カラスの朝ご飯、または保存食

雪の降る日の早朝、ご飯の準備をしていると、外の庭がどうも騒がしい。湯気でくもった窓を手で拭いて、外を眺めてみますと、数羽のカラスが庭の木の上で、何やら落ち着かない様子で、あちこち跳ね回っています。
「何だろう?」
そう考える間もなく答えがすぐに浮かびました。
熱心な(?)なこのブログの読者の方は、もうお気付きになられたかもしれませんが、そうじゃない方のために簡単に説明しますと、昨年の記事の中で「たくさんある柿の実、どうしよう?」という話題に触れた事がありました。その話題の柿の木に、どこで情報を入手してきたのかは定かではありませんが、今のこの雪深い時期に、エサを求めてはるばる集まってきたようです。
よく思い返してみれば、夏場よりもこの時期の方が、カラスによるゴミ荒らしがあちこちに見られるのは、エサが少ないせいかもしれません。きっとあちこちに残った柿の実を探して渡り歩いてるのでしょうか?あんなにたくさんあった柿の実も、もう数えるほどもありません。やはり自然は上手く循環するようにできているんですね。
それで困ってしまったのが、「柿漬け」に挑戦してみようと思っていた妻。気が付けば期待していた完熟の柿はすでに無く、大量の塩ともらってきた大根だけが、残ってしまいました。
第19回 富嶽ビエンナーレ展
静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)
入選作も公開中!
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/
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