奥羽山脈を越えて/工房フェスタへ
昨日出かけたのは・・・
岩手山麓工房フェスタ
国道13号線で横手まで行き、横手からは「みずほの里ロード」を終点までひた走り、後は青空に映えた秋田駒ヶ岳辺りを恨めしそうに横目で見ながら、国道46号を盛岡に向かって進みます。
盛岡市に入る手前で国道を離れ、東北道沿いを北上しつつ、今度は岩手山が見えて来たなあ,なんて思っていたら、会場に到着しました。2時間半ぐらいかかったかな?
会場が「馬っこパーク」という、乗馬なんかも体験できるような非常に広い場所のせいか、30店以上の出店という割には、何となくこじんまりとした雰囲気でした。
上の写真だけ見ると、何となく先日出かけたみどり祭りの会場に通じる雰囲気もあって、実際会期中テント泊をしている出展者もいるようですが、中身はかなり硬派です。中にはさりげなく設置されたテーブルが、10万円以上の代物だったりして、「ちょっと散歩に来ました」みたいな雰囲気の漂うこの会場で、そんな高価な物が売れるのかどうかはともかく、天気も良いおかげで、のんびりと時間を過ごす事ができました。
しかし会場の人の多さや、駐車場の埋まり具合を見ても、今更ながらこの手の雑貨に群がる人たちの多さに驚かされます。もっと便利で安い道具が世の中に氾濫している反動のように、こういった手作り感たっぷりの物に、ひかれてくるのでしょうか。
そして潜在的購買者の多さを知っているかのごとく、そこに付けられた値段は、決して安い物ではありません。右写真の香立てですが、値段を効いてビックリ!なんと1000円もするんです。一瞬、フリマみたいに値切るのかなあ、とも思いましたが、そんな客間割りに誰もいないのに気づいて、止めました。
この作品にかかる手間ひまでを考え、これが1000円で良いなら、自分の絵ももっと高い値段ってのもアリなのかな・・・。とちょっと思ってしまいます。ただ一作品の単価が最低でも万単位になってしまう事を考えてしまえば、作家の勝手な苦労だけで値段をつり上げてしまえば、よっぽど欲しいと思わない限り、誰も手なんか出しませんけどね。「絵を買う」ということは、それぐらい高価な物であり、思い切った買い物なんですよね。
そんな事を考えつつ、会場を後にして向かったのは、
岩手山焼走り
これは岩手山の麓に残る、溶岩流がそのまま冷えて固まった物がむき出しになった地形が広がっています。
解説によると今から300年ほど前にこうなったそうですが、不思議なのは現在になっても草木がほとんど生えずに当時のままの様子がそのまま残っている事だそうです。
そんな荒れた風景と山に広がる紅葉のコントラストを眺めながら、ぶらぶら。
帰りは小岩井農場近くにある評判のジェラート屋さんによりつつ、テレビドラマですっかり有名になった「一本桜」を見ながら、「真冬にまた来てみようかな」と思いながら、一路家路へと付きました。
日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
11:00〜20:00(最終日は17時まで)
会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F
DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。
なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。
雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/
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