カジュアルアーツフェスタ、再訪
午前中はあいにくの天気みたいでしたが、午後3時過ぎに出かけたときは、ほら、ご覧通りの青空で、日向に出るとちょっと汗ばむくらいの陽気になりました。仲小路辺りの駐車場に車を止め、早速歩き始めました。
あれからどんな風に雰囲気が変わったかなぁ、なんて期待しながら通りを歩いてみると・・・
初日頃に来た時よりもずっと『アート』な雰囲気が出てました。人通りも多く、「フェスタ」という感覚が伝わって来ます。
そんな事を思いながら、ウィンドウなんかを眺めていると、突然、
プッ!プッーッ!
車のクラックションでふり向くと、歩いていた人のすぐそばに車が・・・。危うく事故になりそうでした。
毎日とは言わないまでも、せめてこの土日ぐらいは歩行者天国にしてくれたら良いのにと思います。せっかく気軽に見れるように工夫しているのですから、仲小路という通りそのものを視覚的にも、普段とはちょっと違う空間にしてくれたら良いんじゃないかと思います。ウィンドウに作品がある事に気づかずに歩いている人も多く見受けられました。
前回も書きましたが例え「カジュアル」重視だったとしても、やっぱりそれをアピールしない事には素通りされてしまいます。視覚的にも工夫し「異空間に迷い込んだ」みたいな動機付けを最初にしておけば、もっと注意して周りを見渡すんじゃないのかな。それと各駐車場の出口にもマップが置いてあると良いですね。
そんな事を考えながら、メイン会場へ向かいます。人の流れを見ていると、ほとんどの人はそちらを目指して歩いているような感じです。
そのメイン会場では、アート雑貨を中心とする展示即売会とジャズフェスティバルが開催されていました。
昨日の今日で暗く怪しい雰囲気の方にすっかり慣れてしまった躰には、ちょっと日差しがきつくて健康的すぎるような気もしますが、それは嗜好の問題なのでさておき、こっちはある程度、「ちゃんと音楽を聞こう」みたいな感じで盛り上がっていました。
アートフリマ(?)の方は、学生や素人が出す夜店というよりも、みんな普段からお店をやっていて、その延長で出店しているみたいです。
だから商品の飾り方見せ方もとても上手なので、素人がポッと行って、その辺の紙に適当にポップを書いて貼付けるみたいなやり方では、逆にチープすぎて浮いちゃう感じでした。
良い意味でも(そしてちょっとだけ良くない意味でも)整理され整然とした空間で行なわれているお祭りでした。
普段はあまり気にせずにいるのですが、こういう所に来て改めて見てみると、私が思っていた以上に秋田の中にも、こういったお店や、こういった仕事をしている方が実に多く、またそういった物や人に関心のあるお客さんが多い事に驚かされます。そしてそういった風土の中でなら「多くの人に見てもらえる」とか「多く売れる」ということは、作家自身のやる気次第で何とかなるのかもしれません。逆に言えば、作品が良くもなく、面白くなければ誰も見向きもしないということなんですかね。
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