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2008年11月の記事

2008年11月30日 (日)

湯沢で一番の集客力?

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 昨日は市内の中学校の合唱部・吹奏楽部合同の定期演奏会に行ってきました。
 どちらも今年全国大会に出場と言う華々しい経歴(吹奏楽部は2年連続)を持った部活なのでちょっと期待して聴きに行きました。

 自家用車で会場まで行ったのですが、用意されていた駐車場はすでにビッチリで、私たち以外にも空きスペースを探している車が多数見受けられたので、この場はあきらめて、隣の体育館の脇に止めさせてもらいました。ちなみにそこもタッチの差で一杯になりました。

 400円の前売り券を握りしめ建物に入ると、たぶんOGと思われる高校生たちがモギリや案内をしています。

 会場内はすでに一杯で3人分の席を探すのもやっと。妻が部員だった頃(20年以上前)からすでに50人以上の編成を組める程の大規模な吹奏楽部だったことを考えると、そのOB、OGの数だけでも半端じゃなく、それに関係者の親族まで含めるとこの人数の多さも頷けます。ましてや、2年連続の全国大会金賞受賞(最高賞ではないけど)であり、合唱部まで全国大会出場ともなれば、黙っていても盛り上がります。

 この動きに便乗してか近年、湯沢市が「音楽のまち」なんてことを言い出したようですが、盛り上げるのはかまいませんが、
何か具体的なビジョンはあるのですか?湯沢市役所さん!
「ドイツ通り」みたいな中途半端は許しませんよ!

 話を演奏会に戻しますと、暗転と同時にライトを効果的に使った演出とともにまずは吹奏楽部の演奏からスタートします。

 音楽については全くのド素人なので、詳細なコメントは避けますが、中学生らしく練習の精度による完成度のバラツキはかんじられますが、そもそものレベルが高いのであまり気になりません。今回のコンクールの課題曲はソロが多かったり、メリハリが静かだったりで、素人目にも演奏しづらそうな曲でしたが、自由曲とも合わせ、やはり一番聴きごたえがありました。

 それ以上に私が驚かされたのが、合唱部の演奏の方で、わずか22人という数の歌声が、あの広い会場にあんなにも豊かに響くとは・・・。
 部員が一つにまとまるのに苦労した、なんて話を聞かされると、余計に心が動かされてしまいます。

 総じて「中学生のパフォーマンス」ということを忘れてしまうようなレベルの高い演奏で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 惜しむらくは、終わりの方の「エレクトリカルパレード」の指揮はぜひミッキーマウスの着ぐるみとタキシードでお願いしたかったですね。もちろんシルクハットも必須です。

 冗談はともかく来年も楽しみにしております。





中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  web版「中野修一 絵画展」も公開中!

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年11月29日 (土)

イマドキの芸術家は凄い!

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 最近、ある展覧会の案内DMをもらいました。そこにはその展覧会に合わせ同作家による「トークショー」の案内も付せてありました。遠くからわざわざ秋田まで来廊して頂くらしく、せっかくの機会なのでみんなで生の声を聞こうと言う企画みたいです。

「へぇ、おもしろそうだなー」と思って良く見たら、

入場料 ○○○○円

 ちょっとびっくりしました。

 凄いですね。

 イマドキの作家さんたちは、作品を見せるだけでなく、トークでも人を集めることが出来るんですね。

 個展に来た方なんかはもうお分かりだと思いますが、私ももともと話し好きで、一度喋り出すと停まらない方なので、
「そこまで聞いてないよ」
「それ全然、面白くないよ」とか
突っ込まれそうなくらいよく喋ります。きっと飽きれてる人もいるんだろうな。自分でも後で反省するんだから、いい加減抑えればいいのに、さっぱり停まりません。

 同時に、よく喋る理由を自分なりに考えます。

 「自作のどこかに納得していないから」

 ひょっとしたらそんな負い目があるのかもしれません。作品の足りない部分に気づいている自分が、それを補完しようと必死になって喋っているのかもしれません。

 それにしても凄いですね。トークだけでお金を集められるんですから。作品も売れないので、自分も出来たらそうしたいけど、自分の喋る内容なんか思い返してみても、とても「お金」は取れなさそう。逆に「聞いてやるから金寄越せ!」と言われそうです。もちろん喋れって言われればいくらでも喋りますけど。

 人生の達人でもなければ、話芸の達人でもない自分には、到底真似できない噺ですね。





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2008年11月28日 (金)

会議は進む。誰も喋らず・・・

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 地元ネタで大変恐縮。

湯沢市小中学校統廃合計画(中間報告)

保育園等保護者統廃合説明会 


 まあ。どこぞも「市町村合併の後は、小中学校の統廃合。」と予算削減のためのお決まりパターンなので、この流れ自体は別に驚く程の事ではないかな?でもそれにしたって

市内18校の小学校を 6 校までに削減!

 というのは何とも凄い話。現行の3分の1になるって言うのは、その数字だけ見るとかなり大胆なような気がします。

 説明会に来ていたのは40人ほど。多いのか少ないのかはよくわかりません。説明の内容からすると要するに、

 1.老朽化が進んだ校舎の改築費削減
 2.人件費・教材費その他ランニングコスト等経費削減


 要するに「年々苦しくなる市の財政を破綻させないための支出削減」の一環です。その前提が最初にあるので、後から来る統廃合の理由はいかにも「建前」のように取って付けたものばかり。だから下手なメッキみたいに今にも剥がれてしまいそう。恐ろしいのは、支出削減のための統廃合なので

夢も理想も教育理念もないという事です。

 市の予算検討委員会の中ででも出た資料ならともかく、これから子どもたちを教育現場に送り出す「保護者」に出す資料としては余りにもお粗末と言うか、「暖かみ」や「熱気」の感じられないただの紙切れで、何らの補足もなくただそれ反芻するような説明が続いています。

「こんな子どもたちに育って欲しい!」
「こんな素晴らしい学校で授業を受けさせた!」
「だから統廃合した方が良い!」

 そういった本筋は全く無視され、学校教育において「主役」であるはずの子どもたちのことなどはにちついて語られることはありません。

 そして教育に対する理想や理念がないので、その統合計画も矛盾だらけ。

「全校で12〜18学級が望ましい」と言っておきながら
「統廃合でこの学校は26学級になります」と言い出す始末。

 しかしそんな現状に気づいていないのか、そもそも興味や関心がないのか、意見や質問をする人はほとんどいません。「対岸の火事」ですらない感じ。一人静かに熱くなっていた熱気はすっかり冷めてしまいました。

 要するに説明する方もされる方も「子どもの教育」になんて興味関心がないということ。
 それとも「お上の言いなり」。

 これが今のこの町の現状。

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2008年11月27日 (木)

豪雪への備え/その1

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 「その2」があるかどうかは定かではありませんが、とりあえず、日毎に近づいてくる豪雪への備えについて紹介します。

 上の写真は今、現在の我が家の様子。玄関には風除室が新たに取り付けられ、一階の大きな窓は全て、トタンや板で覆われています。毎年10月下旬から11月中旬にかけて、どの家でもこんな事が行なわれます。

 これが 雪囲い と呼ばれるものです。

 これはともすると一階がすっぽり埋まってしまう程の降雪と、屋根から落ちてくる大量の雪の圧力からガラス窓を守る工夫なのです。最近はアルミサッシが主流で、昔に比べればガラスの強度も増したとは言え、雪の圧力には耐えきれず、そのままだと割れる運命にあります。

 ふわふわのはずの雪が何故こんな事をするのか?

 1.東北の雪は湿気が多く、重い。
 2.昼間の気温がプラスになる。

 専門家ではないので確かな事は言えませんが、こんなのがその理由に考えられます。(ちなみに私が産まれ育った北海道ではこういった備えはほとんど見られません。)
 重く湿った雪が大量に降り積もり、それが昼間に融け、夜の気温低下で再び固まると氷となり、体積と反比例して重量だけは増して行く。そんな見た目以上に重くなった雪が、家を押しつぶして行きます。
 すると今度は家本体が歪み始め、室内の扉がきつくなり、開きづらくなります。

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 そうなると今度は屋根の 雪降ろし です。
 その為の設備として2階建てのほとんどの家にはこんな ハシゴ が付けられています。これは2階の屋根(この辺では「大屋根」と呼ぶ)に昇るためのもので、雪が見た目に50センチ以上積もると、雪を下ろすために屋根へと昇ります。必要な時にハシゴをかければ済む事ですが、斜めになった一階の屋根を足場にして、ハシゴをかけるのは作業は、けっこう危なかしいし、そもそも2階にハシゴを持ち上げる事自体、とても危ない作業なんです。で、それを回避するためにハシゴが取り付けられているのですが、最初見たときは、その設置理由がわかりませんでした。

 そしてこの「雪降ろし」の作業がまた大変なんですが、それはまた後ほど。





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2008年11月26日 (水)

ようやく終わった「ガンバ」の冒険

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 長かった冒険の旅もようやくピリオド。

 冒険者たち
 ガンバとカワウソの冒険
 グリックの冒険


 斎藤 惇夫 作 薮内 正幸 画/岩波書店 刊

 一度、子どもの前で音読してしまったのが運のつき。今日までほぼ、二ヶ月半かかってようやく3冊全部読み終わりました。もちろん全部音読で「ガンバとカワウソ〜」なんか読み切るのに5週間もかかってしまいました。

 「冒険者たち」は以前にも紹介したので省略。
 「ガンバとカワウソ〜」の方は前作でいなくなったメンバーに代わり、新たな仲間を加え、再結成されたガンバと15匹の仲間による冒険。本作は前半が仲間のうちの一人の恋人を捜しに行く話で、後半が表題にもなっているカワウソとの冒険。


 描写が丁寧でしっかりしている分、逆に長く(くどく?)なり過ぎて「5歳の子どもにはちょっと退屈かな」なんて思ってましたが、侮るなかれ、脳が若くてフレッシュな分、大人が飛ばして読みたくなるような細部までしっかりと記憶しているようでした。おかげでこの緻密な描写が、既知の情報が少ない子どもの脳の想像力を高めるのに、大きな役割を担っていたようです。

 「グリックの冒険」は、ガンバも出てきますが、基本的にはグッリクと言うペットのシマリスが、自分の故郷を探し「北の森」を目指していく冒険のお話。

 ガンバと15匹の仲間も出てくるのですが、ガンバ以外は具体的にその名前などは一度も出て来ず、ガンバ自信も前半部に少し出てくるだけです。ただ登場期間は短いですが、その存在が後半の物語の鍵となってます。
 一見単純そうな冒険物みたいですが、情景描写はもちろん、登場人物(?)の心の葛藤がとても丁寧に描かれていて、それが生死に関わってくる分、考えている以上に重厚な物語に仕上がっています。
 子どもの読み物としてはもちろん大人でも充分楽しめるないようです。

 そしてこのシリーズを通して描かれている挿絵は、とても正確な描写にも関わらず、動物たちの表情がとても豊かで、その絵の中の動物たちの姿を見るだけ喜怒哀楽まで伝わってきそうです。

 物語が読み終わった今でも、子どもの頭の中では永遠にガンバやシマリスたちがどこかで冒険を続けているようです。



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2008年11月25日 (火)

今回は有色下地/その3

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 今回で
有色下地作りの行程も、いよいよ最後になりました。もう少しだけおつき合い下さい。

08112504 これから塗布していくのはブルー系の色です。ホワイトや今回の赤褐色の顔料もそうですが、元来、下地材として使われるのは不透明色です。しかしここからはあえてウルトラマリンブルーという透明色を使用します。
 理由は様々ですが、それについてはまた後ほど。以前は「コバルトブルー」という高価な色を使っていましたが(ラピスラズリじゃないけれど、セロリアンブルーやターコイズブルーなど青系は高価な色が多い)、やっぱり「下地材としては高価過ぎる」ということで今回はウルトラマリンを使います。

 行程としては前回のインディアンレッドの時と、大きな違いはなく、一度目を塗ったら、感想を確認してから、刷毛目を交差させる形で2度目を塗ります。
 やはり刷毛は撫でるように優しく運んでいきます。間違っても、何度も擦ったりしないように。下の色が融けてくる可能性もありますので。

08112506 一番上の写真はまだ塗れ色の状態ですが、これだと見た通り、ほとんど黒っぽく見えます。実際、絵の具の混色で黒を作る時にも「茶系+青系」だったりするので、ある意味当然と言える結果です。
そしてこの2度塗り目が徐々に乾燥してくると・・・

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 ご覧のように深く濃い青の下地が出来上がります。「青」と言うよりも「碧」とか「蒼」とか呼びたくなるような色になります(実際には「碧」は緑に近い色だから違うけど)。そんな複雑で深みのある色合いになります。

 前にも書きましたが、この後の下絵ではテンペラなども使いますが、最終的には油絵の具で表面を塗り重ねて行くので、この下地が最後までこのままの状態で見える事はほとんどありません。
 しかしこの下地がある事で、塗り残し部分も単なる「塗り残しではない」マチエールみたいな物として、存在し続けます。この「強い存在感のある塗り残し」は市販の白いキャンバスには到底真似できるものではありません。

 でもこれが万人に使い易い下地材である訳では決してありません。私がこれに行き着いたのも、もともと描こうと思っていた作品の全体像について思いを巡らしているうちに出た結果であり、私自身全ての作品にこれが有効かと言うと、決してそうではありません。

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 でもこんなキャンバスをじっと眺めていると、いつしか感覚が麻痺していき、何か凄く良い絵が描けるんじゃないかと言う、何の根拠もない錯覚に捕われていくのです。
 ズブズブ・・・。




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センス以前の問題

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 先週の新聞にこんなチラシが入ってました。

 眼にした瞬間、眼精疲労かなにかで自分の眼の焦点が合わないのかと思いました。「我が眼を疑う」ってまさにこういう事を言うんですね。

 最近近所にオープンした大型スーパーの広告なんですが、そこの地域の物産コーナーの写真だけがドット丸見えで、まるでサムネール画像を拡大して貼付けたみたいなんです。

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 「秋田のお菓子」というタイトルでくくられたコーナーなんですが、こんな写真じゃ全然美味しそうに見えません。何をどうすればこうなってしまうのでしょうか?デザインとか広告とか言う分野には全く関わった事がない私のような素人でも、この広告には違和感を覚えます。

 大きな赤丸で囲まれた中のコピーに「センスが光る」とありますが、あまりにもセンスのない広告に、それぞれのお店が苦労や努力を重ねて作ってきたモノに対する愛情どころか、配慮さえ、微塵も感じられません。

 ここまでひどい広告は、まさに「センスがない」を越えて、「モラルがない」と言った方が正しいのかもしれません。




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2008年11月24日 (月)

今回は有色下地/その2

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 特に難しい事がある訳でもなく、作業は淡々と進んでいきます。

 前日の目止め膠も乾燥し、本日は有色の下地材を塗布していきます。
 選んだ色はポンペイレッド。シュミケという国外のメーカーで出している顔料を使います。これを使っているのは、単純に「瓶が大きくて、いっぱい入っている」というだけ。特に日本のメーカーに比べて割安ということもなく、ただ少ない量の小瓶をチマチマ使っていると、精神的ストレスが多いんで、大きい方のこちらを使っています。

 この顔料を膠水に溶いて、裏キャンに塗布していきます。刷毛の方向を一定にする事に心がけ塗っていきます。ただ表面をなでるだけだと、布地の細かいデコボコにより、塗り残しが生じるので、豚毛などの固めの刷毛を使って叩くように塗る方が良いかもしれません。「塗る」というよりも「刷り込む」といった心持ちで作業を進めると良いかもしれません。

 08112402 この写真だとちょっとわかりづらいかもしれませんが、液状だった膠水が、ゲル状になってきています。これは気温が低いのと、器が冷えきっていたせいで、膠が見る見るうちに固まっていったものです。膠塗りの作業の場合はくれぐれも作業部屋と使う器の温度を下げすぎないように気をつけましょう。
 この状態でも刷り込めば大丈夫なので、とりあえず作業を進めていきます。

 一層目は3時間も経てば乾燥しますので、そこに軽くサンドペーパーをかけて、二層目を塗布します。

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 同じ色で同じように塗布します。一層目で塗り残しがなければ、二層目からは柔らかい毛の刷毛を使った方が良いかもしれません。膠の層自体、あまり堅牢とは言えず、強く擦ると下塗りが剥がれてくる恐れもあります。二層目からは優しく撫でるような気持ちで作業をしていきます。
 ここまでは一般的な有色下地作りです。お好みによっては後2回ぐらい同じ事を繰り返してもかまいません。

 しかし私の作業はこの後がちょっと他とは違います。こんな細かい下地作りについて、話をする相手もいないので「同じ事をしてる人はいない」とは言い切れませんが、たぶん少ないと思います。

 この後どうなるか、乞うご期待!!




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2008年11月23日 (日)

今回は有色下地/その1

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 今回は膠による有色下地の制作過程について。

 有色下地自体は、油絵の具やアクリルをそのまま白いキャンバスに塗っても作る事ができます。ただその場合「吸油性の少ない下地」になってしまい、描画用の絵の具が弾かれるような感覚があまり心地良くないので、予算と時間の許す限りは膠液に顔料を溶いて作る有色下地を使っています。
 もちろんどんな下地材だろうと、油絵の具を塗り重ねてしまえば、どこかで「吸油性」はなくなるのですが、描画の最初の段階で、染み込むような感じが残っている方が気持ちが良いんですよね

 今回は市販キャンバスを裏側にして木枠に貼ります。(俗にいう「裏キャン」)

 最初は布地の目止めのための下膠塗り。この手順の詳細は過去のブログ記事を参照にしてく下さい。

 寒くなってきたせいで、何でも乾燥するのに、夏場よりも余計に時間がかかるようになります。
 とりあえず2度、交差する方向で下膠を塗布したら、一昼夜置きます。

 続きはまた今度。




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2008年11月22日 (土)

個展から一ヶ月

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 個展を前後して、上向きだったウェブサイトやブログのアクセス数も、今は通常に戻り、落ち着いています。

 個展の方も終了してから約一ヶ月が経ち、考える事も少なくなってきました。むしろ今は年末の公募展や、頼まれたフライヤーのデザインや年賀状の図案を考えたり、来年の公募展の予定を考えたり。

 おまけに雪が降ってくると、どこかに取材に行きたくなります。今年は冬の北海道にも行こうかな?

「雪が積もった景色なら湯沢近郊にもあるんじゃない?」
「確かにそうですね。」

 なんて一人寂しく、自分の心と対話しています。そろそろ次の展覧会の準備もしなきゃ。
 最近、久しぶりに村上春樹の「ノルウェーの森」を読んでみました。もう何度目だろう?この雰囲気、大好きなんですよね。この本のような空気感の漂う作品を沢山描いて並べたら、きっと良いだろうな。興行的にはダメそうだけど。あっ、それはいつもの事か。

 「 ○ ○ 感 」

 ここに入る文字。自分では何となくわかっています。でもはっきりと言葉にしてしまうには、何となく小恥ずかしい気もするし、逆にはっきりさせ過ぎて自分や作品が言葉で縛られるのも違和感があるし。そもそもはっきりする事で大事な何かを失いそうな気もするし・・・

 今回の個展は、どちらかと言えば、「ここ5年間ぐらいの活動」の総括みたいな感じでしたが、次はそういう訳にもいかないし。

 次の一歩を、そろそろ踏み出そうかな。




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2008年11月21日 (金)

カキ地獄?!

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 今年も沢山、実をつけました。でも少々困ってます。

 もともと子ども時代に、渋柿を食べる、という文字通り「苦い経験」をしてから、自分から進んで手を伸ばす事もなく、いざ食べるときも少しずつ警戒しながら食べてました。それぐらい「渋柿体験」は強烈だったんです。

 とは言いつつも、最近は渋の抜き方も覚えたので、自分で渋抜きしたものを、毎日のように食べています。実際美味しいので何の問題もないのですが、しかし見た通りのこの量ですから、全然減りません。この他にもう一本同じように実をつけている木がありますが、何故か雪が積もった昨今でもカラスたちが食べにくる様子もなく、実の方は一向に減りません。

 近所におっそ分けなんて方法もない訳じゃないですが、柿の木自体がどこにでもあり、ここでこれだけ実を付けているということは、他の木も当然同じ状況であり、そうなれば考える事は皆同じなので、どこに行ってもすでに供給過剰な状態がはびこっているようです。
 干し柿を作るなんてのもオプションとしては存在する利用方法なのですが、これだけの干し柿を作って、毎日のように家族三人で「今日のおやつも、食後のデザートも干し柿よ」なんて光景もぞっとしないし、大体においてこれだけの数をもいで皮を剥く事を考えただけで、その作業量の多さにうんざりしてしまいます。

 一度、ジャムでも作ろうかと思って煮詰めた事もあるのですが、飛んでいったはずの渋みがどこからか再び戻ってきて、出来上がったペーストは渋くてとても食べられるものではなかったのでした。

 もったいないのはわかっているのですが、このまま木の上で腐っていくのを待つしかないのでしょうか?それとも開き直って「柿渋」でも作って手作り仮縁にでも塗りますか?

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2008年11月20日 (木)

今朝は雪かき?

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 午前中はみぞれみたいで、雨だか雪だかわからない状態でしたが、夕方ぐらいからグッと冷え込みが厳しくなり、本格的な雪になってきました。

 雪が降るのは上空の気温次第。
 雪が積もるのは地面の温度次第。

 昨日の夜辺りはどんなに降っても積もるような地面の温度じゃなかったけど、それでも負けずに降り続ける雪と、グングン下がる気温に根負けした地面はとうとう雪が積もる事を許し始めたようです。

08112002 こうなってくると朝の雪かきも始まります。流雪溝が動き始めると、その時間頃には自動的に雪かきに参加しなければなりません。故に「自分で好きな時間に雪かき」なんて事はあり得ません。

 「流雪溝」って何?という方、きっといるでしょうね?それについてはまた後ほど。





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2008年11月19日 (水)

初雪の予感

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 手ブレした星空の写真ではありません。初雪の写真です。

 昨夜、
子供に絵本を読み聞かせながら、寝付いてしまった時には、まだ屋根を打つ雨音が響いていましたが、ふと夜中に目を覚ますと、その雨音も止んでいます。

 「もしかして・・・」

 そう思って外に出てみるとやっぱり雪でした。
 ただまだ雨雪みたいなシャーベット状の雪で、おまけに地面が冷えきらないので、「真っ白な雪景色」とはいかないみたいです。
 9月の終わり頃に、すでに鳥海山で初雪の洗礼を受けた私にとっては、いささか物足りない気もしますが、これで下界も名実ともに秋から冬へと季節が移り変わったようです。

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 今回から「冬と雪」というジャンルを追加しました。ただでさえジャンルが多過ぎて見づらいのに恐縮ですが、当初からやりたい企画だったので、あえて新しいジャンルを作りました。この地特有の雪や冬にまつわる風習や風景を中心に書いていきたいと思います。




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2008年11月18日 (火)

奇妙な本

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 最近、周囲で本にまつわる話がチラホラ。そんな話に加わっているうちに、内にも奇妙な本がある事を、ふと思い出しました。

 ということで本日は、20年ぐらい前、欧州遊学中に手に入れた本について紹介します。本来、書籍や絵本の紹介は写真なしにしているのですが、この本の奇妙さは言葉だけでは伝わらないような気がするので、今回は勝手にちょっとだけ抜粋しました。出版社の方、そして著者の方、お許し下さい。

The teach your chicken to fly
TRAINING MANUAL
TREVOR Weekes 著/The Windrush Press 刊

 表紙からもご推察の通り、鶏を飛べるように訓練するためのマニュアル本です。もちろんほとんど冗談で作っているような本なんですが、その凝り方は冗談では笑い飛ばせない所があります。

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 上図のような「レオナルドの解剖図」風にアレンジされたペン画によるイラストが、沢山盛り込まれており、笑ってしまうと同時に、その一枚一枚の質の高さというか手数の多さに関心もさせられます。

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 最終的には上図のようなトレーニングマシンまで作ってみようと言う事で、実際に作った写真も載っています。

 この本はロンドンで見つけたんですが、あまりにふざけた内容に、その時は躊躇してしまい買いませんでした。しかしその次の日になってもこの本の事が気になり、再び同じ書店に。
 しかし前日積んであった所にその本はすでになく、探そうにもどのジャンルの棚にあるのかさえわからず、本のタイトルもちゃんと覚えておらず、仕方なく片言の英語で店員にその本の事を尋ねました。最初は要領を得ない会話でしたが、私が探している本に気づいた店員は、その瞬間、思いっきり吹き出していました。
 ちょっとバカにされてるようで、複雑な心境でしたが、それでも親切な店員は広い店内のどこかからその本を持ってきてくれて、無事購入と相成りました。




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2008年11月17日 (月)

今の空の色は

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 個展の時、「空の色ってどうやって描くんですか?」と聞かれて困ってしまいました。元来喋り好きで停まらなくなる性格ですが、こればっかりは一言で言える物ではないし。
 ということで、今日は空を描くのに使っている絵の具の紹介。またくどく、長くなりそうな予感(汗)。

<青空の色>
 ・コバルト ブルー
 ・セロリアン ブルー
 ・コバルト ターコイズ
 ・(シルバー)ホワイト
 ホワイトやセロリアンブルーの量を多くしていくと明るい空色になります。逆にコバルト系の青を多くしていくと、濃く深い青になります。さらに深い色にしたい時は、空色が乾いた後に、これらの青をもう一度薄く溶いておつゆがけなんかしますと、一層深くなります。
 ちなみに最近はあまり使っていないんですがブルーマツダ(今はマツダブルー?)なんてこの世の物とは思えないどぎつい発色の青を使っていた事もあります。

<雲の色>
 ・チタニウムホワイト(またはシルバー W)
 ・ブルー ブラック
 ・インディアン レッド
 ・「青空の色」
 この最後の「青空の色」を混ぜる理由は全体の色調を統一させるためですが、それ以上に余った空色の再利用も兼ねています。私の場合、最初に空色を塗ってから雲の色を塗るのですが、その際必ず、空の色が余ってしまいます。そこに上記の他の色を混ぜ、雲の暗部の色を作り、その明るさをホワイトで調整しながら描画していきます。
 インディアンレッドを混ぜるのは青みの発色をおさえて、色を落ち着かせるためです。ちなみにこのインディアンレッドとホワイト中心で空色を作ると「夕焼けの空色」が作れます。

<その他の色>
 ・ロー アンバー/バーント アンバー
  雲の影の色をより暗くしたい時に、少しだけ混色します
 ・イエロー オーカー/ロー シェンナ
  空や雲の白く明るい所に微量混色すると、より発色がよくなります。

 とまあ、基本はこんな風で、色の境目をぼかすためにも、絵の具が乾かないうちに一気に描いてしまった方が良いようです。
 もちろんこれ以外に、「遠くの雲や逆光の中の雲は空の色で描く」などバリエーションは無数にあり、臨機応変、その場対応が基本です。インディアンレッドもそうですが、意外な物との組み合わせが功を奏したり、逆にオーソドックスなやり方が失敗の原因だったり。

 ここまで来るのに20年以上かかり、ようやく人前に出せる程度には描けるようになりました。まさに「牛の歩み」ですね。それでもまだまだ奥は深そうです。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  web版「中野修一 絵画展」も公開中!

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年11月16日 (日)

思い出の味/カルボナーラ

08111601

 「長続きしない場所」ってありませんか?先月までトンカツ屋だと思っていたところが、いつの間にか
焼き肉屋に変わって、それから1年も経たないうちに、今度はイタめし屋になっている。味もよくってけっこう話題にもなっていて、地の利だって悪くないのに、何故か商売に向かない場所。そんなスポットがあります。
 昔、住んでいた最果ての地、稚内にもそんな場所がありました。そこがイタめし屋だった時、一度出掛けた事がありました。開店してまだ日も浅い頃でしたが、シェフが急病との事でその日出来るメニューはカルボナーラだけ、という困った状況でした。せっかくだからということでそこでそのカルボナーラを食べたのですが、その美味しい事。それからすっかり「カルボナーラの虜」になってしまったのですが、その店もその半年後ぐらいには大方の予想通り閉店。その味も封印されてしまいました。

 それから経つ事10年近く。なかなかその時の感動を再現するような味には出会えていません。これまでも決して美味しいカルボナーラに出会えなかった訳ではないのですが、この料理自体がちょっとした火加減一つで全然別の物になってしまうせいか、店ごとにバリエーションがあり、むしろ自分の好みに「ぴったり合う味」というものに出会えていない、というのが正しいのかもしれません。

 先日、湯沢市内のとあるイタリア料理のレストランにいきました。ここは市内では珍しく、イタリアの方がシェフをつとめていると言うお店。店内の装飾から察するに、南イタリアの方でしょうか?

 ランチでしたので、メインも前菜もなしでパスタだけの注文。子どもと一緒に同じカルボナーラを食べました。

 一口食べてビックリ!10年前の味がよみがえってきました。「こんなカルボナーラが食べたかったんだよね」そんな事を思いながら、あっという間に平らげてしまいました。

 人によっては「こんなのは本物の味じゃない!」と言うかもしれません。でも私にとってはまさに思い出の「懐かしい味」でした。



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2008年11月15日 (土)

勝手に案内します。

08111501


 こんな紹介の仕方では怒られるかもしれません。でも何もしないよりは良いのかも?と思いやっぱり紹介しておきます。

橋本 尚恣 個展
ギャラリー彩園子 I・II(岩手県盛岡市上ノ橋 1-48)

 銅版画の作品展です。残念ながら出品作品を見ていないのであまり大きな事は言えませんが、一言で言えば

「百聞は一見にしかず」

 橋本さんのウェブサイト上の作品を拝見した感じでは、この方の作品を言い表す言葉が、上手く見つかりません。何かの形のようでもあり、そうじゃないかもしれないし、風景かもしれない、静物かもしれないし。

 銅版画独特の色合い、そして不思議なカタチ。そんな作品が並んでいる会場に足を運んで眺めてみたら、どんな気持ちになるのでしょうか?どんな感想を持つのでしょうか?

 自分の今の気持ちが作品に投影されて、見る人によって、または見るときの気持ち次第で、いろんな風に見えて、いろんな事を語りかけてきそうな作品です。

 会期は2008年 11月 22日(土)まで(日曜休廊)

 時間は10:00 - 19:00(最終日は18:00 まで)

 興味ありましたら是非どうぞ。



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2008年11月14日 (金)

こんな風に描いてます/その4

08111401

 昨日から油彩で描き始めます。F130号ですが、1日もあればこれくらいまで描く事が出来ます。絵を完成させるのにかかる時間は、かならずしも絵の大きさと比例しないということでしょうか。むしろこれくらい大きい方が粗や塗り残しが目立たないのでかえって楽な場合もあるくらいです。

 空に関しては、絵の具が乾かないうちの方が、雲のぼかしなどの微妙な境界線の処理がし易いので、細部の修正はともかく、全体像は一気に描いてしまった方が上手く仕上がるような気がします。もちろんこれで完成ではなく、ハイライトの部分などを含め、加筆はしていきますが、私の少ない技量では、あまり描きすぎると空が重くなり過ぎて空気感や浮遊感が無くなり、ガチガチに固くなってしまうので、大幅加筆はこの先ないと思います。

 鉛筆で線を入れ始めてから、3週間弱。この後二日もあれば町並みも完成すると思うので、正味一ヶ月もかからずに完成すると思います。その後は、とある公募展に出品する予定なので、劇的な変化でもない限り、しばらくはこの作品の写真のアップもお休みします。

 12月中旬頃、公募展の結果が分かり次第、(善くも悪くも)完成作をアップしますのでそれまでお待ち下さい。



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2008年11月13日 (木)

列車、故障!

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 今回の旅は、中身はともかく、交通機関についてはいろいろと予想外の事がありました。まずは軽くその辺りから。

 秋田発の東京行きの始発の新幹線に乗るためには、片道1時間の最寄りの駅まで自動車で行かなければならない、ということで早朝、準備を終えて車に乗ろうとしたら・・・

 霜だらけで真っ白!

 写真の方はもう融けた状態の物ですが、実際窓まで霜でびっしりで、こうなるとこれが融けるまで車は動かせません。これで予想以外の時間のロス。

 なんとか新幹線には間に合い、いざ乗り込むんですが、この盛岡までは 料金だけが「新幹線」並 の特急なので、峠道では横の国道を走る自動車に追い越されたりします。これはいつもの光景なので「想定外」ではありませんが、やっぱりこの名前と現実のギャップにうんざりさせられます。

 東京の移動中も新宿で「京王線」と「京王新線」のホームを間違え、エラい事に。たった一駅のために飛んだミスをしてしまい、「これなら歩いた方が良かった」と後悔するも後の祭り、見るつもりだった展覧会もすでに終了時刻間際になりそうなので諦めました。

08111302

 まあ、ここまでは軽いイレギュラーでしたが、最後に大きな落とし穴が待っていました。
 帰りは夜行「あけぼの」のB寝台個室とちょっとワクワク(切符のおかげで普通の寝台と同じ料金)。この寝台に限っては下段よりも上段の方が天井も高く、窓も大きく眺め(夜だけど)も良いので、偶数番の寝台がお薦めです。ちなみに私は奇数の下段でしたが。

 特に大きな問題もなく、列車は山形と秋田の県境へ。その頃に列車の揺れがひどい事に気づき目が覚めました。

「秋田は在来線の線路もボロッちいのか?」

 などと勝手に思っていたら停車。カーテンを開けるとすっかり白みかけた快晴の空の下、由利本庄駅に到着。ほどなく出発したと思ったら、またほどなく停車。
 「こんなに停車駅、あったっけ?」などと悠長に思って再び外を眺めると、

08111303

 駅どころか高速道路の高架以外、近くに人口建造物もない、田んぼの真ん中で立ち往生。車内放送によれば、車両故障のため、停車し点検と修理を行なうと言う話。「先ほどからの揺れも故障が原因?」などと考えたり、読書して過ごす事 2時間弱 ようやく運転再開。危うく代替え運転のバスに乗せられる所でした。寝台でのんびり過ごせたのがせめてもの救いで、おかげさまで持っていった本は読破する事が出来ました。

 やはり旅にハプニングはつきものですね。あまり有り難くはないけれど。



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2008年11月12日 (水)

ちょっと行ってきます!

081111101

 昨日は朝から新幹線に乗って、ちょっと東京に行ってきました。目的はある展覧会に行くためでした。

 とりあえず、寝台車で帰ってきたとは言え、やっぱり体は疲れまくってます。電車から降りても、トイレに座ると体が揺れてます。三半規管が弱ってるんでしょうね。

 ということで詳細はまた後ほど。



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2008年11月11日 (火)

こんな風に描いてます/その3

08111102

 いよいよ3回目に突入。

 昨日描画したテンペラ部分の乾燥を確認し、再び「おつゆがけ」を行ないます。その理由や方法は「その2」と同じなのでここには詳しく書きません。

 ちなみにこの際使用するダンマル樹脂溶液ですが、ダンマル樹脂をテレピンで溶かした物です。この溶液が乾燥する際、溶剤であるテレピンを大量に揮発するのですが、どうもこれがかなりの刺激があるようで、最近気づいた事なんですが、どうやら私の扁桃炎の要因の一つと思われる節があるのです。前々日も閉め切った室内でこの作業をしていた後、同じ部屋でこまごまと別の作業をしていたら、やがて喉の内側の辺りに違和感が生じ、その次の日の朝ぐらいから、喉がいがらっぽくなってきます。換気などに十分注意した方が良さそうです。

 ところでこの卵テンペラと油絵の具の透層をサンドイッチのように重ねていく方法ですが、もともとはもっとちゃんとしたやり方で丁寧に描いていく技法(「混合技法」なんて呼ばれていたもの)なんですが、せっかちな私は結局、耐えきれなくなって、途中から下の層が見えなくなるほどの油絵の具の層を重ねてまいます。そうすると当然最初に出来たマチエールなどは何の役にも立たちません。

 だから、今となってはこの方法をとる理由は前回にも言った通り、早い段階で出来上がりを想像できる程度のものを作ってみたい、というのが本音でしょう。
 ただ今回は少し工夫して雲の部分だけでもこの下地が行かせるような描き方をしてみようかと思います。


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2008年11月10日 (月)

こんな風に描いてます/その2

08111001

 昨日の続き。

 昨日で鉛筆と卵テンペラで大まかに下図を描き入れました。卵テンペラ自体は一応「乾くと耐水性」ですがそれほど堅牢な物ではなく、水や油をつけて強く擦ると剥がれてきます。鉛筆の線も溶けて油の中に浮いてきて、絵の具自体が黒っぽくなったりします。

 1.そんな色落ちを防ぐため。

 2.色調を統一する。

 3.明暗の諧調を描き易くするため。

 などなどの理由により、油絵の具による 透層 塗りを行ないます。

 基本は ダンマル樹脂溶液+油絵の具 の混ぜ物で、ようするに塗ると下が透けて見える程度の濃度の色付きの液体(「おつゆ」とも言う)を作り、それを画面に刷毛などで塗ります(この行為を「おつゆがけ」とも言う)。

 今回は絵の具は「インディアンレッド」を使います。本来なら透明色を使うのがセオリーですが、あえて不透明色を使います。ただ不透明色と言っても、下は透けて見えるので問題ありません、て言うか見えてもらわないと困ります。

 一般的にはキャンバスを寝かして、一定方向に平行に塗っていくのですが、
 ・このサイズを横にするスペースがない
 ・タッチを生かしたい、

 という理由で今回はあえて斜め傾斜を付けた刷毛目で、少し乱暴に塗っていきます。なるべく塗り残しがないように注意しますが、ちょっとぐらいなら塗り残しもOK。むしろ気をつける事は 刷毛目をクロスさせないこと。

 そうそう、テンペラで下塗りしたときはそれを乾燥させるのに、最低でも1昼夜以上はおく事。乾いてると思ってすぐにこの透層を施したら、油絵の具と一緒にテンペラの層が剥がれてきた、なんて悲劇を経験したくないなら。

 その透層を施したのが上図で、垂れた後やムラも相当ひどいですが、この絵の場合はこれでも大丈夫(だと思う)。もちろんこの後に色をどんどん重ねていくので、この下塗りの色が最後まで見える事はほとんどないはずなのですが、何故かこの下塗りの色が最後まで影響して来る 大切な一色 なんです。

08111002 この透層が乾いたら、卵テンペラで着色していきます。

コバルトブルー+チタン白

 空の色です。

08111003プルシャンブルー
 +ローアンバー+チタン白

 雲の暗部です。

 あえてテンペラで着色するのは、出来上がりに近い(出来上がりを想像できる程度の)画面を手早く作る事が出来るからです。
 デメリットは塗れ色と乾燥したときの色が大きく異なる事。作った色が途中で無くなると、混色で同じ色を作るのが難しいんです。

08111004 チタン白

 雲のハイライト部分を描きます。

 この着色も最後まで残る事はありませんが、この後の方向性を決定づける重要なポイントになります。

 このテンペラが乾燥するのを待って、その後にもう一度、透層を施し,油絵の具で描写していきます。


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2008年11月 9日 (日)

こんな風に描いてます/その1

08110901

 個展の最中に、よく尋ねられた事の一つが

 「この町並み、どうやって描くんですか?」

 特に凄い装置を使っている訳でもなく、何か秘密もある訳ではないので、今日はそんな話。普段絵を描かない人にはあまり面白くないかもしれませんが・・・。

 1.描くキャンバスの5分の1のサイズの下絵を作成し、
   そこに1cm間隔に縦横に線を引き、方眼を作る。


 2.キャンバスの方には5cm間隔で方眼を描く。

 3.下絵の中のビルの角のようなポイントになる点を決めて、
   それをキャンバスの中に描きます。その時長さを5倍にします。

 4.その点を線でつなげていく。

 そんな作業を繰り返して、転写させていきます。要するに下絵の1cmマスをキャンバス上の5cmマスに引き延ばすという作業を一マスずつ繰り返していくという行程です。上の写真のように線画が完成すると、後は子どもの頃にやった塗り絵と同じで、その中に色を塗っていくだけです。
 だから私の絵をよく見るとこの枠線が所々透けて見える所があります。

 ところでこの大型キャンバスに枠線を入れる作業、結構めんどうなんです。実を言うと真っすぐに見えるこのキャンバス、上に貼っている布の張力で歪んでいるんです。極端な話、大型のキャンバスになると、端と真ん中では1センチ以上長さが違います。それを忘れて、5センチ間隔をポイントをとって線をひくと、真四角ではなく菱形のマス目になる事があります。

 町並みについては、出来る限り正確に描いた方が楽です。いい加減に描いていくと、少しずつずれていき、最後には修正やごまかしが困難なほどずれてしまい、手がつけられなくなります。

08110902


 一方、動物や空、雲なんかは少しぐらい形が変わっても問題ないので、卵テンペラで大まかに描き出していきます。

 こんな感じで転写作業終了です。



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2008年11月 8日 (土)

恐るべき券売機!Kaeruくん

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 湯沢市の駅は「市」の駅のくせに、早々と無人駅になります。まあ止まる電車も利用者も少ないのだから仕方がないのかもしれないけれど、いざ急に切符を買おうと思っても遅い時間だとどうしようもありません。万一、始発の新幹線に乗ろうと大曲駅まで車を走らせたのに、「満席です」なんて事もあり得るんです。

 そんな「不便だから」という理由だけではないですが、湯沢駅に行って東京行きの切符を買いに行くのは久しぶりの事。みどりの窓口に行くと「切符の購入ならこちらで。」と言われて大型の券売機の前に誘導されました。
その係の人に「メモなどありましたらお貸し下さい」との事だったので、手に持っていたメモ紙を渡すとそれを読み取り機の下に置きました。
 すると突然、その機械が喋りだします。

 『それではお客様、ただいま新幹線の空席を調べますのでお待ち下さい。』

 数秒後には下のモニターに検索結果が表示され、

 『これでよろしいでしょうか?』


 それに声を出して『はい』と答える私。

 『それでは次をお調べしますので・・・』

 そんな風に物事が進む事5分程度。最後にお金を入れて切符を受け取ったら、窓口でハンコをもらって購入完了。

「らくらく券売機 kaeruくん」と言うそうです。

 賛否はあるのかもしれませんが、今回は楽に買えました。ただメモもなかったり、空席なしで変更などがあると、もう少し時間もかかったり煩わしかったりするのかもしれませんね。

 人に優しいサービスなのかどうかはともかく、間違いなく人件費の削減にはなるんでしょうね。



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2008年11月 7日 (金)

七五三/神の前ですら、人は区別される

08110701

 気が付けばもうすぐ七五三。
 今から2年前の事。信心の薄い私にとっては自分の厄年は愚か、子どもの七五三さえ無頓着で、ただ時の過ぎ行くのを黙ってやり過ごそうと思っていましたが、しかしながら妻に強力に説得され、「服は新調しない。ただお参りだけ」という条件で七五三に家族で出掛けました。

 何ともケチ臭い話で恐縮ですが、この七五三も実を言うと、当時住んでいた京都の新聞社が大々的に募集した「市内のとある有名な神社」の七五三詣りに無料で参加できるツアーです。ダメもとで応募したら当たったんですよね。

 サッカーが出来そうなくらいだだっ広い境内の片隅で受付を済ませて、神社の中庭のような所に通され、そこには同じように応募で当選した子どもとその家族でごった返しています。確か子ども100人の募集だったからその3倍の人間でひしめいていたはずです。隅には折り畳みイスなども用意されていたようですが、数も足りなく、大体そんな物を広げるゆとりなどなく、子どもも付き添いの大人もみんな立っています。

 まあ言ってみれば、この七五三という神事は、子どもの出生率と生存率が高くなかった昔、「ここまで生き長らえさせてくれたこと」を神に感謝するという意味合いが強いので、どちらかと言うとこちらがしっかり神様にお礼申し上げなければならないようです。
 それにしてもこの感じはまさに、韓流スターを一目見ようと空港や沿道に集まった人々の群れのようでもありますが、主役が「神」と「神主」なのであれば、それもまた致し方ない事。
 そんな事を考えているうちに式は終了。最後尾の席から小さく見える舞台を眺めているような、何か物足りなさが残ります。

 そして促されながらの退場。するとその後では、先ほど見かけたパイプイスが一斉に並べられ始めました。

 この後は、しっかりとお金を払った人のための神事。

 私たちの想いの質や量とは一切関係なく、お金の額によってだけ測られ、明確に区別される私たちの信心。私たちは神の前ですら平等ではないようです。そしてそんな私たちを区別するのは神ではなく、同じ「人」なのでした。



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2008年11月 6日 (木)

もう「エコ」とは呼べないエコバック

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 先ほどココログのニュースで「エコ」の話題を見つけました。読んでみて共感できる事があったので、私もちょっと考えてみました。

 「エコ」が話題となってどれくらい経つでしょうか?「エコカー」「エコバッグ」「エコ○×」・・・。TVを1日付けっぱなしにしていれば、どれくらいこの「エコ」という言葉が聞けるんでしょうか。ずっと昔、授業中に教師の口癖をカウントしていた級友がいましたが、ちょっとそれにも似た感覚。もちろん本気で数えようとは思わないけれど。

 何かがブームになれば、そこには必ず「経済」がくっついてきて、「儲け」を考える人が出て来ます。

 その一例が「エコバッグ」

 うちは比較的昔から使っていました。スーパーの買い物かごにピッタリ収まる大きなタイプで、「エコ」というよりは、買いだめの際レジ袋を幾つも持って歩くと、煩わしいし指に食い込んで痛くなるので、これを解消したいというのが使い始めた理由。「入れ替えをしなくて良い」という機能に特化された、何の色気もないエコバックでした。

 しかしそんな我が家にも、気づいてみればいろんな種類のエコバックがそろっています。おしゃれなの、きれいなの、可愛いの・・・。確かにスーパーをはしごする事もあるので、一個じゃ足りないと思いますが、でも「そんなにいらないだろう」とつっこみたくなります。

 何気なく近所の大型スーパーを覗いてみたり、ネットショップで検索してみます。予想通り大量のエコバックが生産されているようです。売れ残るほど大量のエコバッグが、今も日本のあちこちに余っている事実を想像してみます。
 その売れ残っているエコバックを溶かしてレジ袋を作ったらどれくらいの枚数になるのでしょうか?

 これって全然「エコ」じゃないよね。



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2008年11月 5日 (水)

11月になって

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 家の日めくりカレンダーもすっかり薄くなりました。今年も残す所あと2ヶ月。

 個展開けのこの時期はボーッとしてしまいがちですが、年が明けると公募展や団体展ラッシュなので、あまりのんびりし過ぎる訳にも行きません。

 おまけに今回の個展は、秋田での初個展ということもあり、旧作も沢山並べられましたが、次回からはそういう手も使えないので、新作中心となると、今から描き貯めないと間に合わないのは必至なので、少しは焦っておかないといけません。

 今度はどんな展覧会にしようかな?なんてことをのんびりと考えていられる幸せな期間は、案外短くて、それ以上に「来年も絵が描き続けられるんだろうか?」という物心両面の心配の方が徐々に重くのしかかってきます。


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2008年11月 4日 (火)

本日より公開します/web個展

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 本日ようやくアップする事が出来ました。

 web版 2008 中野修一 絵画展

 中野修一公式サイトの「展示室」(上段右端のボックス)をクリックすると入口にたどり着きます。
 一度入室しますとスライドショーで出品作品を閲覧する事が出来ます。3分くらいかかるので、のんびり珈琲でも片手に眺めて下さい。いつもの事ですがブラウザソフトによっては不具合が生じるかもしれませんので、悪しからず。その際は一報頂ければ幸いです。
 あくまでもウェブ上に作品写真を掲載しただけの物で、実際の作品の品質を保持することはできませんが、せめて雰囲気だけでも伝われば、と思い始めました。最後にはアンケートもあるので時間がありましたら書き込んで送信してみて下さい。このアンケートがちゃんと機能するかも確認したいんで、ぜひぜひよろしくお願いします。

 今日は久しぶりにちょっといい天気。でも風はすっかり冷たくなってました。


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2008年11月 3日 (月)

今日で閉鎖?/栗駒山

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 私の記憶が確かなら、今日で栗駒山荘の営業も終了。ということはそこへ至る道も閉鎖されるということで、来年の春まで栗駒山とはしばしのお別れ。
 鳥海山みたいに目立つ山でもなく、特に湯沢市内からは見えない山なので(たぶん)その言葉通り、道路が開通するまでは、その姿を見る事は出来ません。
 もう少し天気がよければ、最後の登山でもしたい所ですが、この雨模様ではそんな気持ちも萎えちゃいます。

 個人的には、紅葉まぶしい山よりも、葉っぱもすっかり落ちて、見通しのきく森の中、後は雪を待つばかりという静かな山行きの方が好きだったりします。

 誰もいない静かな山の中に一人そっと身を置く姿を想像するだけで、何かワクワクしてくるんですよね。


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  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
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2008年11月 2日 (日)

また行きました「男鹿和雄展」

08110201

 札幌展も見たんですが、やっぱりもう一度見に行ってしまいました。

 男鹿 和雄 展(角館展)

 「週末はけっこう混むよ」と聞いていたので、平日に子どもの幼稚園が終わってから出掛けました。4時頃付いたので向かいに準備してある駐車場はガラガラでしたが、逆に考えれば、それを準備しなければ間に合わないほど、車が押し寄せて来る時があるということでしょう。

 その盛会ぶりは「入場者、4万人達成!」の幟からもわかり、きっと他の県内の美術館は悔しさのあまり歯噛みしているんじゃないでしょうか?

 ただ美術館の規模から考えると、やはり作品数は札幌展のときよりも目減りしていたようで、子どもが再見を楽しみにしていた絵もなかったりと、(スポンサーがらみなら仕方がない事ですが)もう少し大きい所でやって欲しかったというのが正直な感想です。

 もちろん作品が少ないと言っても、「男鹿和雄」さんの作品の素晴らしさは、それでも十分伝わってきます。これだけの精度と、そこに存在する空気感。一枚の背景画なのに、次の瞬間、雲が流れ、風で草木が揺れ、太陽の動きに会わせて、影までも動く。耳を澄ませば樹々の息吹まで聞こえてきそう。そんな風に思わせてくれる、まさに「動画のような」背景画でした。

 子どもの方は特設コーナーでトトロの折り紙を折ってましたが、5歳児にはけっこう難しかったみたいです。

08110202 閉館間際に会場を出ると、外はすでに真っ暗。足下に気をつけながら美術館の前庭の木立の中を歩いていると、ふとこんな光景に出会います。悪い見方をすれば、開催者の策略か、人々がジブリとトトロにすっかり洗脳させられてしまった証のようにも見えます。
 でも観賞後に素直な気持ちでこんな事がしてみたくなるのもまた事実であり、こんな光景に一瞬でも、邪推なく微笑む事の出来る気持ちにさせてくれる素敵な展覧会でした


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年11月 1日 (土)

イオン襲来!!

08110101

 湯沢市内では珍しい渋滞の図。道路工事でもなければなかなか見れない光景。

 そうです、昨日はイオン湯沢店、オープンの日。この写真はその建物へ続くとある道路なのですが、凄く混んでました。ちなみにこの先には市内唯一の大型総合病院があり、救急車などの通り道にもなるのですが、緊急事態の時にその車たちはこの渋滞の中をどうやって進むのでしょうか?ちょっと不安です。

 別にこんな初日の混雑する時にわざわざ行かなくても良いのですが、いつも利用していた電気屋さんもこちらに移動してしまい、個展のお礼状印刷のためのプリンター用品などを急遽揃えなければならず、仕方なく出掛けた訳です。ちなみに混雑を予想して自転車利用です。

 イオンは相も変わらず、広くて落ち着かない店内。どうしたらここまで人を疲弊させるシステムを構築できるのか、そんなモデルケースみたいな建物です。ある人が言ってましたが「どこで切っても金太郎飴」と同じで、他店と大きな違いもなく、きっとすぐに飽きられてしまうでしょう。イオングループ自体、そんな事の繰り返しなのですから、「すぐに飽きられる」事もすでに了解済みなのでしょうが、それでもお金をかけて同じ事を繰り返すということは、そこには儲けるための裏があるのでしょうか?それとも次々に設備投資などをして、銀行からお金を借り続け、資金を回していかないと、会社が成り立たないのでしょうか?でもそれじゃ、崩壊寸前の金融システムと変わらないんじゃないですか?

ベーグルというパンを初めて見たのは、数年前、某大手珈琲チェーン店の一角のサンドウィッチコーナーででした。その形状のため「(甘い)ドーナツにハムやツナや野菜を挿むとは何事だ!?」とおもいましたが、食べてみてその違いに驚き、それからはすっかりファンになってしまいました。ただ、今でもあれを「ベーグル」と言う名の新種のドーナツと思って買う高齢の人なんかはいるんじゃないでしょうか?

08110102 そうそう、以前「上品な食パン」として紹介したお店のベーグルが置いてありました。そこで昨日はそれを買って、ベーコンを挿んで食べてみました。
 普通は半分に輪切りにしてトーストするのが好きなんですが、今日はそのまま。

その食感はやっぱり「上品」でした。今度はトーストして食べてみよっと。


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
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