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2008年12月19日 (金)

熊が出た!そして大いなる誤解


08121901

・・・と言っても最近の話じゃありません。今は一応町中の住宅街に住んでますのでそんな事は、たぶんないでしょう。
 それは3、4年前、京都の山奥に住んでいたときのお話。毎年、11月くらいになるとそんな噂を聞いたり、実際テレビのニュースになったり。そんなうちにも出た事があるんです、

野生のクマが!

 夜の8時頃だったと思います。家族団らんとテレビを見ていたら、突然、外で何か大きなものが落ちる音が。もともと、シカなどがよくやってくる所だったので、最初は何事もなかったように、テレビを見続けてましたが、間もなく、

 「ガサ、ゴソ。ザワ、ザワ」

 といういつもとはちょっと違う音がしています。それも一時じゃなく、しばらくの間。音だけで判断するに家の前にある柿の木の枝が揺れているらしいんです。そうなると当然これはシカじゃない訳で、「何だろう?」ということで懐中電灯を片手に2階へ。

 部屋の電気も付けずに、2階の部屋に入り、柿の木が見える窓に近づき、そっとのぞいてみると・・・

「やっぱりクマがいました」

 さすがに手にした懐中電灯を向ける勇気はありませんでしたが、暗闇の中にうごめく姿を、ぼんやりとはですが確認する事ができました。
 家の屋根にかぶさるようにして映えている柿の木の枝の上、僅か3メートル程の距離を開けてのご対面で、クマの方も私たちに気が付いたようで、じっとこっちを見ています。

 このまま眺めて刺激するのもまずかろう、ということで何事もなかったように階下へ降りると、ほどなくして外でもまた何かが落ちるような音がします。ふたたび懐中電灯を持って、おそるおそる外に出て、その柿の木の方を照らすと、悠然と山の方へ戻って行くクマの姿を確認する事ができました。
「あーもう、びっくり」でした。明くる朝、木の幹を確認してみると、真新しい爪の跡もありました。

 まあ、ここまではあちこちにある話で、落ちがついたのはこの後日談。
 京都市内に在住で我が家の隣を別宅にし、週に1度程訪れるその隣人に、「熊が出たんで、気をつけて下さい。」と声をかけた所、

「北海道の人(私の事)なら、クマなんか珍しくもないでしょ。」

 とさらっと京都弁で言われてしまいました。

 確かに北海道に長く住んでいましたが、野生のクマを目の前で見るなんてこれが初体験。大体そんなもの見かけてしまったら、無事に済まない事の方が多いんですから。

 京都に住んでいる人の全てが芸者遊びする訳じゃないでしょ。それと同じですよ。


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   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  

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