本場で食べる

気になったのはその形状と材料です。
写真をよく見ると下に「羽根」みたいのが着いてます。「座布団に座ったたこ焼き」です。制作過程を考えると
「どうしたらこうなるか」というのは分かりますが、
「なぜこうしたのか?」という理由については分かりません。
ちなみに中身にはタコの他にアスパラが入っています。(アスパラの粉?)妻は食べている時にアスパラの穂先にも遭遇しました。これも一つのアレンジなんでしょうね。
私自身、関西に引っ越してたこ焼きを食べた時は、正直驚かされました。それが特に美味しかったからではなくて、
「今までたこ焼きと思って食べて来たものとのギャップ」
それにびっくりしたのです。
それまで私の食べて来たものは「たこ焼きの材料で作った団子」とでも言えばいいのでしょうか?楊枝にさして持ち上げるとそのままの丸い形で持ち上がるような代物でした。
だから関西のたこ焼き屋で「中が熱いから気をつけて!」と言われて渡された時も、「出来立てだからかな?」ぐらいにしか思わず、油断して口に運んでしまい、口の中はおろか唇までやけどをしてしまいました。
持ち上げると形が歪むくらい中が柔らかく、とろっとしていたたこ焼き。材料は同じだからといって同じ物ができるとは限らず、ここで食べなければ、ずっとたこ焼きを誤解し続けていただろうと、その時、気づかされたのでした。
秋田と言えば私が思い出すのは「きりたんぽ鍋」。どこが好きかと聞かれれば美味しいお米でできたきりたんぽももちろん良いんですが、それ以上に「比内地鶏」を使ったダシが私は好きです。だから同じ理由で「秋田の芋の子汁」や、比内地鶏の入った鍋焼きうどんも好きです。
気が付けばあったまる食べ物が美味しい季節がそこまで来ています。寒いのも雪かきも好きじゃないけど、やっぱり冬が待ち遠しいですね。
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