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2008年9月11日 (木)

たまには、ちゃんと

08091102


 以前、制作日記風にして紹介した、キャンバス作りですが、ああいう事も今ではほとんどやりません。色々理由はありますが、一番大きな理由は上の写真みたいな代替品があるからです。キャンバス張りから最後の後片付けまでの労力を思うと、膠塗りもなく、ただチューブを絞って塗って、道具は水洗いでOKなら、ついついそちらに手が出てします。もちろんその後の描き心地など違いは多くありますが、出来上がる作品の善し悪しは、結局は画家本人の力量の問題ですから、素材にこだわるのは、ある意味自己満足の世界ですので。
 と言いつつも、「良いキャンバスなら、良い絵が描けるんじゃないか?」なんて考えてしまうし、実際、良くできたエマルジョンキャンバスは、そう思えるほど、絵の具のノリも、筆運びも断然良いんですけどね。

 とりあえず今日はすっかり手放せなくなった「油彩画用ジェッソ」の話。
 発売から10年以上経っていると思いますが、「油彩画用」を銘打って出て来たジェッソはこれが初めてだったと思います。それまでもアクリル用ジェッソを使っていましたし、細かい成分までは分かりませんが、実際使った感じ、「アクリル用」と「油彩画用」の違いはほとんど感じられません。昔からアクリル用のジェッソを油用の下地に使っていた人は多くいたので、同じ物でも「油彩画用」と付けば、もっと多くの人が買ってくれる、というのが案外メーカー側の本音かもしれませんね。そう思えるほど、この2つの使い心地に大きな差異は感じられません。
 そうそう、ある人は、このジェッソを撹拌しながら油を混ぜて、エマルジョンキャンバスを作る、というのを聞いた事があります。

 さて、この油彩画用ジェッソの話に戻りますが、ちょっと貧乏臭い話をします。普段から「硬練り」を使っているのですが、実際刷毛で塗るにはちょっと硬すぎるので、いつも少々の水で延ばして使っています。「それなら最初から「軟練り」にすれば?」と突っ込まれそうですが、どちらも同じ値段なので、硬い方を買ってそれを水で薄めてのばした方が多く使える、という全く貧乏臭い理由で、硬練りを使っています。

 でももちろん、説明書きには「薄めると強度に問題が生じます」とありまし、実際そうだと思います。そこで少しでも強度を落とさないように、そして、エコ(ノミー)なのが、次の方法。使いきったチューブに水を4分の3ほどまで入れ、良く揉んだり振ったりしておきます。そして新しいジェッソを薄めるとき、ただの水ではなく、このチューブの水を使うんです。気休めかもしれませんが、固着するための成分が少しは溶け込んでいるような気もしますし、これならチューブの中もきれいになるので、ゴミとして出すときも気持ちが良いし。

 だからどうした?と言われれば返す言葉もありませんが、一度お試しあれ!



 引き続きウェブサイトに個展のDMを掲載しています。

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
   ウェブ企画展『公募展入選作品展』好評開催中!

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
   http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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