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2008年9月の記事

2008年9月30日 (火)

初冠雪の翌日に/鳥海山登山、その2

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 「舎利坂入口」にたどり着いたのは(9時34分)
 ここまでもかなりの登りでしたが、ここからもさらに続きます。見通しが良い分迷う心配はなさそうですが、疲労感は余計に募ります。振り返れば雲海の彼方に、何やら背の高山の姿もチラホラ。「あれは岩手山かな?」なんて勝手な事を想像しながら、歩みを進めます。
 ここからは鎖場なのですが、それが無ければ登れないほど傾斜がきつい訳ではありませんが、万が一落ち始めたら、止まる事無く転がって行きそうです。ちなみにこの辺りから石畳のように登山道を整備しているのですが、これって下りの疲れた足には相当きついんですよね。

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 途中、分岐点の標識を見つけるも着氷によって、判別できません。
(9時55分)

 ふと周りを見わたしてみると、あちこちの岩に何か不思議な模様。

 これが「エビのしっぽ!」

 噂には聞いた事ありましたが、実物を見たのはこれが初めて。あまりの珍しさに必死で写真を撮り続けていましたが、ふと目に入った崖の裏側にまるでクジャクか尾長鶏のしっぽみたいな、巨大な「エビのしっぽ」を見つけてしまいました。

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 あれ、もしかしてここは・・・

 どうやら頂上に着いたようです。(10時03分)

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 正確にはここから目の前に見える上の写真の「新山」が一番標高が高いのですが、私が着いたのはそこよりも7メートルほど低い「七高山」という山でした。

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 これが七高山の頂上です。写っているのは私ですが、寒そうな周囲の風景に反し、前述通り、着ていたのは長袖Tシャツと長袖の前ボタンのシャツ、そしてジャージの3枚です。ちなみにジャージはここに到着してから羽織ったもので、登っている最中は着てませんでした。

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 先ほどの新山の麓には大物忌神社か御室小屋らしき建物も見えます。この手前辺りを一度下って、それからまた登ると新山に行く事ができます。しばらく迷いましたが、せっかくここまで来たんだし、天気もよくなって来たし、ということで行く事にしました。

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 七高山頂上から尾根づたいに3分ほど行くと左上のような大岩があって、そこの側に下りのルートを示す案内が立っていて、よく見ると鎖も見えます。その急坂を下り(上の写真右は今下って来た道です。)新山目指して登り始めますが、ルートが非常に分かりにくいんです。(10時14分)
かろうじて残っている踏み跡を頼りに登って行くと、大きな岩がただ積み重なっているような場所に行き当たります。

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 たぶんこの辺りが頂上?という所の手前まで来て、困りました。
(10時34分)
 ピークらしい岩の固まりがあちこちに点在しています。どこを目指したものやら、と考えていたら、二つのピークにところにそれぞれ男の人の姿があり、何か大声で話している様子。良く聞いてみると・・・。

「おーい、そっちに目印みたいな物あるかぁー?」
「無いみたいだけど・・・」
「じゃ、やっぱりこっちが頂上かな?」

 どうやらこの二人、私が辿って来た踏み跡の主のようなのですが、彼らももいざ上がってみたは良いけれど、どこがピークか分からない様子。例え印があったとしてもこの雪では分からないかもしれません。

とりあえず前進しようかとも思いましたが、何か急に足下もおぼつかなくなったので、引き返す事にしました。

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 何でもこの新山との谷間のどこかには噴火口もあったそうな(?)。その谷間に立ち、七高山の方を眺めると、いつしか空は晴れ渡り、白い雪山とすばらしいコントラストをなしてそびえています。
 その美しさに息をのみつつも、もう一度朝子に戻らなければならないのかと思うと、先ほど飲んだ息が、溜息となって戻って来ます。

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 再び、七高山の頂上に戻ったのは11時頃。「行きはよいよい、帰りは怖い」じゃないけれど、戻る方が精神的にも肉体的も大変でした。

 そこで昼ご飯を食べ、後ろ髪を引かれつつも下山開始!(11時25分)
 元来た道をひたすら戻るだけですが、すでに足は限界を超え、舎利坂を降りきった辺りで、足が上がらなくなって来ます。筋肉痛もピークとなり、足の筋肉がつり始め、歩き方を帰ると、また別の筋肉が突っ張る、といった感じです。それも麻痺して来ると、力は入らなくなり、急坂などは手とポールを使い、まさに「上半身で下山」するような格好になりました。

 一度途中で休んでみましたが、何の解決にもならず、帰って足がこわばるようで、ゆっくりでも良いから歩き続けた方が無難,という結論にたどり着きました。

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 来るときはずっと下に眺めていた雲海でしたが、帰りは「氷の薬師」辺りからすでにもやに覆われてしまい、視界は効くものの、頂上の様子も下界の様子も伺い知る事はできません。

 ボロボロになった足を引きずりながらようやく「祓川ヒュッテ」に到着。
(13時39分)
 無事、下山する事ができました。

 たぶん今年は最初で最後の鳥海山登山。疲労はピークに達していましたが、充実感はそれ以上であり、また自分の知らない雪景色を一つ手に入れられた達成感は何ものにも代え難いものでした。



 最後に一言。

 ここにある時間などのデータは、あくまでも個人的な記録ですので、参考程度ならともかく、鵜呑みにしないようにお願いします。
 また山自体の状況なども、これはあくまでも2008年9月29日のデータということをご理解の上、それを似たような他の日に当てはめて考えたり計画を立てたりしないようにお願いします。

 ここまで長のお付き合い、誠にありがとうございます。




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初冠雪の翌日に/鳥海山登山、その1

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 月曜日に登る!

 週間天気予報を眺めながら、数日前から決心していたにもかかわらず、そんな私の気持ちを知ってか知らずか、予定日前日の日曜日に、雲間から垣間見える鳥海山の頂上はうっすらと雪化粧。その日の夕方のニュースでは初冠雪の話題が・・・。

 鳥海山も初めてなら、雪山ももちろん初めて。しばらく悩みましたが、

 とりあえず行ける所まで行ってみよう。

 ということで、朝5時過ぎに家を出発。6時半前に矢島口の駐車場に車を止め、上を見ると、鳥海山がはっきりと見えます。ただその上空にはうす雲が広がり、またいつもの如く、晴天は期待できないような天気。まあ,雨や雪よりは良いか、と気持ちを切り替えて出発。(6時30分)

 竜ヶ原湿原を越えると、いきなりの登り。この辺りは雪の気配さえ無く、長袖シャツと長袖Tシャツの二枚重ねでちょうど良いくらいの暖かさ。ただ寒くないとは言え、道のあちこちに木の実を食い散らかした跡や見られ、獣たちは冬に入る準備を始めているような気配。

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 ひたすら低木帯の中を歩き続ける事40分、「賽の河原」に到着。(7時11分)
 この辺りまで来ると、時々、昨日の積雪の残りが見られます。ただ,気をつけていないと分からない程度ですが。ここまでも、そしてここからもひたすら登りが続きます。

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 賽の河原からさらに15分ほどで「御田」という所に出ます。(7時27分)
 ここは湿地帯の中に、幾つか沼が点在する様子から、そんな名がつけられているのでしょう。ここでもリンドウが健気に咲いています。

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 さらに登る事、20分「康ケルン」があります。(7時49分)
 このちょっと手前には「七ツ釜避難小屋」があり、この辺りは猿倉口からの合流点でもあります。低木帯から、開けた所を歩く機会も多くなり、こうなって来ると前に歩いた人の踏み跡が登山道を見つける助けになります。

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 木立の中でも雪が残っています。時々見える鳥海山の姿が徐々に大きくなって来ます。ただ天気は相変わらず良くありません。

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 頂上へ向かう別ルートとの分岐点である「康新道分岐」を過ぎ(8時08分)、登りは徐々にきつくなります。息が上がり、立ち止まって足下を見ると、突然の雪になす術も無い花たちが目に入ります。そしてふと後ろを振り返ると、眼下に雲海が広がっています。上空にはかすみのような雲。どうやら雲と雲の狭間をうろついているようです。

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 「氷の薬師」に到着しました。(8時51分)
 所々にあるペイントマーキングは、ほとんど白で書かれていて、雪の中で見つけるのは至難の業。ここまで来ると、もう踏み跡だけが頼りです。樹氷のように凍り付いた木々の葉は、まるで氷の衣をまとった天ぷらみたい。

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 ふと,立ち止まり耳を澄ます。あちこちから、何か小さなものが砕けるような、転げ落ちるような、何とも言葉では言い表せない奇妙な音が、あちこちに静かに、しかし止めどなく響いています。気が付けば、上空の雲が徐々に薄くなり、弱々しい太陽の光があちこちに降っています。そしてその光で少しだけ温められた樹氷が溶けているのです。

 私の耳に響いていたのは、氷の溶ける音でした。

 以降、「その2」に続きます。乞うご期待。




2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年9月29日 (月)

読売新聞、さらに続報。たまげた!!

 

驚きました!


 前述の記事を書いてから、読売新聞のウェブサイトにアクセスし、秋田県の所を見たら、な、なんと、

トップにカラーで掲載!!

 ビックリしちゃいました。

 秋田県以外の方、そんなに興味など無いかもしれませんが、もし時間がありましたらこちらから覗いてみて下さい。

 笑ってやって下さい。

 たぶん期間限定だと思うので、お早めに。

 読売新聞さん、重ね重ね、ありがとうございます。


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読売新聞、続報。そして鳥海山登山

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 いつもは早朝に書き込むんですが、今日はちょっとできませんでした。

 上の写真からもご察しの通り、本日、初冠雪してしまった鳥海山に登って来ました。

 往復7時間の道行きに躰はボロボロで、これ以上、更新する体力はすでになく,詳細は明日以降ということでご容赦下さい。ちなみに天気はおかげさんで晴れてくれました。

 それと昨日、予告しました読売新聞の件ですが、本日日帰り温泉のロビーで確認しました。

 凄いですねぇ。まるで地元の著名人のような取り扱いに、かなりビビってます。文章がちゃんとしている分、実物よりもずっと立派に見えてしまいます。

 本当は「値段は高くもないのに、ほとんど売れない絵描きだ」とか「入選はいっぱいしてるけど、入賞はたったの一度だけ」とか、「20年かかってやっと空の青が塗れるようになった」とか、そういった、マイナスの部分も付け加えてくれた方が、より本人に近くて、バランスもとれるのかも。

 そうはいってもやっぱり嬉しいもんです。

 当日来て下さった記者の方、そしてこんな立派な記事にしてくれた皆さんに心から感謝します。

 当日の展覧会もぜひ見に来て下さいね。




2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年9月28日 (日)

9月29日の読売新聞

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予 告 !


 先日お話しした取材の記事ですが、先ほど新聞社の方から連絡があり、明日の掲載が決まりました。

10月29日の読売新聞/秋田県版(?)

 ミニコミ紙やフリーペーパーならしばらく置いてありますが、新聞ですからもちろん明日限定ですので、興味のある方は是非どうぞ。

 秋田県以外の方ごめんなさい。著作権のある印刷物ですので、うかつにブログなどに掲載すると大変な事になりそうなので、実際の紙面は紹介できそうもありません。コピーの郵送とかもダメなのかな?

 読売新聞さん、ありがとうございます。あとは明日、大事件が起こらない事をただひたすら祈ります。



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自宅画廊化計画!

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 以前お世話になった、京都の画廊のオーナーさんにも、言われてたのですが、

「自宅ならタダで飾れるでしょう。実際そうしてる人もいますし」

 そんな言葉が頭の片隅にずっとのこってはいましたが、同時に「あまり現実的じゃないかな?」とも思っていました。

 ただ、家の前に看板を出してはみても、実際の展覧会はここではない全然別の場所という現実に、どこか違和感を感じつつ、何か手はないかと考えていたら前述の言葉がまた頭をもたげて来ました。

 そうやって家の中を見わたしてみると、これが結構いけそうな感じなんです。

 築30年以上の今住んでいる家は、昔の家らしく廊下が長く、玄関から居間を取り囲むように家の奥まで延びるその廊下に、小品なら14点前後は展示できそうな感じです。暗い所には先日のミニ個展で使ったクリップライトも利用して、仕方がないからワイヤーを吊って、裏の空き地なら駐車場にもなるし、なんて都合のいい事ばかり考えていたら、妻が一言、

「お茶とか出すの?」

 そうそう、秋田のおもてなしと言えば「お茶っことガッコ」(?)でしたっけ。地元でしかも自宅開催なら、来場者は当然、ご近所の方や知り合いの方がほとんどのはず。そうやって考えるとお茶も出さずに「見終わったら、ハイ、さようなら!」ともいかない現実に気づかされ、世の中そう簡単には物事は運ばないと改めて思い知らされました。

 やっぱり難しいかな。



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結局、こうなりました。

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 あの看板、結局、こんな風に使う事になりました。

 天気の良い日は家の前で、ひっそりと健気に宣伝活動を展開してくれています。もともと車も人通りも少ない所だし、展覧会自体もこの近所で行う訳ではないので、どれほどの効果があるのか。あまり期待はしてませんけど。

 そうそう、昨日の書き込みですが、「サタナビっ!」も「週刊エビス堂」も秋田ローカルテレビ局の県内限定の情報番組です。県外の人には全く分からない話で、失礼しました。

 さあ、そろそろ最後の追い込みです。

 そろそろ次の大作(大きな作品のこと)も描き始めなきゃ。

 次は何を描こうかな?




2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年9月27日 (土)

これ持って行ったんですが・・・

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 先週の「サタナビっ!」で今週の中継地は湯沢近郊らしい事が判明。番組内容から小安峡〜栗駒山近辺に当りを付け、早朝に自宅を出発。

 車を走らせて10分ほど、ダリア園の前を通った時、一台の中継車を発見!その車体には「ABS」の文字。

ちょっと違うけど、まあいいか

 「週刊エビス堂」らしい中継自体は観光くり園の方で行なわれている様子。

 遠巻きに見ていましたが、どうやってもテレビカメラには近づける余地はなさそう。という訳で今回はおとなしく引き下がりました。

 ああー、俺、何やってんだろう?

 やっぱり勇気がいるね?



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2008年9月26日 (金)

!WANTED!


W A N T E D !

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 「○○のお店でこのDM見つけたよ!」

 「○○のサイトにありましたよ!」

 「○○の本で見たよ!」

 そんな情報、ありましたら、ご連絡下さい。

私の知らない最新情報でしたら、懸賞があるかも?(冗談)

 このブログのコメント欄か、中野修一公式サイトの「問い合わせ」のページからお知らせ下さい。

 一報をお待ちしております。


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掲載情報、その4



 「あきたタウン情報」の今月号に載りました

 ただ見つけるのも大変なくらい小さな記事ですし、特に目新しい情報もありませんので、あしからず。
 ご掲載頂きありがとうございました。




2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 引き続き、個展情報に関しては

「take up!(テイカップ)vol.44」(サイトはこちら)

「輪 茶 007」(サイトはこちら)

「月刊あんどなう 10月号」(サイトはこちら)

「Aura版画工房」(サイトはこちら)

「ART man days」(サイトはこちら)

 などでも確認する事ができます。





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これ持って行って来ます!

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まだ、決心が付きかねていますが、もし心の準備ができたら、これ持って、明日出かけて来ます。

どこに?!

それはまだ内緒!って言うか、どこに行けば良いのかはまだ検討中、というか検索中。

行ったかどうか?結果はどうなったかはまた、後日、報告します。

 ああー、俺、何やってんだろう?

 けっこう勇気がいるね?それとも羞恥心?



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ガンバの冒険

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 図書館に行くとついついやってしまう事があります。そんな大それた事ではないし、自慢するほどでもなければ、余計なお世話と言われればそれまでの事。

 棚に雑然と置かれた本を、作家ごとに集めて並べ直す。

 ただそれだけの事。それも全部じゃなくて、気づいた所だけ。
 時々、分類棚を直すときもあります。よほど注意していないと「文(学)」と「小(説)」を間違える事があるようです。だから自分で探すときも、例え「小(説)」や「子どもの本のコーナー」に無くても、あきらめる前に、この「文(学)」の棚を探してみます。同じ作家でもエッセイのコーナーにあるかと思えば小説のコーナーにも会ったり。こんなとき検索PCも便利です。

 今日は、思わず音読させられるはめになった本のお話。

 冒険者たち

 斎藤 惇夫 作/岩波書店 刊

 この題名を聞いて首を傾げた人でも、「ガンバの冒険」と言われれば、分かる人も多いのではないでしょうか。ガンバと15匹のネズミが、ノロイと言う名のイタチとその群れに苦しめられているある島のネズミたちを助けに行く、という物語。


 読みながら「この設定、何かに似ているぞ!」と思いつつ読み進めて行くと、なるほど「七人の侍」なんですよ。群れを救うために助っ人を捜しに出かけ、気心の知れた13匹と、彼らとはある意味でちょっと異質な存在のガンバ。細部はもちろん違うけれど、大枠で似た所が幾つか見られます。

 じゃ、面白くないかと言うと、決してそんな事は無く、気の迷いでたまたま子どもの前で音読してしまったのが、運のつき。今はまっている「トムとジェリー」とのネズミつながりもあり、それから続きを読んでくれとせがまれる毎晩です。具体的に何が面白いのかは不明ですが。

 ただアニメの「ガンバの冒険」を見た事のある方なら分かるかもしれませんが、この中に出て来た敵役の「ノロイ」。このインパクトが強烈だったんです。その赤い目と不気味な笑い声がとても印象的で、イタチであるという前に、何か訳の分からない「悪の権化」みたいな存在として、それが画面に出てくるだけで、背筋に寒いものを感じていました。

 だから、本の挿絵だけを見ていると、「ただのイタチじゃん!」なんて突っ込みを入れたくなるくらい普通なんですが、実際文章を読んでみると、「悪の権化」の存在感はそのままで、その時の恐怖がよみがえって来ます。

 これで終わるとなんかホラー小説みたいですが、間違いなく「冒険小説」です。悪が恐ろしい分、正義が引き立つってことですね。

 機会がありましたら、是非どうぞ。




 今回も本の返却ついでにまた新しい本を借りてきました。

 ペンギンの憂鬱  アンドレイ・クルコフ 作 沼野恭子 訳/新潮社 刊

 別冊 図書館戦争Ⅰ  有川 浩 作/メディアワークス 刊

 ガンバとカワウソの冒険  斎藤 惇夫 作/岩波書店 刊
 


 読み終わってみて何かありましたら、感想でも書いてみます。






2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月25日 (木)

掲載情報、その3

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 本日付けで秋田県南各所で配布されました

「take up!(テイカップ)vol.44」

 こちらは掲載費はかかりましたが写真入りです。無料ですので見つけたらもらって行きましょう。ちなみにウェブサイト上でも閲覧する事ができますので、秋田県南以外の方はこちらからどうぞ。(現時点では最新号に更新されてませんでした。もう少しお待ち下さい。)

 それから「月刊あんどなう10月号」のマンスリーカレンダーにも一応載ってますが、写真などは着いていませんのであしからず。本屋さんででもチェックして下さい。

 ご協力いただいた方々、ありがとうございました。



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ふとした出会い?

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 一見、何の変哲も面白みも無い、空の写真。ほとんど毎日撮っていて、数えきれないほど撮り貯めた中の一枚に過ぎない写真。

 そんなまるで私の作品みたいにほとんど注目されないような一枚になるでした。

 でもそんな写真をサムネールで一枚ずつ流しながら見ていたら、「ふと」何かが目に止まります。なんだろう?と思って戻ってみるとその訳が分かりました。

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 空に白い→が浮いてます。

 ただそれだけの事なんです。

忙しい中、思わずこのページに立ち寄ってしまった方には申し訳ありませんが、

 本当にただそれだけの事なんです。

 北海道の山々ではとうとう初冠雪。

 だからという訳ではないですが、昨晩、とうとうシャワーで済ませていた入浴を湯船に切り替えました。

 朝も、そろそろ早起きには耐えられない寒さにもなって来ました。

 秋がそこまで来ています。



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取材がうちにやって来ました。

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 以前予告していた通り、昨日、読売新聞 大仙支局の方が自宅の方に取材にやって来ました。各新聞社に送った写真付きのメールが効いたみたいです。やっぱりできる事は積極的にやるべきですね。

 自宅取材はこれで3度目ですが、何度受けても緊張するものです。まだ自分の縄張り内(?)なんでいくらか楽ですけど。何が緊張するかと言うと、

その「とりとめの無さ」にです。

 今回の個展の話から始まり、作品についての制作意図や制作過程、そのジャンルなど、いわゆる順当な質問に始まり、場の雰囲気が和んで来ると過去の経歴みたいなものから、「なぜ秋田に来たのか?」とか「住んでみてどう思うか?」みたいなものにまで話は進みます。
 そんな風な世間話みたいな事を話しているうちに「こんなんで良いのかな?」という気持ちが頭をもたげて来ます。それは記者さんの質問が悪いとかじゃなくて、私の答え方がいつも遠回しだったり、横道にそれたり、脱線したり、脈絡が分かりにくかったりで、しゃべっているうちに、「こんなとりとめも無い会話でどうやったら記事になるんだろう」という軽い不安感が心をよぎるのです。

 もちろんそんな私の心配とは裏腹に、いつもちゃんとした記事になっているのです。やっぱりプロは凄いですね。

 ただ今回は個展に関する取材にもかかわらず、事前に自宅で取材を行なうという異例さはありました。いつもなら会場で記者さんに取材を受けながら、写真を何枚か撮られるというパターンが多かったので、今回はどんな記事になるのかとても興味津々です。

 掲載はもう少し後で、個展の時期になるそうです。間違ってもその時期に解散総選挙みたいな大事件が起きない事を祈ります。世間から見れば私の個展も作品も、吹けば飛ぶような軽い存在ですからね(ちょっと自虐的?)。わざわざ来て頂いた記者さんの苦労も報われないですし。

 取材に来て頂いた記者の方、お忙しい中、ありがとうございます。素敵な記事を期待しています。



2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月24日 (水)

電柱のある風景

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 何となく気づいてはいたんです。でもその理由は未だ判然とはしません。ただ結果としてこうなった以上、そこに何か理由がある訳で・・・・。

 何の話かと言うと

 モチーフのこと なんです。

 ブログの中に載せている空の写真をよく見ている方はひょっとしたら気づいているかもしれませんが、その写真の中に「もう一人の主役」みたいな顔でよく出てくるヤツがいるんです。それは・・・

 電 柱 なんです。

 空の写真を撮っていても、何となく脇の方に電柱をいれてみたり。その方が写真が落ち着くような気がするんです。何か人間の目線ぽく見えるからでしょうか?

 そして気が付けば今回、個展に出品する作品にも、そんな作品が多いんです。
「巨○願望」なんて冗談まじりでやらしいことを言う人も時々いますが、そういわれてみれば灯台や教会の塔を描いた絵も確かに多い事に思い当たり、自分でも笑いながら、背中で冷や汗かいたりしてます。

 雪景色の中の茅葺き古民家を描いたときもその真ん中に電柱がありました。それを見た妻は「無い方が良いんじゃない?」と言いますし、自分自身も無い方が「残したい日本の原風景」みたいで良いような気もするのですが、無いとやっぱり物足りないような気がして,やっぱりそのままにしました。
 電柱のある風景が一般的に美しいかどうかはともかく、これも今となっては、またまぎれも無く「日本の原風景」なような気がします。「残したい」かどうかは賛否両論わかれる所でしょうが。

 そしてケーブルのたぐいが全て埋設され、電柱が一本も無くなった日本の風景を想像した時、何かとても寂しさを感じずにはいられないのです。





2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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本場で食べる

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 写真に写っているのは、近所の道の駅で買ったたこ焼きです。鉄板の上にのっている訳は、残っていたのを晩ご飯のお好み焼きと一緒に温めようとしたからで、もちろんお店で買ったときは、ちゃんとたこ焼き機で作ってます。

 気になったのはその形状と材料です。
 写真をよく見ると下に「羽根」みたいのが着いてます。「座布団に座ったたこ焼き」です。制作過程を考えると
「どうしたらこうなるか」というのは分かりますが、
「なぜこうしたのか?」という理由については分かりません。

 ちなみに中身にはタコの他にアスパラが入っています。(アスパラの粉?)妻は食べている時にアスパラの穂先にも遭遇しました。これも一つのアレンジなんでしょうね。

 私自身、関西に引っ越してたこ焼きを食べた時は、正直驚かされました。それが特に美味しかったからではなくて、

「今までたこ焼きと思って食べて来たものとのギャップ」

 それにびっくりしたのです。
 それまで私の食べて来たものは「たこ焼きの材料で作った団子」とでも言えばいいのでしょうか?楊枝にさして持ち上げるとそのままの丸い形で持ち上がるような代物でした。
 だから関西のたこ焼き屋で「中が熱いから気をつけて!」と言われて渡された時も、「出来立てだからかな?」ぐらいにしか思わず、油断して口に運んでしまい、口の中はおろか唇までやけどをしてしまいました。

 持ち上げると形が歪むくらい中が柔らかく、とろっとしていたたこ焼き。材料は同じだからといって同じ物ができるとは限らず、ここで食べなければ、ずっとたこ焼きを誤解し続けていただろうと、その時、気づかされたのでした。

 秋田と言えば私が思い出すのは「きりたんぽ鍋」。どこが好きかと聞かれれば美味しいお米でできたきりたんぽももちろん良いんですが、それ以上に「比内地鶏」を使ったダシが私は好きです。だから同じ理由で「秋田の芋の子汁」や、比内地鶏の入った鍋焼きうどんも好きです。

 気が付けばあったまる食べ物が美味しい季節がそこまで来ています。寒いのも雪かきも好きじゃないけど、やっぱり冬が待ち遠しいですね。



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2008年9月23日 (火)

掲載情報、その2

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 今日も私の個展の案内をしてくださったブログを紹介。

 それは関西在住の高本万知夫さんのブログART man days

 その中で私の個展について大きく取り上げてもらいました。こちらを見ていただくと少しだけ出品作品の全容が垣間見れるかもしれません。

 このブログは関西で行なわれているいろいろな展覧会の紹介や感想、飼っているわんこの事などなど、すっきりと楽しく読ませてくれます。特に最近は造形作家である奥さんの「荒木啓子」さんの制作活動についての書き込みも多く見られ、普段なかなか知る事のできない制作現場の苦労話や裏話も伺う事ができて、興味深く見させてもらっています。
 是非一度尋ねてみて下さい。

 そして個展の紹介、本当にありがとうございます。



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時々、おむかえに行くと

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 近所の幼稚園まで歩いて10分弱。時々、子どもを迎えに行く事があります。

 玄関に並んで座っている子どもたちは、迎えに来た自分の親の顔を見つけると、そこから元気よく飛び出して来ます。
そのまま帰るのかと思いきや、カバンを親に預け、そのまま園庭で遊び始めます。最近は30分ぐらいで帰ってくれますが、長いときだと1時間以上友だちを見つけて遊んでいます。

 私と言えば、その間やる事も無く、日差しを避けるように木陰にあるベンチに腰掛け、その辺りを眺めています。するとそんな私の周りに、次の園バスを待っている子どもたちの集団が移動して来ます。もちろんじっと待っていられる訳も無く、先生に釘を刺されながらも、あっちフラフラ、こっちフラフラとしていて、まさに「糸の切れそうな凧」状態です。

 そんな中の一人の男の子が捕まえたトンボを誇らしげに、私の所に見せに来てくれます。その子とは、先ほどまで恐竜の話で盛り上がっていましたが、そこから話題は以前捕まえたカマキリの話へと移り、その流れでしょうか、おもむろに立ち上がったかと思ったら、私の背後にいたトンボを捕まえていました。

 それを私の方に見せながら、その顔に指を近づけると、「トンボにも口があるんだよ」と教えてくれます。よく見ると、エイリアンかプレデターかというようなグロテスクな口を、激しく開け閉めしています。
「口が動くと、羽もバタバタするんだよ」言われてみると確かにそうです。
「おじさん、知ってる?トンボって枯葉、食べるんだよ。」
「へぇ、そうなの?」と私が言うとその辺りに落ちていた枯れ葉を拾い、トンボの顔の前に持っていきますとそれをムシャムシャ食べ始めます。
「アリも食べるんだよ。」というと、今度はそばの花壇の中で見つけたアリを素早く捕まえ、「ほら、見て見て!」といってトンボの顔の前に持ってていくと、先ほどと同じように、アリの頭にかぶりついたかと思ったら、ムシャムシャとやり始めました。
 その食べる様子にさすがの私もちょっと引いてしまいましたが、周りの子どもたちは不思議そうに興味津々の目でそれを眺めています。

 そしてそんな子どもたちの様子を、私も不思議そうに眺めています。





2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

2008dm

 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
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2008年9月22日 (月)

掲載されました!


 9月21日発行の非営利フリーペーパー「輪茶」に個展の案内がDM付きで掲載されました。やっぱり写真入りはいいですね。秋田市内の各所に置かれているそうです。気が付いた方は手に取ってみて下さい。ちなみに「輪茶」のウェブサイトでも見る事ができます。いきなりそのページまで飛びたい方はこちらからどうぞ。

 それから青森を中心に活動している版画作家さんの「Aura版画工房」のウェブサイトにも掲載されました。「contents」からサイドバーの「告知」と進んでいくと見つかります。こちらはDMをお送りした青森の方のご尽力とご厚意によって実現しました。

 こんな風に誰かが、自分のために何かしてくれているっていう事を感じる時、とても幸せな気持ちになります。この場を借りて、恐縮ではありますが、心より御礼申し上げます。

ありがとうございます。

 個展まで残された日はわずかですが最後まで頑張ろうと思います。



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主役のいない物語

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 アメリカの大手証券会社の破綻や事故米のニュースのおかげで、すっかり影を潜めてしまった自民党総裁選。
 マスコミ主導で勝手に盛り上がっていただけで、冷静になって考えてみれば、誰かが総裁(=総理大臣)になることよりも、倒産のような「次は我が身?」的な事件の方に自然と興味が向くんでしょうね。

 今日は巷で静かなブームとなっている本を読んでみました。

蟹工船

 小林 多喜二 作/ほるぷ出版 刊

 蟹工船とは、沖に出て、カニを捕りながら同時にそこで缶詰など作っていく加工船のことで、この本はその船の中で働く人々の物語です。


 といっても特定の主人公がいる訳ではなく、出てくる人物にも特定の名前がほとんどありません。名前ではなく「監督」「船長」「学生」「坑夫」などその人の生い立ちや、今の身分を表す言葉で呼ばれる人たち。個性が薄められている分、ここで起こる悲惨な出来事は、個人に降り掛かる不幸というよりも、その集団に起こった「出来事」として感じられます。

 ただの「人の群れ」だったものが虐げられる中で、「集団」という意識に目覚め、やがて意志を持ち、次第に「組織」へと成長していく物語。所々にはさまる、妙に人間臭い描写や、北の海の様子を表す鋭い表現がこの物語をよりリアルなものに感じさせてくれます。

 現実に起こっている茶番劇みたいな選挙よりも、この作られた物語の方がずっとリアルに見えるのは私だけなのでしょうか?


2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月21日 (日)

取材がうちにやって来る。

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 ダメもとで、各新聞社の秋田支局に個展の案内のメールを送っています。一昔前なら、DMと作品写真を用意して封書で送る、という具合でしたが、今は写真貼付の原本を一つ作れば、後は宛名をかえて送信ボタンを押すだけ。楽な時代になりました。
 もちろん郵送している所もありますが、その際も写真をCD-Rに焼いて送ったり。写真にしても、デジタルデータに変換してさえ置けば、いつでも好きな時に焼き増しOK。絵の写真は良く歪むんですが、それもデジタルならあっという間に補正できます。経費も時間も節約できます。その分何かを置き忘れて来てるんじゃないかと、ちょっと不安にもなりますが。

 そんな広報活動のおかげで、今週、とある新聞社の方がうちに取材に来る事になりました(アトリエ片付けなきゃ)。詳細は掲載が確定してから、また報告しますが、実を言うとこの新聞社、3年前の京都での初個展の時も、(2段抜き?ぐらいの)大きな会場風景写真入りの記事を掲載して頂いた事があり(もちろんその際は京都支局ですが)、何となく縁のある会社だったりします。

 DMの写真みたいな作品を見た人の多くに「環境問題との関わり」を尋ねられます。描いた当人に全くそんな意識がないので、いつも答えが遠回しになって、結局「何となく思いついたから描きました」みたいな、記事にするにはインパクトの弱すぎる間抜けな答えしか返せません。それでもいつも記者さんの表現力のおかげで、上手い具合に書いてもらってますが。

 今回は事前の取材なので、会場風景などもありません。そんな中でどんな風に取り扱ってもらえるのか、今から興味津々です。

 後は取材から掲載の日まで、秋田県内で大事件が起こらない事を切に願うのみです。

 床屋に行った方が良いかな?



2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月20日 (土)

ピノキオ公園

08092001


 先日、家族で秋田市に出かけた時に立ち寄ったのが、このピノキオ公園。正式名の「御所野総合公園」からも分かる通り、某巨大ショッピングモールの裏手、秋田テルサと言う施設の隣にあるだだっ広い公園です。

 ここにある巨大"一部"木製遊具が上の写真です。建坪で言えば、私が知る限り最大級に近いんじゃないでしょうか?うかつに子ども一人で遊ばせると、どこに行ったのか探すのがけっこう大変です。

0809200308092004
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 ローラー滑り台から、思いつく遊具のほとんどが網羅されている感じで、極めつけは、ハンドルを回して動かすトロッコまで付いている事。屋内ならともかく野外の遊具に併設されているのはあまり見た事がありません。近くには小川も流れ、天気の良い時はそこでも子どもたちが遊んでいるようです。

 ただこの遊具、一つ気になる事があります。

痛みが激しいんです。

 去年も来たのですが、その際も「ささくれた木が多いなぁ」と思いつつ遊んでいたら、案の定、子どもがトゲを刺してしまい、毛抜きを買いにショッピングモールまで走ると言う事件がありました。

 今年もその辺は改善されておらず、塔の一部の屋根の板がずれたり、全部外れていて、その下に入れなかったり。遊具の一部も撤去されていました。

 雪に閉ざされている期間も長く、雪害による老朽化は致し方ないと思いますが、やはり作った以上は、ちゃんと毎年きれいに直して欲しいと思います。その施設の大きさ故、「もう一度,あそこで遊びたい」と思っている子どもは多いはずです。
 野山を駆け巡る機会もほとんど無くなってしまった現在、決して子どもの遊び場が多いとは言えない秋田で、安心して遊べる遊び場がいつまでもそこにあって欲しいと思っているのは、うちの子だけじゃないと思います。



2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
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     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月19日 (金)

個展の事、その1/DMについて

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 個展までそろそろ1ヶ月。ちょっと気が早いかもしれませんが、本日より個展終了までブログの方にもDMを掲載しておこうと思います。

 で、今日はそのDMの話。

料金の話

 DMはいつも長野県にある印刷会社さんにお願いしています。けっこう手広くやっている会社のようで、知ってる方も多いんじゃないでしょうか。
 今回はミラーコート/片面のみフルカラー/500枚で8820円。これが安いのか高いのかは分かりませんが。
 ちなみに添付ファイルの形での完全デジタル入稿で、入稿から発送まで4日間ですから、ほぼ1週間以内に手元に届きました。

いつまでに作るの?

 今回、DMが出来上がって来たのは8月12日頃。個展の開催日から逆算すると2ヶ月以上前です。

 「ちょっと早すぎない?」という声が聞こえて来そうですが、これはプレスリリースとの関係があるんです。

 雑誌、ミニコミ紙、フリーペーパー等のメディアの多くは25日以降の月末に発行されます。すると26日に終了する個展の場合、10月の号では間に合わず、9月の号に載せてもらわなければなりません。
 そして9月の号の原稿の締め切りは遅くとも9月10日頃、早い所では8月中に閉めてしまいます。

 そう考えると、遅くとも8月末にはDMなどの宣伝媒体がある程度そろっていなければ、勝負にならないという訳です。

 さらに言えば9、10、11月は、イベント情報激戦期間なので、よほどのインパクトが無ければ、写真付き掲載なんてあり得ません。

 ある画廊は火曜休みの水曜初日でした(一般的には月曜休廊、火曜日初日)。でもそのおかげで新聞等の「今日の催し」みたいな欄に載る際は、競争率がとても低く目立つ上に、写真等が掲載される確率も高くなる訳です。

 私みたいに、妻の親戚以外にほとんど縁もゆかりもない土地での「初めての個展」となると、黙っていても見に来てはくれません。善し悪しはともかく、少しでも声を大きく宣伝しなければ、と思いつつ、同時にその声に負けない作品を並べなければ、「次回はないぞ」と恐怖する、今日この頃です。

 現時点での掲載予定は

月刊アンドナウ(タウン誌)
take up!(フリーペーパー)
輪茶(フリーペーパー)


掲載を決めて頂いたこれら3誌の編集部の方々にはとても感謝しております。

8社ほどに資料を送りましたが、良い返事を頂いたのはこんな所です。前途は厳しいです。



2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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2008年9月18日 (木)

ブクブク膨らむ・・・!/コーヒー豆

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 正確には「ごはん」の話じゃありませんが、我が家の食卓ってことで、今日はほぼ毎日飲んでいるコーヒーの話。

 そもそもの始まりは間違って買ってしまった事。「この豆、美味しくブレンドできました」と聞いてしまい、(色と?)欲に目がくらんでしまい、残り最後の一つを買った所までは良かったのですが、家に帰ってよくよく見ると・・・

 豆のままでした・・・。

 とりあえず手に取って、豆を眺める事しばし。改めてこの豆を挽いている事を実感するひと時。いつもお店では目の前で選んだ豆を挽いて、飲ませてもらっているのですから、別に今更驚く事でも、感慨に耽るほどの事でもないような気もするのですが。

08091801 我に返って、対応策を検討します。

 うちにミルはない!

 お店に行って、挽いてもらおうか?

 あっ、もしかして・・・

 バーミックス!!!

 そういう選択肢もあるか、ということで早速試してみます。
08091802 家にあった手持ちタイプのフードプロセッサーの事を思い出し、それに「スーパーグラインダー」というアダプターというか装置を着けて、挽いてみると結果はこんな感じです。とりあえず挽けましたが、ちょっと荒めです。挽く時間を長くしても,あまり変わりませんので、これでコーヒーを入れてみます。
08091803 まずは蒸らし、
 と思ってお湯を少しだけ注いだら・・。

 粉の時とは比較にならないほど、豆が大きく膨らんできます。
08091804 ドンドン膨らんでいきます。

 辺りに広がる香りも、今までよりもずっと強くふくよかです。気が付けば粉で買っていた時には経験できないほどの豊かな香りに包まれていました。

 豆の粒が大きいせいか、やっぱり味はちょっと薄め。でも複雑さと香り高さは今まで以上でした。

「災い転じて、福となす」と言った所でしょうか。この後の洗い物が大変になったのは仕方がない事ですが・・・。



 引き続きウェブサイトにも個展のDMを掲載しています

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

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2008年9月17日 (水)

三日連続で握りました!

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 この三日間、おにぎりを握り続けました。一回の量はコメ2合から3合程度なので、それほど多くありませんが、私の40年近いの人生の中で、こんなに続けておにぎりを作ったのはたぶん初めてだと思います。

 別に家族の多いお母さんたちにとっては、決して珍しい事でもなければ、ブログに書き込むほどの事ではないんでしょうけどね・・・

 日曜日は子どもの運動会で。といっても幼稚園の運動会は昼前に終了するので、お弁当ではありません。朝の食が細い子どものために、食べ易いおにぎりにします。中身は梅おかか。

 月曜日はおにぎりもって鳥海山の麓の竜ヶ丘湿原の散策に持っていきます。といってもお昼まで子どもと母親で市民会館に映画を見に行っていたので、それを食べたのは移動中の車の中。この日の中身はたらこと梅おかか。

 そして昨日の火曜日は、秋田にお出かけしたので、その昼食に。中身は焼きシャケでした。おにぎりを握ったらそのまま朝食の準備。私って一体何?と思いつつせっせとおにぎりを握りました。

 三日目ともなると要領もだいぶんつかめて来ます。左手には玉にしたご飯をのせて、その左手でおにぎりの厚みを調整しつつ、上からかぶせた右手で角を整えながら、両手の間で小刻みなジャンプと回転を繰り返し、三角形に握っていきます。とどめにのりをつけて完成です。

 あれっ、ひょっとして今日の朝ご飯も、ひょっとして残り物のおにぎりですか?そういえば冷凍してありましたよね。



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ウェブ企画展、終了しました!

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 去る9月15日に私のウェブサイト上で行なわれておりましたウェブ企画展「公募展入選作品展」を終了させて頂きました。ほぼ2ヶ月間の間、たくさんの方にご覧頂き(?)大変感謝しております。

 なお、サイト上の扉は閉じましたが、このブログの中に企画展会場への入館のためのキーを残してありますので、もう一度ご覧になりたい方は、そのキーを探して入館して下さい。

 サイト上の「展示室」にこの企画展で好評をいただいた作品を引き続き展示しましたので、そちらの方もご覧下さい。

 ここしばらくは10月の個展準備に向けて、いよいよ忙しくなって来ますので、企画展の方はしばらく休ませて頂きます。

 なお次回は、サイト上でその10月の個展を再現したいと考えておりますので、乞うご期待下さい。

 その個展ですが、そろそろDMの方を発送しようと思っていますので、そちらの方ももう少しお待ち下さい。



 引き続きウェブサイトにも個展のDMを掲載しています

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

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 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。




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2008年9月16日 (火)

鳥海山下見/矢島登山口へ

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 ジャングルの向こうにそびえる怪しげな山・・・ではありません。これは矢島登山口から見える鳥海山の姿です。

 写真では分かりにくいようですが、よく見ると同じくらいの高さの山が2つ重なっているようにも見えます。詳細はもう少し近づいて見ないと分かりませんが、とりあえず今日はお預け。今回は家族で来ましたので、この矢島登山口に広がる竜ヶ原湿原を散策します。

 目の前に鳥海山を眺めながら、駐車場を出ると「散策道」の立て札に沿って右に折れます。近くに立っていた絵地図を見た感じでは、湿原のヘリを歩いていく道なのかと思いきや、道は低木帯の中へ入っていきます。

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 五分ぐらい歩くと「展望台」の表示があり、右に入ってそちらに向かうとコンクリーで固めただけの小さな高台があります。そこに登ると眼下ににかほ市や由利本庄市の向こうに日本海を望み、さらにその向こうには男鹿半島とその先にそびえる寒風山の姿もありました。空気が澄んでいれば、栗駒山や太平山も見えるとか。ちなみにこの展望台は「鳥海山」を望むための物ではないようです。もちろんここからでも見えますが。

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 散策道に戻って再び歩き始めると、またこんな場所もあります。低木帯の木をよく見ると、どんぐりの実がなっています。この道の周りの気の多くがどんぐりの木で、探さなくとも目に入って来ます。
 こんな不思議な木の実も見つけました。

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08091610 展望台から15分ぐらいは以前低木帯が続きます。もうすでに秋だというのに、いろいろな花が咲いています。特にリンドウは今頃が一番の見頃のようで、あちこちに咲いています。そしてこのリンドウが見え始めた頃から、少しずつ湿原に近づいているようです。
 やがて登山道と駐車場(正確には祓川ヒュッテ)への分岐点にたどり着き、そこから左に折れていくと視界が開け、湿原に出て来ました。

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 湿原と言っても高層湿原なのか(詳細は不明。勉強不足ですいません。)そんなに広い訳ではありませんが、この湿原があるため、この辺りには大きな樹もなく、何の障害物もなく鳥海山を眺める事ができます。
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08091613 咲き誇るリンドウを眺めながら、湿原の中を通る木道を歩いて、祓川ヒュッテにたどり着くと、ここが終点。ここまでのんびり写真を撮りながら歩いて約1時間。大人の足で普通に歩けばもっと早いでしょう。あちこちに下界では見られないようなお花も咲いていて、子どもを連れた散策にはちょうどいいかもしれません。

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 眼下にはもうすぐ稲刈りが始まりそうな、黄色い田んぼが見えています。最近の季節外れの暑さで、すっかり忘れていましたがすでにもう9月も半ば。温かな中にも冬の気配は確実に、すぐそこまでやって来ているようです。

<アクセス>

 いろいろな道筋はあると思いますが、今回は湯沢市内から西馬音内をとおるコースで行きました。フォレスタ鳥海をひたすら目指し、そこまで1時間弱。そこからさらに15分ほど奥へ走ると竜ヶ原湿原の駐車場につきますが、この15分ほどの道はかなり狭く2台すれ違うのが大変という場所もあり、運転に自信が無く、車も大き過ぎるよ、という方はよくよく考えてから行った方が良いかもしれません。下りのスピードの出し過ぎにも、くれぐれも注意してください。



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2008年9月15日 (月)

酸っぱいブドウ

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 前にも話しましたっけ?うちのぶどうの話。

 うちの小さな畑に小さなブドウの木があります。今年もたくさん実をつけくれて、家族3人では食べきれないほどのぶどうができています。袋をかける以外は、あまり手入れもしていないので、商品になるようなきれいな実の付き方はしてませんが、でも一粒の大きさは、かなりな物です。

 肝心の味の方ですが、手入れをしていない割には、けっこうイケてる味です。決して甘くはないんです。ちょっと酸味が強くて、その分甘さ控え目です。「もうちょっと甘い方が良いね。」なんて言いながら食べています。

 でもこのちょっと酸っぱいブドウを食べながら思う事。それは「最近の果物って甘過ぎない?」っていうこと。

 子どもの頃は、甘くないと言って、食べ残す事もありました。でも今はそんな事が無いくらいどんな果物も甘いような気がします。ちょっと不自然なくらい・・・。

きっと品種改良のおかげなんだと思います。昔みたいな当たり外れもほとんどなく、皆一様に甘い果物たち。しかしその影でどこかに追いやられてしまっている、酸味や渋み。それ自体が果物の味を彩るアクセントだったかもしれないのに。
 酸っぱければ酸っぱいと文句を言い、甘ければ甘いで、甘すぎると不平を言う人間のただの身勝手なのかも知れません。

 でも少なくともこの甘酸っぱいブドウを食べていると、遠い昔に置き去りにしてしまった何かを思い出させてくれるのです。二度とそこには戻れない寂しさと、そして儚さとともに。



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2008年9月14日 (日)

パネルに布貼り。その2ー完成へ

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 先日のキャンバス量産中の続き。

 パネルも完成し、今日はいよいよ綿布を貼っていきます。

 用意する材料や道具は上の写真の通り。ちょっと分かりにくので説明すると、

 綿布
 膠水
 チタン白
 ムードン/下地用白亜(炭酸カルシウム/胡粉でもOK)
 その他:刷毛、ヘラ、はさみ、ボール等

08091401[1]
綿布を裁断します。

 綿布は裏までかかる大きさで裁断します。ただし木枠からはみ出ないように。

08091402[2]
布を貼るための「のり」を作ります。

 膠水の容量(10)に対し、
 チタン白(3)
 ムードン(7)

 これらをダマが無くなるまで混ぜます。量はあくまでも目検討で、きちんと測った事はありません。瓶か何かを一つ用意して、定規で目盛りでも付けておけば良いかもしれません。容積の比率が分かればいいのですから。


08091403[3]
「のり」をたっぷりと塗ります。

 布をのせる前に乾かないように、たっぷりと塗って下さい。

08091404[4]
こんな感じです。

 側面はこの段階では塗りません。表面だけ塗って下さい。

08091405[5]
ヘラを使って綿布を貼ります。

 上下左右を均等に振り分けるように布をのせたら、ヘラを中心から外側に向かうように動かし、中の空気を抜きながら、シワを伸ばしながら、きれいに貼っていきます。
 推奨はゴムベラですが、こんなヘラでも十分にOK。ベニヤ板の角を落として使ってもできます。

08091406[6]
布の四隅を切り落とします。

 パネルをひっくり返して、四隅を切り落とします。耳を残しておくと後できれいに仕上がります。
 以前、布を貼る前に四隅を裁断して、貼った時の水分で布が伸び、角が合わなくなった事がありました。それからは四隅を落とすのは、表面を貼ってからにしています。

08091407[7]
布の四隅を貼り込んでいきます。

 側面と裏面に「のり」をたっぷりと塗ります。1面ずつ塗り、布を貼り終わったら、次の面、という風に塗ります。

08091408[8]
ヘラを使って貼っていきます。

 表と同じように、軽く布を引っ張りながら、空気を抜くようにヘラで貼っていきます。
 側面を貼ったらそのまま裏面まで貼ります。
 写真では忘れてますが、最初に耳から貼っていった方が良いです。

08091409[9]
これで一面クリア!

残すはあと三面です。布の折り目が弛み易いので注意して下さい。

08091410[10]
貼り込み完成!

もう一息です。

0809141108091412
08091413[11]
全体に「のり」を塗っていきます

 貼り込んだ布の上から、もう一度「のり」塗っていきます。全体にしみ混むように、まんべんなく塗ります。

08091414[12]
天気のおかげで、3時間ほどで完全乾燥

 ムードンは被覆力が弱いので、こんな風に下の印刷が透けて見えます。
 ここから下地を塗っていきます。

08091415[13]
下地材を塗ります。

 膠水の容量(10)に対し、
 チタン白(6)
 ムードン(4)

 今度は被覆力バツグンのチタン白を多くした物を塗ります。側面と表面だけで、裏面には塗らなくても良いです。

08091416[14]
塗り終わった直後はこんな感じです。

 一度縦に塗ったら,次は横に、という具合に刷毛目を交差させて塗っていきます。もちろん乾いてからです。二度目が十分乾いたら、サンドペーパーをかけて、表面を研磨してから、3度目を塗って下さい。かなり平滑な画面が出来上がります。お好みに合わせて、このペーパーがけと塗装を繰り返してください。

以上で完成です。何かご質問等ありましたら,コメント欄でお尋ね下さい。長々のお付き合い、誠にありがとうございました。

なお参考にしました文献は以下の通りです。
 絵画技術入門/佐藤一郎 著/美術出版社 刊



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 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。




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http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  
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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年9月13日 (土)

パネルに布貼り。その1

08091301


 先日のキャンバス量産中の続き。

 パネルに綿布を貼っていきます。

 今日はまず支持体のパネル作りから。用意する材料や道具は上の写真の通り。何気なく左横の方に落ちている木切れも使います。

08091302[1]
木枠に木工用ボンドを塗って、ベニヤ板を貼ります。

 木工用ボンドは端まできれいにのばします。
 市販のパネルの方が楽ですが、この木枠を利用した方が、手間はかかりますが、強度が圧倒的に強く、布貼りによるよじれ等はほとんど出ません。
 板を貼るときは木枠の裏側を使います。こちらの方がフラットです。間違ってもキャンバスを張る側には接着しないで下さい。

08091303[2]
圧着して、ボンドが乾くのを待ちます。

 アルミクランプを使います。その際、当て木をする事もお忘れなく。
 クランプを持っていなかった時は、圧着のためガンタッカーでパネルと木枠を固定しました。ただ、しっかり打ち込まないと頭が飛び出して、布張りでも消えなかった事もありました。
 それさえもなかった時は、大きめのテーブルを逆さにして、さらに重しをのせて圧をかけました。


08091304[3]
圧着完了。

 目安ははみ出したボンドが白からほぼ透明に変わっていたら完了です。
 涼しい時ならボンドが乾ききるのに一昼夜かかりますが、この暑さですと6時間ぐらいで乾きました。

08091305[4]
カンナをかけて端を揃えます。

 もともとベニヤ板を少し大きめに裁断しているので、ここで端を揃えます。このとき、少しだけ角(木口?)も落としておいて下さい。その方が作業もし易いし、仕上がりもきれいかな?でも落とすのは「気持ち程度」で十分ですのでくれぐれも落としすぎないように。
 その後全体にサンドペーパーをかけて表面を平滑にしておきましょう。


08091306ここでちょっと問題発生。

 一見、ただの溶けた膠水にも見えますが、実を言うとこれ、冷蔵庫から取り出したばかりの膠水なんです。通常はゼリー状に固まっていて、湯煎でもしなければ液状化しないのですが、膠水自体が腐敗し始めると、冷蔵庫内でも液状化します。
 まだ完全に液状化していないのでギリギリセーフですが、腐敗が進行すると固着力が無くなり、目止め等の効果も無くなりますので十分注意して下さい。


08091307[5]
この膠水で目止めを施します。

 塗ってみると分かるのですが、ちゃんとした膠水なら、刷毛で塗ってから、木地が塗れ色に変わるまで、少しタイムラグがあります。この膠水がダメだと、塗ったそばからたちまち塗れ色に変わります。
 ちょっとヤバいような気もしますが、この上に布も貼るので、とりあえず今回はこのままで行きます。

08091308[6]
側面や裏側にも膠水を塗ります。

 この辺りまで布を貼り込みますので、ここまで塗っておきます。こちらは乾くのに一昼夜置きます。
 乾いたら、木地全体が毛羽立っているはずですので、これをサンドペーパーでこすって、平滑にしておいて下さい。

これでパネル作りを完了です。次はいよいよ、綿布貼りと地塗装です。

次回をお楽しみに!



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2008年9月12日 (金)

ただいまキャンバス量産中!

08091201


 ただいま、キャンバス量産中であります。

 「この時期にどうしてですか?」

 よくぞ聞いてくれました。そろそろ出品作品を決めていかなきゃ、と思いつつ、作品をピックアップしていくと・・・

 あれっ、ずいぶん地味だなぁ。

 今の所、メインになる大作の方はそこそこ人目も引くし、カラフルでこそありませんが、十分インパクトもあると自画自賛しています。

 ところが小品となると、曇り空に雨降り、寒そうな雪景色に今にも枯れそうな花。何か地味で目立たないですよね。

 もともとそんな派手な作品を作っている訳ではないのですが、正直、小品は売れなきゃ困る訳で、何が売れるかは全く分かりませんが、とりあえず「これなら売れそうかな」なんて下心付きで描かなきゃならないって言うのもあるんですよね、正直に言うと。

 下世話な話で大変恐縮ですが、そんな本音もある訳です。もともと描きたいと思ってしまえば、花だろうが動物だろうが、描いてて楽しい訳で、そこに苦痛はなく、思った以上に上手くかけたりすると逆に嬉しかったりもします。

 そんな訳で私の個展は、いつも統一感がありません。静物画あり、風景画あり、心象風景もあり、動物がいたり。難しいテーマなど考えて描いた事もないし。その一方で「これ描いてみたい!」という物はドンドン見つかります。節操もこだわりもなく、移り気な私なんですね、きっと。

 そんなんだから、自分の絵についてあまり難しい事を聞かれても、正直上手く答えられません。だから「どうしてそれを描いたんですか?」と尋ねられても答えは一つしかありません。

「それが描きたかったから」

本当にこれじゃ答えになってませんね。ハ、ハ、ハ(汗)



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不思議な図鑑。編集者の意図は?

 厳密に言えば「図鑑」なのですが、子ども向けの本ということでこのカテゴリーで書きました。

 もう1年ぐらい前の話なので、本の名前等は忘れてしまいましたが、その日もいつものように、子どもと図書館で借りて来た車の図鑑を見ていました。本としては図鑑というよりもムック本に近い形態なのですが、まあ図鑑と言っても良いでしょう。お決まりのように「じょうようしゃ」「はたらくくるま」など項目ごとに車が分類されています。

 読んでいて何となく違和感を感じたのは、乗用車のページを見ているときです。クーペやセダン、ワゴンに軽、日本車に外車。読み進めているうちにある事に気づき、子どもにことわってから、もう一度最初のページから見てみると・・

 後ろ向きの写真が多いんです!

 普通、何かを紹介する本なら、前から写真を撮るでしょう。ところがページの中の半分ぐらいの写真は、みごとに車の後ろ向きの写真なんです。ポルシェの妙に丸みを帯びたテールとか、スカイラインの丸いテールランプみたいな特徴的の物ならともかく、「なんでこの車のテールを見なきゃダメなの?」という物まで実にたくさんの後ろ向きの写真が掲載されている訳です。
 確かに「この車ってこういうオシリしてたんだ」なんて思いながら見ていた往年の名車もありましたが、ひょっとしたら生まれて初めて手にするかもしれない自動車の図鑑がこんなんでは、ちょっと問題ありかなとも思います。大人だって背中や足ばかりのアイドルのグラビア写真集を見て喜ぶ人はきっと少ないと思います。

 一度、たまたま昼寝をしなかった日の夕方に、子どもとこの本を見ていたんですが、探し物がなかなか見つからず、とうとうヒステリーを起こして泣き出してしまった事があります。普通の時ならとても楽しめる本ですが、眠そうなときや、疲れているときは見ない方が良いかもしれません。

 編集する側はどんな事を考えながら、この本を作り、世に送り出したのでしょうか?疑問は尽きません。
 そんな大人の抱える疑問とは裏腹に、子どもはけっこう喜んで見てましたが・・・



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2008年9月11日 (木)

今日借りた本は


 今日は長い休み明けの図書館に、本を返却に行って来ました。で、いつもは「クリスマスに読みたい絵本」とか「夏休みに読みたい本」みたいなテーマを決めてフェアーをしているコーナーがあります。(コーナーと言ってもテーブルを並べているだけですが。)そこに今日も何やら本が開いて並べてあります。ただポップ等が見当たらず、「何のコーナーだろう」と近づいてみると・・・

 無惨に破れている本や、ページを切り取られたり、線を引かれたりと、見るも無惨な本たちが並んでいます。
「ボロボロになって返って来た本」というようなテーマでも付ければ良いでしょうか、そんな本たちがたくさん並んでいました。
「ライン引き」された本には私も良く出会います。読んでいて最初は、気になる名言や、ちょっと言い回しのかっこいい台詞や、教訓的な物で、善し悪しはともかく「まあ、チェックしたい気持ちも分からんでもないなぁ」なんて思っていたら、いきなり過激な性描写にもラインが引いてあって、このラインを引いた人の意図が図りかねない、なんて事もありました。

 破損に関しては、絵本なんかでも良くある、誤って破いちゃったとか、おかしこぼしてくっついちゃったみたいのから、明らかに引きちぎった物やページ数を確認しなければ分からないほどきれいに切り取られた物など、明らかに何らかの意図が働いている悪質な物もありました。
 ただあえて言わせてもらえば、図書館の管理にも問題があるんじゃないか、と思える物もあります。図鑑や画集みたいな本は特にそうなのですが、年月とともに劣化して今にもページがとれそうなのにもかかわらず、そのまま貸し出しているのですから。事前にチェックしていれば起きなかった落丁も少なくはないような気がします。

 もちろんそれ以前に借りる側のモラルもありますが。ただ自分がたまたま借りた本が壊れていた時に、「壊れていました」というのもけっこう勇気がいるんですよね。例え自分に何ら過失がなかったとしても。

 今日も本の返却ついでにまた新しい本を借りてきました。

 カラフル  森 絵都 作/理論社 刊

 犯人に告ぐ  雫井 脩介 作/双葉社 刊

 冒険者たち  斎藤 惇夫 作/岩波書店 刊
 


 蟹工船  小林 多喜二 作/ほるぷ出版 刊

 読み終わってみて何かありましたら、感想でも書いてみます。



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自民党による、自民党のための人気投票

08091101

 いつも不思議に思う事がある。

 それがこの「自民党総裁選挙」

 昨日はNHKのゴールデンのニュースに五人の総裁候補の方々が出演になっていたご様子。出る方も出す方もご苦労様です。その他のニュースやメディアでも、この話題で盛り上がっているようで、ネット上では予想合戦まがいの物もあったりもします。

 しかしこの総裁選、冷静によくよく考えてみると

「自民党の、自民党による、自民党のための選挙」

 我々一般市民にはどうやってもかかわる事のできない選挙なんです。もちろん、衆議院の第一党ではありますし、「自民党総裁=内閣総理大臣」なのだから、盛り上がるのは仕方がないのですが。

 だいぶん前の話になりますが、小泉さんが二度目(?)の総裁選に選挙で勝った時に、とある番組のニュースキャスターが、大層な熱気を混めた声で

「公平な選挙で勝った・・・」「国民が選んだ・・・」

 と言い放ったのを聞いてから,強く違和感を持つようになりました。

「日本国民である自分は、誰にも投票してないぞ!」

 しかしある意味マスコミが先導にたって煽り、まるで解散総選挙のように盛り上がってしまったこの熱気の中で、多くの人が自分も参加したような 錯覚 にとらわれているようです。ここに自民党員の思惑は反映されても、国民の思いは全く反映されてはいません。この総裁選に投票する自民党員の頭の中を多く締めているのは「国民の未来」ではなく「自民党の将来」ではないでしょうか。何故なら彼らの仕事は「国を良くする」以前に、まず「次の選挙に勝つ」ことなのですから。

 そんな民意のカケラも反映されない、

「自民党の、自民党による、自民党のための人気投票

 そんな物にマスコミが先導にたって、踊らされているのではもうどうしようもありませんね。



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たまには、ちゃんと

08091102


 以前、制作日記風にして紹介した、キャンバス作りですが、ああいう事も今ではほとんどやりません。色々理由はありますが、一番大きな理由は上の写真みたいな代替品があるからです。キャンバス張りから最後の後片付けまでの労力を思うと、膠塗りもなく、ただチューブを絞って塗って、道具は水洗いでOKなら、ついついそちらに手が出てします。もちろんその後の描き心地など違いは多くありますが、出来上がる作品の善し悪しは、結局は画家本人の力量の問題ですから、素材にこだわるのは、ある意味自己満足の世界ですので。
 と言いつつも、「良いキャンバスなら、良い絵が描けるんじゃないか?」なんて考えてしまうし、実際、良くできたエマルジョンキャンバスは、そう思えるほど、絵の具のノリも、筆運びも断然良いんですけどね。

 とりあえず今日はすっかり手放せなくなった「油彩画用ジェッソ」の話。
 発売から10年以上経っていると思いますが、「油彩画用」を銘打って出て来たジェッソはこれが初めてだったと思います。それまでもアクリル用ジェッソを使っていましたし、細かい成分までは分かりませんが、実際使った感じ、「アクリル用」と「油彩画用」の違いはほとんど感じられません。昔からアクリル用のジェッソを油用の下地に使っていた人は多くいたので、同じ物でも「油彩画用」と付けば、もっと多くの人が買ってくれる、というのが案外メーカー側の本音かもしれませんね。そう思えるほど、この2つの使い心地に大きな差異は感じられません。
 そうそう、ある人は、このジェッソを撹拌しながら油を混ぜて、エマルジョンキャンバスを作る、というのを聞いた事があります。

 さて、この油彩画用ジェッソの話に戻りますが、ちょっと貧乏臭い話をします。普段から「硬練り」を使っているのですが、実際刷毛で塗るにはちょっと硬すぎるので、いつも少々の水で延ばして使っています。「それなら最初から「軟練り」にすれば?」と突っ込まれそうですが、どちらも同じ値段なので、硬い方を買ってそれを水で薄めてのばした方が多く使える、という全く貧乏臭い理由で、硬練りを使っています。

 でももちろん、説明書きには「薄めると強度に問題が生じます」とありまし、実際そうだと思います。そこで少しでも強度を落とさないように、そして、エコ(ノミー)なのが、次の方法。使いきったチューブに水を4分の3ほどまで入れ、良く揉んだり振ったりしておきます。そして新しいジェッソを薄めるとき、ただの水ではなく、このチューブの水を使うんです。気休めかもしれませんが、固着するための成分が少しは溶け込んでいるような気もしますし、これならチューブの中もきれいになるので、ゴミとして出すときも気持ちが良いし。

 だからどうした?と言われれば返す言葉もありませんが、一度お試しあれ!



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2008年9月10日 (水)

登ってみたいですね。こんな天気の日に

08091002


 昨日の月を写しました。最近手に入れたデジカメでデジタルズーム(×12)での撮影です。この写真はトリミングしてさらに拡大したので、モワレが見えますが、そのままサイズでならそんなに気になりません。ちなみに前の方のページの中にも時々デジタルズームの写真が入ってますが、ほとんど区別できません。

 私が最初のデジカメを購入した頃は(8年前)にもデジタルズームはありましたが、モワレありのシャギーありので全く使い物にならず、ずっと「切」になってました。気が付けばそのカメラもそのままでは1ギガバイトのメモリーカードに対応せず、ファームウェアーをダウンロードして書き換える、なんて荒技までこなしてましたが,最近はストロボがつかなくなりました。新しいカメラが来た事を知ってか知らずか、少しずつ調子が悪くなって来ます。

08091001 話題がタイトルからだいぶん離れていきましたが、ここで修正。最近鳥海山がきれいに見える日が多いです。先日なんか、あんまり雲の多い日だったにもかかわらず見えていたので、びっくり。初夏や盛夏の頃は晴れてたって見えなかったのに。

 そうなるといてもたってもいられません。一度、子どもを背負って鉾立口からは登った事はありますが、その時は鳥海湖まで。いつか頂上まで登りたいと思いつつも、けっこう時間がかかるのもあって、結局今まで登らずじまい。

 ただ、最近分かった事によると祓川の方から登ると、もう少し時間が短くてすむという話。おまけに湯沢からならこちらの方が断然近いし。

なんとか年内には登りたいなぁ、と思いつつも、まだもう一歩が踏み出せない私でした。



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2008年9月 9日 (火)

恐ろしや、物忘れ・・・

08090901


 今朝も早くから、ブログを書こうとパソコンに向かう。「今日は○○について書こう!」なんて思いながら、パソコン内のアルバムで写真を選び、掲載用にリサイズしてから再保存。自分のブログにアクセスし、写真も貼付け、「さあ、書き込もう」と思って、キーボードをパンチしようとしたその刹那、指が止まる・・・

 あれっ(汗)!

 何書くんだっけ?

 え〜っと(汗、汗)!!

 全然、思い出せません。

 ・・・・・(汗、汗、汗)!!!

 焦る心とは裏腹に、どこかに消えた記憶は、すでに深い闇の中。もう手は届きません。

「探しているときは見つからない。」

 そんな経験ありませんか?私はよくあります。こんな風にこれからやろうとしている事が,頭の中から飛んでしまう事も、よくあります。これも一つの「老化」なのだから仕方ないのかもしれません。ただやるせないのは、「何かを忘れた」という事実を憶えている事です。それさえも忘れてしまえば、ある意味問題はないのですが、忘れてしまった事を憶えているからこそ、悔しくもあり、思い出そうと焦りもするのでしょう。

でも忘れてしまった事自体を忘れるようなら,いよいよ末期症状かもしれませんね。



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2008年9月 8日 (月)

また一つ終わりました。

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 昨日7日に新潟市で行なわれていた『雪梁舎フィレンツェ賞展』が終了しました。
 ご覧頂いた方、ありがとうございました。しばらくお休みしてから、今度は東京で移動展もあるそうです。期間は短いですが、そちらもよろしくお願いします。近くなりましたらまた告知致します。

 なお、私のウェブサイト上ではしばらく公開しておりますので、そちらの方もご覧下さい。



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カジュアルアーツフェスタ、再訪

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 再び行って来ました、「カジュアルアーツフェスタ'08」
 午前中はあいにくの天気みたいでしたが、午後3時過ぎに出かけたときは、ほら、ご覧通りの青空で、日向に出るとちょっと汗ばむくらいの陽気になりました。仲小路辺りの駐車場に車を止め、早速歩き始めました。

 あれからどんな風に雰囲気が変わったかなぁ、なんて期待しながら通りを歩いてみると・・・

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 初日頃に来た時よりもずっと『アート』な雰囲気が出てました。人通りも多く、「フェスタ」という感覚が伝わって来ます。
 そんな事を思いながら、ウィンドウなんかを眺めていると、突然、

 プッ!プッーッ!

 車のクラックションでふり向くと、歩いていた人のすぐそばに車が・・・。危うく事故になりそうでした。

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 毎日とは言わないまでも、せめてこの土日ぐらいは歩行者天国にしてくれたら良いのにと思います。せっかく気軽に見れるように工夫しているのですから、仲小路という通りそのものを視覚的にも、普段とはちょっと違う空間にしてくれたら良いんじゃないかと思います。ウィンドウに作品がある事に気づかずに歩いている人も多く見受けられました。

08090811 前回も書きましたが例え「カジュアル」重視だったとしても、やっぱりそれをアピールしない事には素通りされてしまいます。視覚的にも工夫し「異空間に迷い込んだ」みたいな動機付けを最初にしておけば、もっと注意して周りを見渡すんじゃないのかな。それと各駐車場の出口にもマップが置いてあると良いですね。

 そんな事を考えながら、メイン会場へ向かいます。人の流れを見ていると、ほとんどの人はそちらを目指して歩いているような感じです。

 そのメイン会場では、アート雑貨を中心とする展示即売会とジャズフェスティバルが開催されていました。
 昨日の今日で暗く怪しい雰囲気の方にすっかり慣れてしまった躰には、ちょっと日差しがきつくて健康的すぎるような気もしますが、それは嗜好の問題なのでさておき、こっちはある程度、「ちゃんと音楽を聞こう」みたいな感じで盛り上がっていました。
08090814

 アートフリマ(?)の方は、学生や素人が出す夜店というよりも、みんな普段からお店をやっていて、その延長で出店しているみたいです。
08090813だから商品の飾り方見せ方もとても上手なので、素人がポッと行って、その辺の紙に適当にポップを書いて貼付けるみたいなやり方では、逆にチープすぎて浮いちゃう感じでした。
 良い意味でも(そしてちょっとだけ良くない意味でも)整理され整然とした空間で行なわれているお祭りでした。

 普段はあまり気にせずにいるのですが、こういう所に来て改めて見てみると、私が思っていた以上に秋田の中にも、こういったお店や、こういった仕事をしている方が実に多く、またそういった物や人に関心のあるお客さんが多い事に驚かされます。そしてそういった風土の中でなら「多くの人に見てもらえる」とか「多く売れる」ということは、作家自身のやる気次第で何とかなるのかもしれません。逆に言えば、作品が良くもなく、面白くなければ誰も見向きもしないということなんですかね。



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2008年9月 7日 (日)

追伸、その2 MIDORI MATSURI

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 あそこに集まった人たちの熱気とけだるさが、もう一度、夏を呼び戻したんじゃないかと思わせるくらい、暑い一日でした。

 それでも昼過ぎ頃から、空のあちこちに夕立でも降らせそうな怪しい雲が立ち上っていました。

 何のかんの言っても、例え石ころや絵葉書が売れなくても、けっこう楽しめました。ただ座っているだけの時間が長かった私と、音楽に合わせて踊っていた人たちとは、違う楽しみ方ではありますが、こんなイベントだからこそいろいろな楽しみ方があって良いんでしょうね。

 これってきっと大学祭のノリなんだろうな、と思います。私自身そんなに熱心でも積極的でもなかったけど、この妙に「眠いけど、寝るのがもったいない。」みたいな感覚って、まんま大学生のノリだよね。そんで行き先もなく、夜明けのドライブに出発したりしてさ。
 なんか気持ちだけは20年近く前の自分に戻ったみたいです。あいにく体の方は40代のままで、その辺がどうにもやるせないですが。

 夜の8時を過ぎた頃には、雷とともにこの辺りでも雨が降って来ました。ひょっとするとお祭りの会場の方でも、雨に打たれたんじゃないでしょうか?そんな中でもみんなきっと盛り上がっていたんでしょうけどね。永遠に終わる事のないパレードみたいに・・・。

 そうそう、地元の人に聞いたんですが、あの辺の警察はとっても勤勉らしく、朝早くからでも酒気帯びの検問とかするそうです。朝帰りの皆さん、帰りは十分気をつけて。そしてくれぐれも事故のないように。

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雪梁舎フィレンツェ賞展の展覧会が始まりました!(〜9月7日)
  雪梁舎美術館(新潟市)のアドレスはこちら

  http://www.komeri.bit.or.jp/setsuryosha/



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2008年9月 6日 (土)

追伸、その1 MIDORI MATSURI

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 40歳を過ぎて、久々のオールナイト。最も前回のブログを書き終え、昼飯を食べ、最後の力を振り絞ってテントを返しにいった直後に撃沈しましたが・・・

 そんな私を支えてくれたのが、彼が時々いれてくれたスペシャリティ・コーヒーのカフェイン・マジック(と勝手に名付ける)。
 さすがにちょっと飲み過ぎて・・・なんて思った時に、何気なく口にしたのが、彼のお店にいつも並んでいたビスコッティ。
 一口食べて、絶句!!

 ・・・これって、コーヒーに合う・・・

 話によれば、子どものおやつとして作ったものだそうですが、これが実にコーヒーと合うんです。これを食べた後に飲むコーヒーはもっと美味しくなるような気がして、また一口、コーヒーを飲んでしまう、そんな感じでしょうか。

 何気なくひっそりと置いてあるお菓子たち。今度お店に行かれたら、ぜひどうぞ。ごまクッキーもお薦めです。



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そこは桃源郷?MIDORI MATSURI・・・

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 もうすでに時計は19時を過ぎている。国道342号線を途中で折れ、街灯もまばらな狭い山道に車を進める。辺りはすでに獣たちの時間。

 行けども行けども人の気配はおろか、動物の姿さえ見当たらない。いつしか辺りを照らすのは車のライトと弱々しい星の光だけ。同じブースで出店のカフェのマスターと地図を確認しながらも、疑心暗鬼のまま車を進める。

 そろそろ引き返そうか,なんて話をしていたら・・・

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 突然、大音響とともに眼下に写真のような光景が広がる。ちょっとした安堵感とともに、また別の種類の不安が心をよぎる。

あ、怪しい・・・。

 この手のイベントに参加した事のなかった私にとっては、この雰囲気に当てられて、思わず後ずさり。マスターも右に同じな様子。

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 このままでは呑まれてしまう・・・すでにシグナル・レッドの我々は、この雰囲気にテンションを合わせるため脇目もふらず、アクセル全開でお店を設営。一度、フリーマーケットを経験した事があったおかげで、道具等の不足は無し。

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遅まきながら20分ほどで設営完了。マスターは早く追いつこうと、一心不乱でハンドミルでコーヒー豆を挽き始め、私はできる範囲で怪しさを演出しようと、手持ちのろうそくにせっせと火をつけて、準備は万端。ビールや焼き物には敵わないものの、コーヒーも善戦しました。

 しかし、いくら不便な場所でおつりが確保しづらいのも分かりますが、生ビールもジュースもワインもカレーも、どれも版で押したよう「500円」というのはいかがなものでしょうか?それに比べれば赤字覚悟の一杯200円のコーヒーは、良心的だったと思います。まあお祭り価格ですからね。ちなみに私の方で売れたのは石一個だけですよ。締めて200円なり。

08090605 参加しているバンドというかアーティストたちや、その場にたむろする人たちの多くは、アフリカ風と言うか、レゲエ調と言うべきが、どことなくちょっと異質で、大都会ならともかく、湯沢や十文字、秋田市内でさえ、彼らとすれ違えば、明らかに異質な雰囲気を持った人たち。でもそのすべてが「個性的」である訳ではなく、「異質さ」さえもそれが何かの模倣であれば、それは決して「個性的ではない」ということを教えられました。と同時に個性とはその人の表層ではなく、内面から発せられるオーラみたいなものだということも。

 そんな異質な彼らの多くは、せっせとそれを求めると同時に、心のどこかで「日本的な何か」をどこかに捨てたり、置き忘れたり、無理して消そうとしたり、そんな風に見えることがあるのです。そんな姿を見ていると、以前読んだ「コンタクト・ゾーン」(篠田節子 
著)の中の「日本からの難民」みたいな言葉の意味が、前よりも少しだけ分かったような気がします。それが良いとか悪いとかじゃなくてね。何かちょっと寂しいような気がするんです。どんなに頑張っても日本人のルーツはやはり日本人?なのかな?

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 私たちはコーヒーの神の手による「カフェイン・マジック」とも言えそうな目に見えない不思議な力で、この夜一睡もする事なく、朝を迎える事ができました。清々しい湖畔の朝でしたが、ぼちぼち起きて来た人たちの中に、「夜明けのコーヒー」を求める姿はほとんどありませんでした。今にして思えば、みんなそれぞれにこだわりがありそうな人たちで、「美味しいコーヒー」よりも「自分の流儀にあったコーヒー」を求めているのかもしれません。

そんな様子に、戦意を喪失したのか、一気にモチベーションの降下した我々は日の出とともに、来た時と同様、早々と荷物をまとめ、その場を去りました。

 荷物を満載した車を走らせ、カーブを二つ三つも曲がってしまえば、さっきの喧噪とは裏腹の、いつもの森が戻って来たように、辺りは落ち着きを取り戻し、遠くの山々に霧が立ちこめているのが見えます。そんな私たちの背後のどこかには、今も夢のようなお祭りに興じている人たちがいるのです。
 そこを少し醒めた気持ちで立ち去ってしまった私は、もう一度戻りたいと思っても、二度とそこには戻れないような気がします。「桃源郷」の如く、例え祭りは永遠に続いていようとも。あるいは子どものときの夢を忘れてしまった大人のように・・・。

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みどり祭本日まで開催中!興味のある方は是非どうぞ!

 引き続きウェブサイトに個展のDMを掲載しています。

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



雪梁舎フィレンツェ賞展の展覧会が始まりました!(〜9月7日)
  雪梁舎美術館(新潟市)のアドレスはこちら

  http://www.komeri.bit.or.jp/setsuryosha/



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

  
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  
ウェブ企画展『公募展入選作品展』好評開催中!

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年9月 5日 (金)

もうすぐ終了!

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 昼の暑さはともかく、夜は幾分過ごしやすくなった今日この頃。今日は夕方から隣町の大柳沼という所にあるキャンプサイトまで行ってくる予定です。

 そろそろ9月の上旬も終わろうとしていますが、私のウェブサイトの上で現在行なわれています

 公募展 入選作品展

 10日後の9月15日をもちまして終了する予定です。まだご覧になっていない方は上のタイトルをクリックしてご覧下さい。スライドショー形式になっていますので、一度始まると最後まで自動で見る事ができます。最後にはおまけのコーナーもありますので、コーヒーでも片手に閲覧下さい。なお、ここに掲載されている作品の一部は、この展覧会終了後、同サイト内の「展示室」の方に、引き続き展示する予定です。

 この後の企画展に関しては個展が終わるまではお休みします。個展が終了しましたら、残念ながら、来場できなかった方のためにウェブ上で個展会場を再現しようと思います。といっても大層なスキルはないので、今回のスライドショーみたいな形式になるとは思いますが。



 引き続きウェブサイトに個展のDMを掲載しています。

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 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



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  http://www.komeri.bit.or.jp/setsuryosha/



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2008年9月 4日 (木)

走り抜けた!

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 市内の図書館は10日まで長期休館。もちろんその間は貸し出しもお休み。
 昨日見たテレビ番組の図書館特集で紹介された図書館は、どこも明るくて、こぎれいで居心地良さそうな空間でした。あれなら図書館に行く楽しさも倍増でしょうね。最も本に集中してしまえば、どんなガワでも気になりませんが。

 そうそう、先日本屋さんで「池袋ウエスト・ゲート・パーク」の最新刊を見つけました。まだ続くんですね、この本・・・。好きだから嬉しいんだけど、あんまり続くと「サザエさん状態」になるんじゃないかな?まあ、それでも良いけどね。
 今日は久々にちょっと重かった一冊を紹介。馳星周以来かな、こんな感じ。

疾 走

 重松 清 作/角川書店 刊

 表題の通り「人生を駆け抜けた少年」の姿を描いています。「駆け抜けた」といっても492ページ上下段の内容ですから、その駆け抜け方は半端ではなく、途中何度も手をつかまれ、足を引っかけられ、押し倒される。そこまでくるか?と言ってしまいたくなるような様々な出来事に足下をすくわれながらも、何度も起き上がりその人生を走り抜けていこうとする物語。


 前半は「孤独」「孤立」「孤高」について問いかけ、

 後半からは「からっぽ」がキーワードとなる。

 こういう生き方が良いのかどうかは分からない。でもこういう生き方を選ぶしかなく、そしてそれを自ら選んだ少年。
 どんなことがあっても結局は「優しかった」少年。彼が言う所の「帰る」場所は、すでにそこにはなかった。なぜなら、物理的には移動できても、時間までをさかのぼることはできないのだから。

 それでも少年はきっと帰ることができたんだと思う。たぶん

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2008年9月 3日 (水)

防災訓練?

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 花のお江戸では、9月1日に大規模な防災訓練があったようです。なんでも米軍まで借り出されたそう。まあ、いざと言う時に備えておくことは、大事ですからね。

 そんな関係なんでしょうか、昨日は、この辺りでも、上の写真みたいなヘリが、市内上空を何度か旋回していました。

08090303 まあ、ヘリコプター自体はそんなに珍しくもないんだけど、そのヘリコプターを眺めていたら、音もなく近づいて来たのが、右のジェット機。ヘリの音にかき消されていたとは言え、視界に飛び込んでくるまで、その存在を全く認識できませんでした。

 この飛行機自体もそんなに珍しい物ではないのかもしれませんが、珍しいのは
大きく旋回しながら、何度も上空を飛行していた事でしょうか。普通なら一回通り過ぎたら終わりなんですけど。おまけに横向きに飛んだりしていて、乗客を乗せていたのなら、一緒に横向きにされてさぞかし具合が悪かったと思います。

 そんな事を思いながら眺めている人が下にいる事など、我関せずと言った風に、その二機はほとんど時を同じくして、視界の片隅に消えていきました。

 そうそう、昨晩、また地震がありました。大きくはなかったけれど、ずいぶん長い間揺れていました。



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2008年9月 2日 (火)

もうどうしようもない

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 寒くなったと思うとまた暑くなる。暑いと思って油断すると、再び寒くなる。9月ってそんな季節だったでしょうか?

 おかげで子どもは、再び発熱。のどの奥が真っ赤で、白い膿みたいなものまでくっついています。私の扁桃炎のときとまるで同じ。しばらく、喉の痛みはとれないんじゃないでしょうか?楽しみにしている運動会が近いだけに、少々心配です。

08090201 そんな具合の悪くて、幼稚園のお休みのときの必須アイテムがDVD。

妻がいるときは、子どもの面倒はそちらに任せる事もできるのですが、そうじゃないと時は私の出番。仕事をしながら適当にあしらっていると、そのうちに起きだして遊び始め、再び具合が悪くなる。そんな事の繰り返し。

 仕方なく、子どもの好きなビデオやDVDをみせることになります。手抜きだし、教育上よくないと言われれば何も言えませんが。

 子どもが好きなビデオがそんなにたくさんある訳でもないので、そうなると頼りになるのは、全国展開している近所のレンタル店。品揃えも多く、料金も手頃な上、その上いろんな特割りもあるので、新作じゃなければ、手軽に借りれるのが良い所。

 ・・・しかし大きな問題が一つ・・・。

 実に傷物が多いんです。ただの小さな傷なら何も問題ありませんが、現状はそうも言っていられません。見れないんですよ、これが。どうしたらこんな傷がつくの?と思うのは私だけではないと思います。時として、無惨に削られた表面のプラスチック屑の端っこが、そのままくっついてるなんてことも。

 普通の映画なら見れないほどひどい傷にあたった事はありませんが、子どもが好きそうなDVDに傷物が多いようです。最近借りて来た「トムとジェリー」にもそんなのがあったし、「ウルトラマン」のシリーズや乗り物関係のDVDにも多く見受けられます。ひょっとすると子どもに扱わせているせいかも知れません。

 私の経験上、忙しい中で、返却分をその場でいちいち検品するのは確かに難しいし、例え見つけたとしても「あなたがやりましたね」何て言うのは、その後の展開を考えるとまず無理かな。

 しかしそんな自分たち不手際を棚に上げて、クレームを付けると返す刀で「レンズが汚れていると、そういうことも起こるんですよね」とおっしゃるのもどうかと思います。おまけにクレームをつけたDVDが、何事もなかったようにそのまま棚に戻っているのも気分の悪いものです。

 借りる方もいい加減なら、貸す方もいい加減という所でしょうか?



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 もしご覧になって「これならうちのお店に置いても良いですよ」という方ありましたら、ご気軽にメール下さい。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、折り返しこちらから連絡させていただきます。

 連絡、お待ちしております。



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2008年9月 1日 (月)

ミニ・イーゼル、完成しました

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 先日、途中経過を紹介したミニ・イーゼル、とうとう完成しました。

 ご覧の通り、DMをおくのにピッタリ、っていうか、他の使い道は考えていません。ぎりぎりSMのキャンバスぐらいはのりますが、かなり不安定ですのでお薦めはできません。

 たいした役に立つものでは決してありませんが、皆さんもお一ついかがですか?

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『今日から9月。』

 そう聞くと、例えどんな残暑の厳しさも、いつの間にかあちこちに散らばってしまっている"ある気配"をかき消すことはすでにできず、私は残り香のようなわずかな気配を感じる度に心が静かになります。

秋はもうそこまで来ています。知らぬ間に、私たちのすぐ後ろに・・・



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