一刻の晴れ間に

実家で晩ご飯を頂いて、そこから自宅へ帰る間、さっきまでの吹雪が嘘みたいに雲が切れて、空が見えます。満月みたいに丸く明るい月とその周りを見える星々。千切れ雲があんまり早く流れるので、眼の錯覚で、星の方が動いているみたいにも見えます。
雪道の上には、足下から伸びる三つの人影。
街灯の灯も届かない処なので、この影は月明かりの仕業。
真新しい積雪に踏み跡を残しながら、家へと向かいます。
家に着く頃には、空は再び雲に覆われて、月の姿も見えなくなりました。
風雪も強まってきました。

朝にはまた除雪作業が待っています。
第19回 富嶽ビエンナーレ展
静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)
入選作も公開中!
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/
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