湯沢で一番の集客力?

どちらも今年全国大会に出場と言う華々しい経歴(吹奏楽部は2年連続)を持った部活なのでちょっと期待して聴きに行きました。
自家用車で会場まで行ったのですが、用意されていた駐車場はすでにビッチリで、私たち以外にも空きスペースを探している車が多数見受けられたので、この場はあきらめて、隣の体育館の脇に止めさせてもらいました。ちなみにそこもタッチの差で一杯になりました。
400円の前売り券を握りしめ建物に入ると、たぶんOGと思われる高校生たちがモギリや案内をしています。
会場内はすでに一杯で3人分の席を探すのもやっと。妻が部員だった頃(20年以上前)からすでに50人以上の編成を組める程の大規模な吹奏楽部だったことを考えると、そのOB、OGの数だけでも半端じゃなく、それに関係者の親族まで含めるとこの人数の多さも頷けます。ましてや、2年連続の全国大会金賞受賞(最高賞ではないけど)であり、合唱部まで全国大会出場ともなれば、黙っていても盛り上がります。
この動きに便乗してか近年、湯沢市が「音楽のまち」なんてことを言い出したようですが、盛り上げるのはかまいませんが、
何か具体的なビジョンはあるのですか?湯沢市役所さん!
「ドイツ通り」みたいな中途半端は許しませんよ!
話を演奏会に戻しますと、暗転と同時にライトを効果的に使った演出とともにまずは吹奏楽部の演奏からスタートします。
音楽については全くのド素人なので、詳細なコメントは避けますが、中学生らしく練習の精度による完成度のバラツキはかんじられますが、そもそものレベルが高いのであまり気になりません。今回のコンクールの課題曲はソロが多かったり、メリハリが静かだったりで、素人目にも演奏しづらそうな曲でしたが、自由曲とも合わせ、やはり一番聴きごたえがありました。
それ以上に私が驚かされたのが、合唱部の演奏の方で、わずか22人という数の歌声が、あの広い会場にあんなにも豊かに響くとは・・・。
部員が一つにまとまるのに苦労した、なんて話を聞かされると、余計に心が動かされてしまいます。
総じて「中学生のパフォーマンス」ということを忘れてしまうようなレベルの高い演奏で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
惜しむらくは、終わりの方の「エレクトリカルパレード」の指揮はぜひミッキーマウスの着ぐるみとタキシードでお願いしたかったですね。もちろんシルクハットも必須です。
冗談はともかく来年も楽しみにしております。
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