった子で、その辺の盛り雪に雪洞を掘り、そこに座って、30分ぐらいじっと雪が降るのを眺めていたり、何の用事もないのに、雪が降ってくると一人で外を散歩したり。とにかく雪の中にいるのが大好きで、それは今でも変わっていません。
ただ、この湯沢辺りは家を雪囲いするため、必然的に家の中も暗くなってしまい、最初の冬には、私も確かに暗くて閉塞的に感じました。おまけに窓の外の雪景色が、、全然見えないのにも閉口してしまいました。

だから私も、この気合いの入らない冬の様子には、ちょっとだけ落ち込んでしまうんです。

投稿: 中野 | 2009年3月18日 (水) 07時12分

私の生まれは、県南です。
子供の頃の雪の降りようといったら
すさまじかったです。
三日三晩雪が降り続く日があり
その後で、晴れの日、
その後は雨が降り
また、荒れた吹雪の日です。

なので、子供の頃の冬は
暗い思い出しかないです。
でも、3月末になると
日の光が違うんですね。
春が近いんだと
体で感じることができました。
ごめんなさいね、
最近の味けない冬に
少しいらだっていました。
私でした。

投稿: ginchan | 2009年3月17日 (火) 21時23分

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